月別アーカイブ: 11月 2016

11/30 ナノの下校時間

 また間違って。今回は家にいたので、とりあえず迎えには行けた。本当は一人で帰ってこられるんだけど、そこはそれ。
 ナノを連れ帰った後、カミさんの言ってた通り床屋に連れてった。その間に食い損なってた昼飯。カレー。時間も短くて済むし、量も十分だし。
 実際、食べ終わってすぐに戻ると、すでに散髪はほとんど終わりそうなところだった。セーフ。

 戻って、ちょっと喉が痛いのでのど飴買うのと、借りてたDVDを返送するのにちょいと出る。洗濯物を干したまんまで、しかも今日は夕方あたりから降ってくるという話だったが、その辺は目をつぶる。
 ファミレスで仕事。短い時間で済まそうと思ったのだが、預けた原稿の直しやってたら時間を食ってしまった。いろいろ準備しておかねば。

 戻って三毛の世話から風呂、夕飯の準備のコンボ。夕飯はチャーハン。長粒米を茹でて、あとは普通にチャーハンにする。具はあんまりないので、残ってたしらす干しと薄切りのボンレスハム、ねぎ、あわび茸と卵で。
 カミさんが遅いのでナノに先に食べさせ、寝かせる。それからしばらくしてカミさんが戻ったので、もう一度チャーハン。こいつは時間差で同じものが作れるので助かる。仕上げはナンプラー。クセが強いので、ナノには普通の醤油。
 後、カミさん用に昨日の鍋の残りの出汁、具を使って一緒につつく。汁物がわり&残飯処理。ナノは鍋とかあんまり好きじゃないので出さなかった。一緒なら出して様子を伺うのもありなのだが。子供の好みって突然変わるしね。

11/29 決めたかも

 太極拳、ちょっと離れてるけど中国の先生がやってるの、合いそうな感じ。問題は月謝だが。週1、2回で月5000円くらいまでなら。なんか無理な気もするが。逆に1回2000円とかなら、月一にしてスポーツクラブを続けるって手もある。
 とにかく上の技術というか、さすがに中級レベルは何を目指すべきかくらいは知っておきたい。あと、陳式教えてくれてるのでそれも。
 どっちみち大会に出るとかが目標じゃないんで、時間はいくらかかってもいいし、最後まで到達できるなんて思ってないのでまあほどほどに。ただ、今のままじゃ綺麗な型を上品にこなすのをループし続ける感じなんで。そりゃあ、まるで何も知らない人も相手にしなきゃならんわけで、講座はどうしてもループしがちになるし、基礎的な準備運動なんかやってたら人が来なくなるから、いまみたいなやり方になるのわかるんだけど。
 そろそろ新しいところも見てみたい。
 まあまだ連絡もとってないので、そもそもいつそっちを見に行くのかも決まってないわけだが。

 昼飯は寝てたので食わず、かわりに夕方に軽食。ナノが駅前の学童に行ってるので、カミさんが遅いのと、いい肉の日なので駅前のチェーン店の方の焼肉屋へ。チェーン店じゃない方は当然ながら入れません。まあ、火力の弱いロースターでは、あのいい肉が台無しなんで、あそこまでして行こうとは思わないんだけど。それでも肉は素晴らしいが。
 ちょっと注文しくじって、500円ほど損をする。抜かった。
 戻って、カミさん用のいい肉の日鍋を準備し、ナノを寝かせたところでカミさんが帰ってきた。いい肉の日鍋は豚ばら肉を軸にたら、白菜、豆腐、えのき茸、しいたけを昆布出汁で炊いたもの。たらはちゃんと霜降りにしたので臭みはでなかったぞ。

11/28 せつやくをこゝろがけてゐます

 買いに行くのも面倒だし。そのくせファミレスでえらく遣ってたよなあ。
 というわけで、夕飯は昨日の再利用。
 まず、ナノには残った鳥もも肉(一応ブランド鶏)でネギまとつくねもどき(味付けがハンバーグ)としゃぶしゃぶ用豚ばら肉巻いたのを。足りなかったらしく、ストックのハンバーグ食われてしまった。いやそれ自体はいいんだが。
 それから、遅く帰ったカミさんには大根と白菜、玉ねぎをペーストにしたスパゲッティ。ちょっとだけ残ったしゃぶしゃぶ用豚ばら肉を刻んで入れて。大根はちゃんと柔らかくしてミキサーにかければペーストにはなるのね。ちょっとスパゲッティに対して量が多くてスープスパゲッティみたいになったが、まずまずだった。
 ちなみに、スパゲッティはよく分からないブランドの、しかも安売りだったのをカードの使えないスーパーで発見して買ってきたのだが、これがとてもよかった。覚えておきたい。グラノーロとかいうの。プーリア産? 細いのに伸びないんだ。まあ、もう一度あれが出回るのかどうかも怪しいが。

