2/12 観劇感激

 昼飯は先週買ってきたトマトソースでトルコスパゲッティ。残ってた豚で焼きカツを作ってのっけたの。ソースまともなので適当でもじつにうまかった。
 ナノは食欲がないのでポカリ。いい傾向ではない。昨日ちゃんと食べてたのが今日はダメってのは、悪化してるってことか。まあなんにせよ、昨日無理に受診させることはなかったと思うし、明日なんとかすればよかろうと思う。

 夕方から下北沢へ。ゼーガのドラマやってもらった那瀬ひとみさんや、他の方々の出演する朗読劇があるので。
 行ってみるとこぢんまりとしたスタジオで、観客席もけっして広くないが、ぎっしり椅子が並べられていてそれがほぼ満員になる。すごいな。いくら身内に声をかけたとしても、これ全部埋めるのは無理だろう。やっぱりちゃんと関心を持って来ているお客さんが多いに違いない。
 芝居そのもののクオリティも高く、やはりプロの芝居だなあと感心する。全員の水準が高いと思うが、その中でも飛び抜けて凄い人が何人かいて、2本立ての芝居の両方掛け持ちしてたり、ごく重要な役をやってたりする。
 よし、こっそり名前チェックしておいて、有名になったらドヤ顔で「こいつはオレが目をかけてた」とか嫌なオヤジ面するんだ。
 でもって脚本演出がウラシマンの中の人だったのでなんか懐かしくなったり。<いや別にウラシマンだけやってたわけじゃないから。
 ご本人はいらしたのだろうか。まあお芝居で満足してたので、気になったのは小屋を出てからだったが。
 でも根性曲がってるから、なんか泣かせの部分も冷静に見ちゃって(ヤクザを足抜けしたチンピラが……という話で、いつ追っ手がかかるかとはらはらしてたのはナイショだっていうかそういう話じゃなかったです。いやラスト近くまで出てこない『健太』というキャラの役割がずっと気になっててですね)ダメでした。心の汚れたオトナってダメだねえ。あと1本目は、もう前半はサンドイッチの製造工程のおそろしく細かい描写に心奪われていました(笑)<那瀬さんの渾身の芝居は! あとヨギさんがなんかすごくよかった! チベットの人がああいう喋り方するのかどうかは知らないが。あと、外国人(というか心情的にはガイジンとあえて呼ばせるべきだったとも思うが、その辺はまあ差別も絡むのでアレとして)に対する主人公の偏見の持ち具合が不自然だったかなあとか。ブラジル人にダマされたとして、外国人はみんな敵だってのはどうなんだろう(まあでも工場で働いてる出稼ぎの人たちにUSAや西欧州人はまずいないだろうし、そうすっと肌の色が濃いめの人たちが多くなって、ちゃんと見ようとしなければおなじに見えちゃうかなあ)。若いからしかたないのかなー。
 という枝葉末節ばかり気にしてるダメな観劇の典型例。

 てーか、今日も朝4時起きで昼寝してなかったので、アレですよ、へたすっと落ちそうだったのだが、ちゃんと集中して全部観られたのはお芝居が面白かったからでしょう。ありがとうございました。結局チケット代立て替えてもらっちゃったしなあ。

 帰り道、夕飯を大阪のお店でソムリエールやってたお姉さんがつとめているビストロで摂る。相変わらずチャーミングな方だった。お店も繁盛しているようでなにより。ただ遠いんだよなあ。こういう機会でもないと寄れそうにないのがアレだ。
 しかしいいなー。近所にあんな店があったら通っちゃうなあ。ソムリエールの人はともかくとして、すごくいい店だった。
 実際、満員でちょっと待たねばならず、その分帰りが遅れてしまった。それにしてもよく寝落ちしなかったもんだ。本当に危なかったが、まあなんとかなるもんだなあ。
 で、帰り着いてみるとナノの熱が上がってた。むう。明日の検診はどのみち病院なので問題ないだろうが、大きいところなので診てもらおうと思ったら待たされるだろうなあ。時間が早いので、早めに行って順番を取るか……いや、近所のクリニックがいいか。

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