12/19 忘年会

 宇宙作家クラブの忘年会の日。しかし、今日は朝からナノのクリスマスお遊戯会でもあるのだった。というわけで、4時台に目が覚めて、そのまま起きているはめに。
 お遊戯会そのものは、最初どうなるかと思った(園児席からこっち見てひたすら泣いてた)が、途中から演目に引き込まれたようで、舞台にじっと集中、自分の演目の時は練習を思い出したようで、それなりにやっていたのでまあなんとか。
 上級生の高度なお芝居を本気で気に入ったようで、次の場所に向かう時はずっとその話をしていた。

 お遊戯会が終わって、南千住へ。ラーメンを食べるため。豚骨醤油スープに、固いタリアテッレというよりトンナレッリが入ってた。かなりうまかった。返しに化調のかわりにラードで溶かしたアンチョビを入れるのがコツらしい。今度試してみよう。
 で、そこで家族と別れ、宇宙作家クラブの例会へ。クルマの鍵を渡しわすれたり(インテリジェントキーの厄介なところ)して、えらく時間を食い、結局たどり着いたのは終了1時間弱前だったりするが、その1時間分の内容でも十分に興味深かった。
 内容は宇宙での農業の可能性を探るもので、孤立した環境で手に入る資源の範囲内で実用的な量を収穫できる作物や、動物性たんぱくの現状での有力な候補なんかの話。たんぱく質は、昆虫がやっぱり一番可能性が高いらしい。あと肥料生産用の細菌の候補には、高温(80〜100℃)で好気性(開放性だっけ?)の細菌がいて、この研究は日本が最先端だとか(ちなみに有機栽培に使用されている天然の肥料は、低温で嫌気性なので、病原性細菌の温床だったりするらしい)。
 独立した環境で恒久的な暮らしを成立させるためには、さまざまな要素をきちんと考えていくと、なかなかに大変であるなあと。でも、不可能ではないという見通しがついているのは大きい。

 それから新宿へ移動して、忘年会の一次会へ。ひさびさの高級中華。とてもおいしゅうございました。紹興酒もおいしかった。
 本当は二次会にも行きたかったのだが、さすがにもちませんでした。じつはドーピングして臨んでいたので、あの時点でタイムアウトに近かったという。ドープしてなければ、せっかくの中華も楽しめなかったような気がするます。
 まっすぐお家に帰り、お風呂入って寝ました。

 途中で衝撃的なメールが。ご縁があって、大阪でよく利用させていただいていたお店が閉店とのこと。突然のことでびっくりしたものの、いろいろ事情があるのだろうし、せめて閉店までに行けたらなあと思う。あと半月ちょっとなので、むずかしいところだが。

“12/19 忘年会” への4件のフィードバック

  1. tapetsys より:

    jin 初めてみました。
    最近の世の作品は小手先で、小手先が意味が不明になった途端、途中でポイする作品が多いんです。
    NRUTO以外に、こんな洗練されたお話があるというのは正直驚きでした。
    中学の息子に「父の目はフシ穴か」とNRUTOの単行本を渡され
    さらにNARUTOも同じ方だとは驚き(これは驚愕に近かったです)でした。
    で見終わりました。誰かに突き動かされるように、きっと書かれたのでしょうね。女房も一緒に見ていましたが、、ちょっと???だったようです。
    私は過去を変えられると思っています。無意識のうちに人間はやってきたはず
    なのですが、どうやらこれを発掘しなければこの世はどうにもなりません。
    スパコンは予算なんかつけなくていいのです。
    それよりも、ピラミッドの解明や伊勢神宮の意味が先だと思います。
    日本書紀を最初に手がけた人は日下部さんのような人ではないかと
    思われて仕方がありません。
    何箇所か私自身に対して確認したいことがあるので、
    なんとか小説を手に入れます。
    ドラマは素直に、小説をなぞっていましたか?
    本当に良かったと思います、人生を具現化する人がいてくれて、
    明日からの人生が楽しみで今日は眠れません。
    同じ物づくりする立場としてとても励みになりました。
    本当にありがとうございました。

    以上です。

    • 日下部 匡俊 より:

       あー、ええと、念のために申し上げておきますが、NARUTOやJINはマンガが原作であって、わたしはそれらをノベライズ(小説化)しているに過ぎません。要するに下請けのようなものですね。というか下請けです。
       マンガを小説化するにあたって、原作ではあえて触れられていない描写や、その場面に込められた意図などを必要に応じて文章化してはおりますが、物語そのものは、原作の方々がすべてお考えになられたものです。ノベライズは、よほど「自由にやっていい」と指示されない限り、原作を外れてはいけないと考えておりますので、自分の意図や余計な筋を付け加えてはおりません。その範囲でできることを精いっぱいやってはいるつもりなのですが。
       というわけで、わたしはそれほど大それた書き手ではありません。大変申し訳ありませんが、あまりお役に立てないような気がしてなりませんです。

  2. tapetsys より:

    あわわ、コメント遅れました。
    すみません、ひどい勘違いしていました。
    たしかに原作は漫画でした、ちょっと変にトンチンカンなコメントしてしまいました。
    恥ずかしいです。
    お詫びいたします。
    ああ、恥ずかしい。

  3. 日下部 匡俊 より:

     いや、よく間違われますので(笑)
     どうぞお気になさらず。

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