 今日は朝の10時過ぎに目覚める。それから洗濯して、いろいろやってからファミレスへ。洗濯物の量が多くて手間取ったので、出られたのは2時近かった。
 それからうだうだやって4時くらいに戻る。ナノが帰ってくるので。その前に三毛の点滴とサプリメントを買いに獣医さんへ。全部終えたところでナノが帰ってきた。
 カミさんは今日も遅くて、ナノが寝る時間にぎりぎり帰還。ずっとこのままではないが、いつまで続くのかねえ。

 興収3億突破、総入場者数22万人突破な。ごめん、前作はいい作品だと思うけど、これと比べて決定的に欠けているものがあって、その一点で一般受けは厳しいんじゃないかって感じてたの。だから、逆に今回のは最初に見て絶対に5億なんてレベルじゃおさまらないことは感じていたし、その感覚は間違いじゃなかったと確信していたりする。等比級数とまではいかないけど、たぶんこれからもしばらくは観客が増え続けるはずで(しかもリピーターが多い)、相応の結果にはなると思ってるのだけど(さすがに1位も伺おうかっていうアレとか100億に迫ろうかっていう怪獣映画とかに届くとは思ってない)。
 恐いのは贔屓の引き倒しで、これがつまらんという人間は人間じゃない空気が蔓延すること(オレ、ゴジラはそれでちょっと引いてた。悪い作品だって言う気は全然ないけど)。とりあえず見て、ダメならそれでもいいって感じが一番いいんだと思うんだが。結局のところ、万人が受け入れる作品なんてありえないんだから。

11/27 ダウン

 カミさんが、夜ちょっとお腹の具合がおかしくなって、それでも朝起きてナノを水泳に送っていったのだが、戻ってもう一度行くというので送っていった。つーか、ついでに自分も見てきたのだが。今日は2ヶ月ごとの昇級テストの日だった。
 なんか「テストダメだった」と言いつつもあんまりしょぼんとしてなかったのだが、カミさんが講評の紙を見てたらおめでとうとか書いてあって、要するに先生の話を聞いていなかったということがわかる。まあ周囲がうるさくて、聞き返せなかったということらしいが。

 カミさんがお腹すいたというので、昨日の夜彼女が食べる予定だった簡単な鍋を作って食べさせる。元気が出たらしい。向こうはそのまま寝て、2時くらいに起きた時には元気になったと言っていた。
 こっちはナノのリクエストで回転寿司へ。ほどほど食べて戻り、カミさんが起きるまでと思っていたら机で落ちそうになったので、ごめんして寝る。それが2時くらい。
 カミさんは、そのまま学校の寄り合いを家でやるので起きていって、親御さんたちが連れてきた子供たちが奇声をあげて走り回る中、4時半くらいまで寝ていた。さすがにそこから寝続けるのは無理だったが。

 夕飯は鍋。カミさん家系湯豆腐。でもちょっと濃くしすぎたか、カミさんは途中で離脱。うまくなかったらしくてナノも離脱。結局大半を自分一人で全部食べた。ぐええ。まずくはなかったと思うんだが、まあこれは最高って味でもなかったな。

11/26 でかい肉の会

 夕飯は、山谷にあるイタリア料理のアルテで。メインはさる事情からTボーンステーキだったが、それ以外どうするか伝え忘れていてごめんなさい状態。とりあえず、料理やさんに適当にあるものの中から(メニューは豊富)見繕ってもらって出してもらう。
 ここ、自家製でちゃんとしたハム類出してるのだが、いっぱいもらえて嬉しかった。
 そしてTボーンは1.2キロなのでたいした大きさではない(最低1キロってところがほとんど)のだが、もはや欠食児童の状態は脱してしまった我々にすれば十分な量だった。もう満足だよ。

