7/3 日課

 朝から黒いののリターンマッチ。カミさんは本当に信頼されているので、あっさり捕まる。で、カミさんは仕事なのでそのままお出かけし、自分は黒いの連れて医者へ。火曜日の続きのインターフェロンを注射され、このまま渡された薬を飲ませ続けるようにと言い渡される。
 えー。この騒ぎ毎朝やんの?
 いやシロップ薬も入れると夜もだ。
 戻って、飲ませるの忘れてた粉薬とシロップを飲ませる苦行。粉薬はたぶん抗生剤のお決まりのパターンでおっそろしく苦いと思われ、オブラートで包むわけだが、これが甘かったのか、薬が漏れてちょびっとついてたのか、口に入れた瞬間大暴れ。洗濯ネットに入れてなかったら大変なことになってたと思われる。
 その場はなんとか済ませたものの、明日も明後日もこれやんの? えー……。

 昼飯はファミレス。新しいのの猛威を思う存分試せたぜ。原稿書き以外の部分でな!
 夕飯は鶏胸肉があったので、カレーか、それとも別の料理かとナノに聞いたら別の料理っつーか肉と言われたので、ささっとネット検索してスカロッピーネを。粉つけたそぎ切りの鶏胸肉をかりっと焼いて、そこに白ワインとレモン汁加えて汁気をちょい飛ばしたの。調理時間が短いのでそれにしたのだが、これ結構いけるな。まあ白ワインなかったので料理用の日本酒使ったし、レモン汁もフレッシュなのじゃなくて瓶入りだったから、きっともっと美味しくなるに違いない。
 たぶん。

 サマーウォーズとトイストーリー3やってたのでトイストーリーの方を。別にサマーウォーズに含むところはないのだが、ふと夏にこの映画がかかると蒸し返される風物詩、「田舎の大家族で働かされる嫁の立場なめんな」まとめを思い出す。ネット見てたら案の定流れてきてた。
 カミさんがそういう家の子だし、お母さんが本当にそういう目にあわされて大変だったのを間近に見ているのだけど、サマーウォーズは好きらしいぞ。作り物と現実混同してもねえというのが彼女の言い分だが。
 個人がいやな目にあったことを挙げて、「だから自分は見ていてつらい」と表明することには何の問題もないと思うし、むしろ同情するのだけど、そこから話を広げて「こんなものお話なんだから、そんな野暮いうな」とか、逆に「リアリティを無視した話を作るな」とかいうのはどうなんかね。
 いや、お話は全て現実を元にして、それに忠実、あるいは嘘でもきちんと翻案されたものじゃないとダメってのはいくらなんでも無茶でしょうと。そんなこと言ってたら、幻想系の話なんか書いちゃいけないことになっちゃうし、そんな要素ガン無視で書かれた話でも面白いのいくらでもあるし。
 話のウソのせいで作品にのめり込めないのはわかるけど、それはともかく、他の人間がそれを気にせずに楽しんでいるなら、それはそれでありなんじゃないのかと思うわけ。
 だっていまやってるマッドマックスとかアレじゃん。オレの周辺じゃ大人気だけど、子供や気の弱い人に見せていいもんなの? ってーとそれは違うでしょ(いやまあオレも未見なんだけど)。
 その逆というか、同じ理屈じゃないかなーと。
 まあ結局、面白い話が一番ってこった。

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