3/11 府中からのメッセージ

 朝、気合い入れて起きる。猫たちのコール&レスポンス。猫娘がか細い声で鳴くと、黒いのが大声で鳴いてやってくる。明らかに会話しとる。猫娘返そうと思っていたが、ちょっと考え直す。黒いのと仲よくしてくれるなら、今後のことも考えて居てもらった方がいいから。
 で、洗濯物干したりして過ごし、7時半回ったあたりで黒いのを捕獲。姿が見えなかったので、察して隠れたかと思ったら、布団に潜って寝ていた。ああ、この愛すべき黒猫よ。われわれはこれからおまえに残酷なことをしなければならぬ。でも、それをしなければもっと残酷なことになるから、どうか許してたも。
 さすがに3回目になると、黒いのもあきらめの境地に達したようで、恐がってはいるもののそんなにパニックになっているわけではない。で、通い慣れた道を通って病院に連れ込み、リターンマッチ。そのままわれわれはそこを出て、カミさんを駅へ送り、自分は不測の事態に備えて、隣駅の駅前にある某珈琲店で時間を潰す。おう、なんかでかいぞハンバーガー。
 いろいろ考えたが、結局そこを出てから戻る。今日また戻されることになるなら、もう手術無理だし、それはないんじゃないかと。もうひとつの可能性についてはあえて頭から締め出す。ただ願うことは、無事に手術が終わることのみ。

 戻って乾いた洗濯物を取り込んだり、なにやかやと用事を済ませ、ファミレスへ。仕事をするつもりだったが、いろいろ連絡事項があってままならぬ。終わったら電話もらえるはずだし。したらカミさんに電話が行った上にカミさん電話取れねえでやんの。しかもその電話番号、かけ返してもつながらねえ。というわけで代表の方にかけて聞いたら無事終了の報せ。ほっと胸をなで下ろし、仕事しようと思ったが集中力が失せていた。
 というわけで帰り道、洗濯物を取り込んでたら円形のハンガーがばきっと壊れたので、そのかわりを買って、あと破傷風を警戒してワクチン頼むために医者に寄る。正直、半年以上家飼いだった猫が破傷風菌持ってるとは考えにくいのだが、とはいえ可能性はゼロではないし、発症してからでは遅いので。前払いでかなりいい値段だった(取り寄せなので)。一方、カミさんは会社のそばでワクチン打ってもらったのだが、そっちはこっちの1/5の値段だったというですね。なんだその差は。

 カミさんの帰りが遅いので、ナノに先に飯を食べさせ、風呂に入れて本を読んでたら横で寝ていた。これはこの本が(子供的に)退屈だったからか? なんにせよいつも就寝時間が遅めなので早く寝るのはいいことだ。
 で、カミさんと一緒に飯かなーと思って起きて待ってたら、食って帰るとのこと。ガッデム。なんか食っとけばよかったぜ。

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