 今日は朝から映画を見に行った。あれだよあれ。カミさんはよかったらしいが、ナノは怖かったらしい(別に泣き叫んでいたわけではないが、軽くトラウマになる感じではあった模様。夜に反戦絵本のエグいのを読んで、こっちは号泣だったそうだ。感動してとかそういうのではなく)。わかる。監督からして空襲シーンは怖かったらしいからな。オレも怖かったし。それでも見に行こうと思えるのは、それだけのものではないからなのだが、さすがに10歳にはきつかったかもしれない。
 まあ、また5年とか10年とか後に見て、どう思うかかなあ。
 でも、この作品は見た人間の来し方を思い起こさせるものだと思っているので、積み重ねが薄いうちは作品内容を素直に受け取るってのが普通の反応なのかもしれない。それが悪いという意味ではない。
 映画館は半分くらいの入り。いやもうちょっと少なかったか。しかし、280人とか入る箱なので、こないだの別の映画館とはちょっと基準が違う。そして朝一だったしな。昼間の入りがよければいいが、世間的にはやっぱりマイナーな映画って扱いなのだろう。こういう映画は他にもいっぱいあるので、驚くことではないのだろうが。
 ただ、こういうのって第2波、第3波があったりするので、今後の評判の広まり具合は大きいかもしれない。SNSでどんどん発信してくれという制作側の物言いもよくわかる。

 その後、映画館に乗って行ったクルマでそのまま根津方面へ。我が家の猫の写真が展示されてるカフェに。いい写真だった。そしてそのまま昼飯にと思ったが、気がついたら2時過ぎててまともな飯を食い損なう。がーん。オレはいいんだけど。
 そして仕方ないので根津の街を歩き回っていると、なぜかぶらり途中下車の旅状態に。雑貨屋さんだったか、花屋さんだったか、路地裏にある店に行ったら向かいにマダガスカルのポスターが貼ってある家があって、そこが国内唯一のマダガスカル旅行代理店とか、自転車のカゴに乗っている犬を愛でていたら、その犬がちょっと先に見える熱帯魚店にしか思えなかった(ショーウインドウが青く見えた)ところが実はケーキ屋で、そこの飼い犬であることを教えてもらい、そのケーキ屋を冷やかしに行ったらえらくうまそうで実際うまくて店内にイートインがあったのでそこでケーキとかキッシュとか食べてきたとか。
 その帰りに小さな画廊があって、そこでアクリル画の動物絵の展示があり、絵本を買ってきたとか。
 ああ、根津は本当に奥が深い。

 戻って、カミさんとナノの夕飯の買い物とか、最近メダカ釣りでもらってきてしまったメダカ(らしいもの)の餌と水草とかを買ってくる。全部揃えて、それから家を出る。今日はほとんど家にいなかった日であった。

11/25 カバンに獣をいっぱい詰めて

 明日、『この世界の片隅に』に家族を無理やり連れていくので、バーターでハリーポッターシリーズの新しいのを観にいく。
 結構よくできていた。ちょっと対象年齢を上げてきているので、主役は全員大人だが、なかなか楽しい話に仕上がっている。ほどほどにヒットするのではないだろうか。いやハリーが出てこないからそこまでではないのかな。わからんが。
 主人公が絶滅危惧種保護観察のエキスパートって設定が好みだった。力も知恵もほどほどだが、その一点で主人公として世界に立ってる。脇も悪くない。非魔法使いのオヤジが関わってくるのは楽しい。お話はおとなしめだが、これはこのシリーズの特徴みたいなもんだろうから仕方ない。
 ナノは気に入ったようだった。

 さて、明日はどうなるか。カミさんはなんらかの反応をしてくれるんじゃないかと思うが、ナノは退屈するかなあ。ああいう世界を受け入れる方向には、まだ感性が育ってないように思うっつーか、笑っちゃうくらい10代の自分と向いてる方向が一緒なので、きついかもしれん。
 だがそこから40年経つと、まるで違うものを見ている可能性が大なんだぞー。面白いね。
 というわけでちょっと試練っぽいことになるかもしれないが、なにはともあれ見せようと思う。退屈したにしろ、害にはならないと思うのだが。

 昼飯はファミレス。それからクルマの点検に出向き、その足で給油して戻る。ちょっと遅れてナノが戻り、それから映画という流れ。
 夕飯は低温調理の肉とダッチオーブンの焼き野菜。飯も炊いた。お茶もお菓子もございます。
 結局カミさんは夜の10時過ぎに戻る。まあ明日は休みだから……なんつって映画は朝の9時過ぎから。まずい。

