ちょっとお誘いを受けて、某所でOculus Riftのデモを見てきました。
いやね、身も蓋もない言い方をすれば、この技術自体は全然目新しいものじゃないし、単なる立体視バイザーってだけならすぐに忘れられちゃうものだと思うのですよ。
じゃあなにが凄いのかって言うと、まず個人が手を出せるレベルで安価なこと、頭部のモーションを検出できるセンサーが入ってること、開発が容易なことなんかのおかげで、非常に多くの人間に立体視ゴーグルを使ったソフトウェアを開発できる環境を作り出したってことだと思うのですよ。
企業レベルだけで作ってたんじゃあ絶対に出てこないアイデアが山のように形になってて、それがそのまんま製品化されることはないにしろ、いろんな発想を呼ぶヒントになったり、実際すでに実用性の高いアイデアが出てたりで、初期のファミコンみたいな様相を呈し始めているわけです。
ちょっと前なら、こういうデバイスはどっかの企業が出してくれるのを口開けて待ってるしかなかったわけですが、Kickstarterなんかのおかげでこういう製品が出てきてくれて(当然Oculusで終わるとは思えないわけで)、これから想像もしなかったブツが手に入るようになっていくんではないかとわくわくしているわけです。
たとえば物理フィードバックのデバイスなんか出てきてこいつと組み合わされば、より現実感のあるゲームやアトラクションが可能になったりするわけですね。視覚と聴覚あたりをこういうので置き換えられちゃうだけで、相当なトリップ感があるのに、これで触感とかつくようになったら、本当にあっち行ったまま帰ってこない人も出てくるんじゃないかと思うほどで。
とてつもない大発明でもないし、技術的には既存のものばかりではあるけれど、出てきたものは間違いなくいままでなかったものなので、これからなにが起こるか、本当に楽しみだったりします。
アイデアだけなら自分でも考えられるから、なんかやってみようかなあ。
昼飯はカレー。あと、ちょっと小腹が空いたのでマクドのリゾットボールを。あれ、うまいね。安いのに。
夕飯は一日遅れで鶏胸肉の白焼き。飯炊いて、キャベツ炒めて、椎茸炒めて、残ってたアスパラを目玉焼きで。芸がないけど、時間がなかったし、まあうまかったのでよし。
突破口を思いついた。実行に移すのみ。眠くてダメ。ううううう。
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