気合いで起きた。計測。ぎゃー。りんごパン、牛乳。投薬。
今日は映画。思いっきり出遅れたが、ゴジラ。世間では絶賛の声が圧倒的で、一部で真反対の評価も上がっているという問題作だが、果たしてどうか。
ほぼ予定通りに出られて、時間がない感じだったが映画館前のカフェで朝飯をいただく。自分だけコーヒーのみ。いやもう食べちゃダメなんじゃないかって。
で、映画。
以下微ネタバレを含むので、回避する方はどうぞ。
おっそろしく丁寧な作り。丹念と言ってもいい(執念ではない)。考証も相応に練られている。事実と違うところもあったりしているが、台詞の言葉選びを当時の雰囲気に徹底して合わせているところなど、全体的に考えた上でそうしているんだろうなあと伺わせる。そもそもゴジラなんて現実にいないんだから、その時点で「歴史的事実と違う!」と青筋立てても意味はないわけだし。
で、そうやって丹念にゴジラが日本を襲うっていう事件を地に足のついた感じで進めていくのだが、あるところで空気が変わる。どう変わるかは書かないけれども、それまで抑制された雰囲気が(少し)解放されて映画らしくクライマックスへ向かうというか。それでも抑圧的な空気は完全には消えないし、最後まで主人公はあんな感じなのでそこら辺は色々評価が分かれるのかもしれない。
でまあラストのあれはやりすぎだよなあとも思う(だが、ちゃんと言い訳まで用意してあるのな!)が、気持ちはわかる。なんかこう、最後にあのくらいのご褒美はあってもいいよねって(ただ、あの言い訳が本当にその通りなら、ご褒美って言っていいかどうか……うーむ)。達成感覚えて、つい筆が滑っちゃうの、すんごく気分的にわかる。
個人的には悪くないと思った(二重否定は強い肯定!)。かの監督さんの代表作として扱われてもいいのではないだろうか。とてもよく作風を表していると思うし。映画としてのクオリティは国産実写の前作より上だと思うし。ただ、じゃあ完全に上手をとっているかと言われると、うーん。そこは観た人次第か。
まあもう一回観る気になる作品ではありました。モノクロ版行ってみようか。いやそれは違うとも思うけど。
以上、ネタバレ込みの話おわり。
映画終了後、マクドでお昼。食べてすぐ戻り、今度はちょっと離れた巨大ホームセンターへ。
そこで組み立て式の棚や洗剤、ヘラなど買い、時間になったので戻る。
今日の夕飯は近所の野生鳥獣狩猟肉(主に鹿)の店でディナーだから。肋肉ともも肉のローストをメインに、いろいろいただいた。
もともと美味しいお店だったが、1年経ってより洗練されている。常連さんも増えているので安心して見ていられる感じだ。近所にこういう店ができたのは貴重だなあ。
ちなみに高級店ではない。値付けも普通の定食屋さんだし、高名な料理人さんがやってるわけでもないが、欧州なんかでやってる地元食堂がただの家庭料理の延長なのに激烈にうまいってパターン。ね貴重でしょ。
食べ終わって帰って、ちょっと晩酌して(つまみはなし。葡萄酒を飲みだけっての、自分的には珍しい)、いろいろやって寝た。いつも通りすっかり朝だった。