2/26 えいが

 結局まともに起きられず、ナノにしばらく寝室で起きててもらって、こっちは昼前近くまで横になっている。その辺のせめぎあいでまともに寝られず。意味ないじゃん。
 ようやく起き上がり、ナノと一緒にめし。遅くなっちゃったのでファミレス。
 それから今度は約束だった映画へ。ゴーカイジャーVSギャバンね。うおお、相変わらず烈ちゃんクサイアツイ芝居だぜ! や、あの芝居でもいいんだ。芝居を活かす本なら問題なかったんだが……どうにも、「こういう話なんだから、こんなもんでいいでしょ」っていう空気を感じたんだよ。いやいやいや、これはきっと自分がダメで下劣な人間だからに違いない。
 ゴーカイも結局あんな感じになっちゃったのは、「34のスーパー戦隊の力が——」の部分を「もうこういうお伽話なんだからそういうふうに扱っちゃうよ」っていう投げてる気分がぷんぷん出ていたからのような気がするのだが、それもきっと穿ちすぎなのだろう。というか、穿ちすぎであってくれ。
 ということを戻ってから見たゴーバスターズのMission1を観ながらぼんやり考えたりな。だってシンケンだっておんなじじゃん。「戦隊物でサムライ? ああ、時代劇のお約束でもやってりゃいいんでしょ」っていう考えだったらアウトだったと思われ。
 やってきた仕事のルールから外れることを要求されたら、それを上回ることを真剣に考えるか、「こういうヨタなんだからヨタな内容でいいじゃん」で済ましちゃうかの間にはものすごい開きがあると思うのですよ。

 あー、そこあにのゴーカイVSギャバン回出られないな……w

 ゴーバスターズはもうアニメの出来のいいシリーズの演出とか内容とか把握して、それを子ども向け&玩具関係縛りを加味しつつ取り入れているので、へたすっと昨今のアニメよりファンにアピールしかねない内容になってるぞ。こわいぞ。まあ1話目から予想される方向に行けば、だけど。
 さすがにシンケン第一話の最初のつかみに比べれば弱いのだが。水戸黄門ネタとか放り込みながらああできるのは、本書きの技量とプロデューサーの度量なんだろうな(そのかしシンケン1話は最初のインパクト強すぎて、仲間の集結が普通に見えちゃうが。いや十分いい出来なんだけども。とにかくキャラ立てきちんとあそこまでやってのけられる本書きは、靖子にゃんが現状第一人者であろう)。

 あー、戦闘のシーン作りで言えば、すでにゴーカイで十分凄いけど。去年の映画あたりでもうロボ戦だけで注目に値したし。お話もよかったしなあ。あれが出来る人が、あのシリーズ構成ってのは、外的要因か本人投げたか……まあ両方が相まってって気がするが。きっと気のせいだろう。

 映画は板橋のイーオンで観たのだが、そこの遊具施設は貧弱なので、北戸田のイーオンに移動してナノを放流する。その間、自分は店内うろついてちょっと仕事。まあまあ。このままやれればいいなあ。そしてiPadがまともに文章書き用に使えることを再確認。書き用エディタとレイアウト表示を別にしなければならないのが難点なのと(それでもまあ、まだいい)、rtfを扱ってくれないのがつらい。最近は指定とか修正とかを入れてやりとりしやすいので、最初からrtfで書いてるので。

 夕飯は鶏胸肉の酒蒸し焼き、アンチョビバター。かっこいい! 単に鶏の胸肉を焼いて酒投入して蒸し焼き状態で火を通し、バターにアンチョビ練り込んだのをなすって食べただけだけど。結構うまいよ。
 それから風呂に入って、カミさんが帰ってきそうなのでちょっと待機、帰ったカミさんにナノの寝かしつけを任せ(寝かせてもいいが、母親恋しがっていたので)、なんやかやあって寝る。

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