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8/1 自分になにができてできないか

 思えば、この20年ばかりの間、そういうものの見極めをやってきた感がある。シンゴジ見て、昔だったらどういう感想を抱こうと、「くっそお、負けてられるか!」とか言って家に帰ってキーボードの前に向かってなんとなくその後はだらだらっていう日々を送ったものだが(それはダメだろう)、なんかこう火がつかないのだ。淡々とやるだけ。いいことじゃない気もするし、そうならそれでやりようがあるって気もする。
 いずれにせよ、ああいう仕事をやれる環境や期待があることをあまり羨ましく思わないのは、あれ、ひょっとしてオレ死ぬの? とか思ったりもしちゃったりするが、かといって枯れきった感覚もまだないんだよなあ。
 で、達した結論は、自分にできることにしか興味がなくなってるっての。まあそれのみに専念して一点突破を狙ってるといえば聞こえはいいが、思考が硬直してるんじゃないのかとちょっと不安。情報を雑食的に食い散らかす傾向はおさまってないので、まあ大丈夫なんじゃないかなってちょっと自分を安心させてみたりもするがどうなんだろう。
 で、胸に手を当ててみたら、いま書きたいもの書いてる(いや、どう動くかわかんないから、1冊目で止まってるところだけど、どんな形にせよ最後まで書くよ)んだよなー。熱量的には初期作品にはかなわないが、見えてる分効率はいいので同じくらいのカロリーはあるんじゃないかと思う。他人の評価ばっかりはどうにもならんので、マスターベーションで終わる可能性は否定しないが、オレは面白い。なんてことを言ってるからダメなんだとか言われそうだけど、さすがに半世紀ちょい人間やってると、枯れる部分は枯れてくるので無理はしないことにしている。残った部分をいかに長持ちさせつつ濃くしていくかが重要で。さすがにもうできることは限られてくるからねえ。
 ただまあ、これ書き始めたら他の同一主人公(名前も境遇も違うけど同一人物)の作品群にも手をつけないと意味が半分くらいなくなっちゃうので、オレ頑張らないと。え、もちろんオナニーですよ? グーグル先生が検索の時に警告出すかもしれないけど知ったことか。まあでもなんかこうこれやると受けるとか、お金出してもらえるとか、集団でやる時は大事だけど、個人になったら気にしててもなあって。どうせ流行り廃りは時につれて移ろうものだし、追いかけたって逃げてくに決まってるし。だったら座標軸固定してやるしかないんじゃないか。どんとこい。

 さて一見さんを追い払うバリアーはこの辺でいいかな。
 ここからが本題だ(えー!)。
 嘘だ。特に書きたいことはない。いやまあ冒頭のはシンゴジに熱くなれない自分を振り返ってってのはある。他人の作品で熱くなれなくなってるんだ。まあもう随分前からだけど。ああいや、違う。もうすぐ終わっちゃうBLEACHとか、結局霊王と滅却師ってどんな関係で、陛下はどうしてあんなことして、和尚やら山爺はどういう関係だったのさとか、そういうの考えると眠れねえんだよ。子供か! まあ、枯れてないって確信できる部分のひとつさ。ちょっと前までは全知全能を破る方法考えてたりな! おまえら、未来改変だぜ? しかもできることは無制限っぽいだろあれ。いやだから陛下パワーを上回る斬魄刀なら折りたくても折れねえとか、新天鎖斬月の能力が超スピードじゃなくて時間そのものをかっ飛ばす能力だとかさ。わかって対応しようとしても、攻撃受ける前に対処できないっていう。折ろうとしたらぶった切られてる未来しか見えないとかナ!
 思えばこういう妄想癖って北斗の拳の対ラオウ初戦とかでもやってたなー。いい歳こいた大人が。

 昼飯はファミレス。ひさびさに普通ランチ。雨っぽい天気だったのでクルマで。そんなに長居せずに戻る。夕飯はレタス包みと冷凍餃子の残り。実は宇宙大戦争をiTunesストアでレンタルして観ようとしたら、2ファクタ認証が古いAppleTVじゃ通らなくて難儀する。結局2段階認証に切り替えてレンタル完了。で、えらく時間を食う。カミさん早めに帰ってきてくれたのに、夕飯遅くなった。ぐええ。