11/24 いっつも思うのは

 なんかこう、長いこといるってだけで持ち上げられると、「オレ、そんなんじゃないのになー」ってことなのだが、これって「そんなの」になったら急に偉ぶり始めるフラグなのだろうか。
 いっつも何かやるたびに、自分の前にはものすごい先達がいるので、その人たちのことを思えばいつまでたってもペーペーなのだが、いやしかしサウロンなんかは下っ端のペーペーだったのが上がいなくなった途端増長してやりたい放題のパターンだから。上代のスケールからびっくりするほど矮小化してるくせに、他の連中よりはましだからって偉そうにすんの。いやまだサウロンはいいよ。その世代では最強だったしな。ああなんの話だっけ。
 まあなんでこんな話を始めたかというとそれなりに理由はあってですね。書けませんが。
 やはり従来の枠組みを破るには、相応の力がなければダメなんですよ。なのでまずそこから始めなければならないのだろうかと。そうなんですけど。
 鬱々としてるよりは行動すべきなのでしますが、どうにかならんもんですかね。どうにもならんのでしょうね。

 内祝いで荷物が届く。冷凍ちゃんぽんと皿うどんと角煮まんじゅう。夕飯はカミさんとそれ。ナノは冷凍しておいたハンバーグ。すでにストックがなくなりつつある。まあそんな作らなかったしな。

 そうな。他人の成功を喜ぶのもいいが、自分も成功しなきゃなにも始まらんからなあ。まあ心が貧しくないだけマシなので、その方向で。
 あー、明日は朝一で医者だ。新しい方。いまのところ、とても状態がいいのでいくのが楽しみだ。お医者さんも処方がばっちりだったと知れば喜んでくれよう。

11/23 せいたんさい2

 今日は一日フリーの日。昨日と同じで、作品に関する話ができる人間がいないと寂しいので、出かける。用事があるので9時過ぎに出たのだが、いろいろあってたどり着いたのは開始時間から1時間弱後。入った時にすれ違った人がいたけど、ご挨拶もせずにすいませんでした。

 朝からザギン。オレがザギンといえば、あれだ、アップルストアに相談に行く(買いに行くんじゃないのがミソ)くらいしかないわけだが、今日は先週の続きで預けたブツを受け取りに行ったの。で、なんか窓口で不安なことを言われたので、近くの喫茶店に入って動作確認を。ダメだったらその場で突っ返すために。それで1時間ほど時間を食い、結果大遅刻となったわけだが、ブツは問題なく動いてました。そして、窓口のお姉さんの嘘つき! 単にリセットしただけで動いたんじゃないぞ、これ。OSのバージョンが戻ってるじゃん! ユーザーがOS触れるのアップデートだけって代物なので、明らかに向こうでしかできない操作をやって復元かかってる。
 あと、馬鹿正直に予約入れなくても、その場で何とかなるのな! 最近は2日後からしか予約取れないシステムになってて、そんないっぱいなのかと思ったのだが、当日受付の人はこっち並んでーとか言われてて、何でこんなに時間をかけてしまったのかと。次からは当日飛び込みで行くことにする。さもなきゃ自宅で引き取りと配送やってもらうか。

 さて、そこから電車に飛び乗り、会場に向かったのだが、昼飯食ってないことに気づいて途中入る店を探す。学生街の側から向かったので、前日と違って店がたくさんで困っちゃったが、同時に昼飯時でどこも激混み。結局手頃なウチの駅前にもある中華にしたのだが、そのほんのちょっと先にてんやがあってさ! てんや食べたかったなあ! 復活したSuica使えたし!
 人は発作的にてんやの天丼を食べたくなることがあるんだよ。

 さて生誕祭の続き。全然告知打ってないので、本当にお客さんは少ないのだが、逆にそんな中で探し当ててやってきてくださった皆さんなので、とても熱心な方ばかりだった。感謝。そしていてよかったと思った。
 夕方までお客さんのいない時間帯はほとんどなく(ぽつ、ぽつとではあったものの)、やった甲斐があったと思えるイベントだった。そして次はもっとお見せできるものが多いものにしたいと思う。まずはゲームかねえ。TRPGへの発展性をもたせたボードゲーム。

