深夜に『海獣の子供』を観てくる。きみ波でお腹いっぱいだったのでどうしようか迷っていたのだが、観なければいけないという義務感もあり、そんな時間にやってるっていうのがチャンスだったので。深夜なのに結構人が入ってましたな。18日終了らしいのに。
ああしまった大好物じゃないかこれ。制作体制を見るに、かなりの大作扱いなのだが、オレ的にぴったりハマるメジャー系とはちょっと遠めの魅力満載。
まず最初からして行間読め的な演出で、これが後半に行くと考えるな感じるんだ的な方向へタイトに移動し、もうなんだかわけわからんけど画面の迫力で押し切っちゃえっていう強烈な流れでいろんな意味でお腹いっぱい。
とにかく作画がすごいので、そのためだけに買う価値ありなのだけど。環境ビデオとして流してもまったく問題ないくらいすごい画面なので。ただ、その作画の緻密さがそのまま演出にもなっていて、流し見するにはもったいないとも思うわけです。一コマずつ舐めるように観ても全然飽きないくらいのクオリティ。造形に意図が込められてたりしてなんかすごい。すごすぎ。
ただほら考えるな感じるんだなので、最後の方がいろいろ考えると辛い部分が。原作がそうだってのもあるんだろうけど、親御さんのくだりがどうもなあとか思っちゃったりするわけですよ。原作は連載だから、読む側は時間を置いたりページを置いたりして物語中での状況の経過を想像できたりするわけですが、アニメはそのまんま流しちゃうわけで、そこらへんがどうも。いやまあ、些細なことといえばそうなんだけど。
なんにせよ、とにかくあの作画の情報量の洪水に浸りたいがためにもう一度行きそうな勢い。あれは普通のテレビ画面じゃダメですわ。
起きて昼飯に寿司食いに行ったら、お腹壊れて大変大変。明日ちょっと夕食食べに某所に行くのになー。うーん。
夕飯はお風呂に行ったので、その近所にある中華屋さんでチャーハン。名物だったらしく、ちょっと凝ってましたな。ここに行こうと言ったのはナノで、ヤツの勘に感謝だ。ラーメン系も澄んだスープで実際スープが大変美味だったので、次はラーメン行ってみたいと思ったりする。
『きみと波にのれたら』の方ももう一度行きたい。あの映像の作る気分は結構ハマるよ。ヤバイよ。
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