2/8 雪は降りたてに限る

 とりあえず圧縮率が低いので、軽いのよ。あと、地面にへばりついてる力がまだ弱い。
 というわけで、映画観て帰ってすぐ、クルマに積もった雪とその周辺のをさっさっと。これが功を奏して、直後に雪が止んだのでクルマ周辺の積雪が最小限に。まあこういうこともある。

 カミさんたちを行きだけでも送ろうと思ったが撃沈。昼過ぎ、しっかり雪遊びを堪能して戻ったナノはぐちゃぐちゃで、特に足下の防護法を教えていなかったのは痛かった。たいしたことじゃないけど、気づくかどうかでえらい違う。いや、なんのこたーない、ズボンの裾を長靴を覆うように出すだけなんだけどね。ズボンを犠牲にして雪の侵入を防ぐという。
 まあこんなこと何年に一度だからいいんだけど。

 昼飯にスパゲッティつくって、あと残ってたつくねのタネを焼いて。
 それから映画を見るために、北海道で買ったヤッケ着て猛吹雪の中へ。ああ、その前にクルマの雪落しやったんだけど。で、行って帰ったらもう一度やんないとダメな状態になってたわけ。どんだけ降ったんだ。
 以下映画のネタバレなので一応。
 映画はゼロ・グラビティ(原題はGravity)。ショートフィルムかと思った。実際1時間半くらいの映画で、ほぼ1シチュエーションで話が進むんで余計に短く感じたんだろうけど。凄い映像だったし、内容にケチつけるつもりはまったくないが、個人的には「そりゃねーだろう」っていう超幸運の連続なので、ちょっと醒めた感あり。どっちかっていうとライアンさんの心の旅がメインってことなんだろうけども。
 ただ、アポロ13的な展開があっちゃいけないのかっていうのは感じた。地上が生存者がいないと断じるとは思えないので、可能な限りで救出の方策を探ろうとするのではないか。地上から見上げた様子は全然違うものになるはずだし、なにが起きているか必死で推理して、最善の一手は打てないかっていう苦闘を演じていたのではないかと思ったり思わなかったり。
 そういうサイドの描写がなくても、地上からの最善手で最後に助かったっていうのが見えたら、自分的にはさらにポイント急上昇な感じだったなーと。
 いやしかし凄い映像だった。あれ本当に衛星軌道上に行って撮ってきたんじゃないのかねって思わせるほど(どうやって撮ったかは町山氏が解説してたので知ってはいるのだけど)。IMAX3Dの威力をいかんなく発揮してたね。そしてジョージ・クルーニーは相変わらずヤボかっこよかった。

 戻ってしばらく夕飯どうすっか考え(カミさんたちは雪かきの間に食べ終わってた)、結局ブロッコリーのスパゲッティにした。
 ペースト状のブロッコリーはうまかったぞ。

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