9/20 シろちゃん

 ナノ命名。ヒョウモントカゲモドキ。表記ママ。

 ええと、朝までうだうだやって、昼前に起きる。今日はヒョウモントカゲモドキを買いに行くので、素早く行動しなければならないのだった。付け加えると夕方から井の頭動物園のナイトズーに行くので、お尻が決まっているという。
 起きてすぐに昼飯を作る。今日はあんかけ焼きそば。スープが大量にあるんで、思いっきり作ったつもりが案外大した量にならず、増量した麺の上にちんまりとかかった感じ。具は豚コマと冷凍シーフードミックス、あとキャベツ。味はよかった。スープもっと奢ればなあ。

 そのヒョウモントカゲモドキがいる熱帯魚店は、クルマで15分くらいのところにある。距離はある感じなのだが、幹線道路沿いなので案外近い。でも、評判聞いたら値段が高くて上客ばっかり贔屓するという話で、実際サプライの品物はよかったが値段がちょっとびっくりする感じだったのでもう行かないと思う。店員さんはいい人だった(チェーンなので経営と店員さんは別)。
 お客さんは案外多くて、熱帯魚や爬虫類、両生類のファンの人が行ってるんだと思うが、買う人はそんなに多くない雰囲気。アロワナとか奥にいて、特別なお客さんだけ通すとか、なんか嫌な感じもある。見るだけならいいんじゃないのかね。もちろん刺激しないように工夫は必要だろうけども。
 まあお店disってもなんにもならんのだけども。
 爬虫類好きの人には釈迦に説法にしかならんのでなんなのだが(その後行った動物園のスタッフの人とかに話すと、なんか本に書いてあるより濃い話をしてもらったりな)、なかなかにチャーミングでしかも手のかからないという、初心者が飼うには最適の種類らしい。ただし爬虫類の常として、餌は生き餌。これまた動物園でさんざん触らせてもらったミルワームとかコオロギとかなのだが、今回はハニーワームを勧められたのでそれで。カナヘビとかの餌には栄養が偏りすぎててよくないっていっぱい書いてあるのだが、なぜかヒョウモントカゲモドキではネガティブな話を見ない。たまたま行き当たってないだけなのかもしれないが、まあ大丈夫っぽいのでこのまま行くことに。ただし栄養が偏ってるのはそのまんまのようで、ビタミン剤とカルシウム剤をふりかけにしたりしている。
 なんかもうあんまり食いっぷりがいいので、ワームに特別に感情を抱かないで済んでいる。まあよかった。
 まだ環境の変化に落ち着かないのか、シェルター(陶器のお家。上に水入れて、湿気を保持する仕組み)から出てこないが、足跡は敷いた砂地にたくさんあったのでそんなに心配していない。本当に手がかからんなあ。慣れてきたら触ってもダメではないそうなので、ナノの手に乗るようになればいいな。ただし、ちびクロがいるので、その辺はちゃんとしないと。どっちにもかわいそうなことになっちゃうから。

 夕方から出かけた動物園はまたこれがよかった。動物って夜行性のが多いんで、普段見られないような行動がいっぱい見られるのね。ムササビなんかもろに夜の生き物なので、昼間行ってもなんで展示してんのって感じだが、夜は狭いながらもケージの中を動き回っていてなかなか面白い。ごく短い距離だけど膜を広げてジャンプするし。
 他にもたくさん見物があった。フェネックの給餌では、ミルワームのでかいのを撒いて食べさせるとか。砂漠の生き物なので、栄養分の高い昆虫類はよく食べるらしい。それにしてもフェネックって、かわいらしさを強調して誰かがデザインした生き物みたいだ。
 動物の餌を調理するところで餌をいろいろ見せてもらったが、象はいろんな意味でスケールが違った。ご飯を食べるところも見たが、人に見られるのに慣れてないのか、なかなか食べようとしていなかった。

 動物園を出て、夕飯に。池のほとりのタイ料理屋。うまいのだが、子供にはきついのが多い。しまった。もうちょっと楽かと思ったのだが。まあ、ナノは鶏肉の辛くないのとか食べてたのでよかったが。あとチキンライスはほっとする。
 池のほとりでステンレスのテーブルなので、なんとなくイタリアの離島の食堂を思い出した。

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