オレはいまだに猫娘の全身をじっくりと見たことがない。黒い塊がいたかと思うと、猛スピードで逃げ去るからだ。だが、餌を置いておけば確実に減っているし、カメラを仕掛けておけば黒い塊が食べに来ているのが視認できるので、間違いなく存在はしている。ちなみにカメラはタイムラプスなので、映るのは一瞬で、なんだかよくわからない。
ちなみに黒いのはカラーのせいでいままでの底の深い鉢では食べられないので、その餌が減っているのはカラーを都合よく外した黒いのが食べてるせいではないと断言して問題ない。
猫娘がUMAと化しているのは、鳴き声が三毛にも増してか細くて小さいことにも起因する。夜中、静かにしていてもへたするとノイズにしか聞こえない。なんてことだ。だが聞きなれると、廊下に置いたトイレの向こうでじっとこっちを見ている黒い影に気づくだろう。距離さえ置けば興味はあるらしい。
寒い。昨日は暑かったはずだが、とにかくもう寒い。猫暖房とか全部入れ直し。せっかくエアコンとか切ることができてよかったなーとか思ってたのに。
今日まで給食なしなので、ナノを迎えに行ってからファミレスへ。ヤツはピッツァ、おいらはランチ。ドリンクバーにクーポンを使って安く上げようと試みるが、そこそこ。うう。
夕飯はボンゴレロッソとカミさんの煮物の残りとティンバロ。ティンバロの肉、切落し買ってきたんだけど、切落しっつーか細切れでえらい難儀した。ぬうう。今度は腿肉の厚いの、パスタマシンで延ばしてみようか。
ヒョウモントカゲモドキのシろの調子がおかしい。具体的には目が閉じたまんまで、脱皮が途中で止まってる感じ。餌もしばらく食べてないし。調べたら脱皮不全らしい。とにかく温浴させて、剥がれてない皮膚を剥がしつつ様子を見ようとしたら、なんというべきか、全身の皮が分離した状態で貼り付いてたっていうか。自分の皮膚でラッピングされてたみたいというか。
必死で逃げようとするところをピンセットで剥がす剥がす。もう、なんか皮をかぶってる部分が見当たらなかったくらい。指先爪先だけはどうしようもなかったが、残りは全部剥がした。顔がひどくて、これがびっくりするくらいぺろりと剥がれた。目から鼻から口の回りから、もう全部。
剥がしたとたん、口はぺろぺろ舌を出しつつ開け閉めするし、目はぱっちりするし、舌で目をこすってるし、ああああ、なんかこんな状態で何日放置してたんだか、本当に申し訳ない。ぬうう。
指先や爪先は何重にも皮が残ってて、このままでは壊死して取れちゃうらしいんで、毎日温浴させて根気よく剥がしていく予定。
階段を上がっていくと、途中で小さな影がのぞいてて、さっと逃げていく気配。あれか、猫娘、おまえいっつも階段の途中からさっと戻ってくるけど、下の人間や猫が気になってるのか。そうなのか。でも恐いのか。
コメントを残す