 帰って、ナノのお友だちのご家族にお呼ばれして夕飯。今日は御酉様で、その出店のお惣菜とかを。あと、ちゃんとしたボージョレ・ヌーボーをいただけた。そうそう、ぶどうジュースじゃないの。これこれ。

11/22 せいたんさい

 伸童舎さんが、モビリア開始から数えて30周年を記念してイベントをやるというので出かける。
 自分の本番は夕方からなのだが、フリーの時間帯にただ過去作品なんかを展示しているだけだし、話できる人間がいた方がいいんじゃないかって判断で、早めに。
 全然告知打ってなかったのに、TwitterやらFacebookなんかでちょっと流しただけで来てくださった方々がいて。本当に頭がさがる思いだった。

 で、夕方からは招待したお客さんの前で千葉さんと話をすることになったのだが、目の前にいる人たちが業界の偉い人とか多くて、それ何の針の筵って感じで。もっとも、こっちが困ってるのを察して、千葉さんがほとんど回してくれた&司会の楪(ゆずりは)さんが上手に話を振ってくださったので、まあ無難におさまった。いやー、怖かった。
 ちなみに楪さんは本名だそうです。かっこよすぎる。
 でも、その場の受けはその後でやってた新企画の話の方がはるかによかったりな。ちょっと嫉妬w
 新企画はここで書いていいかどうかわかんないので書かないけど、ああでもいや箝口令は敷かれてなかったなあ。まあそのうち発表があるでしょう。直接自分はタッチしないんですが(一応内容は把握しているつもり)。

 全部終わって、帰りに伸童舎に寄り、最大の功労者で本当はあの二人を讃えて終わりでいいんじゃないかという、知る人ぞ知る椎葉兄弟にご挨拶して飯食って戻る。入れる店がなくて、なぜかいきなりステーキ。初めてだった。あれな、牛丼屋のノリでステーキ食う感覚が斬新な。葡萄酒なんかもあるくせに。

11/21 朝

 カミさんを駅に送り、そのままファミレスへ。仕事というか、旅行記書いたりな。朝食メニューの時間過ぎて、ランチで人がごった返す中戻る。なんか悪い気がして。

『この世界の片隅に』。すでに2回観ているので、3回目をどうするか思案中だが、土曜日から近所で公開なので行けたら行く。もし満員で札止めならそれはそれでめでたいこと。最終興収5億とかそんな安い予測が飛び交ってるようですが、そんなの軽く超えて行け。もう。
 そしてIMAXの音声で観たいなあ。立川へ行けというのはその通りだが。そして遠からず行くと思うが。いい音で観ることの価値を感じる稀有な映画だしな。
 まあこんなん個人の感想でしかないんだけど、いろんな映画好きの人がほぼ口を揃えて絶賛してるのは、何も示し合わせてるわけじゃなくて作品自体がそういうものだからだと思うんだ。オレ、贔屓の引き倒し大嫌いなんだ(だからゴジラにまつわる熱狂からはちょっと距離を置いていた)けど、これだけは一人でも多く観て欲しいとしか言えない。その上でダメならしょうがないが、たぶん何割かは人生変わるレベルの作品だと思う。
 今年夏以降の特撮、アニメ映画はどれも別の年に公開されていたら、その年の代表作間違いなしというものばかりなんだけど、これはちょっと次元が違う。どう違うかは観て確かめてくれると個人的にはうれしい。別においらはこの作品から何ももらってないけど。

 まあ自分はもう半世紀超えて生きちゃってるんで、感性が年寄りに近いという指摘はあるかもしれないが、こう見えて頭の中身は相当中二の頃を引きずったままなんで、そんなに頭鈍って無い自信はあるんだけど。疑ってるんならほら、日記とか見てみろよ! これが50過ぎの親父の書く文章か?
 なんかすいません。

 いや、この作品が報われるってことはね、最近の硬直した価値観でしか評価されない創作物のありように風穴開けられるんじゃないかって思ってね。どうだろう。だからってオレの作品がどうなるってもんでもないが。このくらい執念をもって丹念に作品に当たらなきゃ、こういう評価はもらえないだろうなとも思う。
 そして風穴を開けたいなら、自分がそういう世界の枠組みの中で、それを壊せるだけの力を持つしかないということもわかっているのだが。
 それでも、目の前でそれが実現する場面に居合わせられたなら、ちょっと幸せかなって。

 夕飯はひき肉のレタス包み。夕方におやつで食べたカレー(レトルト)食べ過ぎて、自分は飯抜き。