いつもの先生だったので、いつも通りの太極拳だった。安心。別に火曜日の先生には神経をすり減らしていたわけでもないが。
でも、別の意味でまったく達成感のない講座が続く。自分のなにがよくて悪いのかさっぱりで、自分でそこを見極めなければならないので、前に進んだ気がしない。いや、年単位で見ると確実に前進しているのはわかるし、それで十分じゃんという話はある。
実際、実はいまの講座の水準ってそれなりに高くなってきている。たまに新規で入ってくる人の動きに比べたら、レギュラーの人たちの動きは細かいところを突っ込むくらいしかないくらいしっかりしてきている(弓歩で前後の足が重なってるとか、穿梭の踏み出しの角度がおかしいとか)。オレ、結構練習してきてるのに、たぶん講座でしかやってない人たちとそんなに差がなくなってるわけだから、なんか限界を感じるな。
というわけで新しい套路に逃げるのさ。
関係ないけど、総合格闘と中国武術戦わせて、総合のが強い(ドヤ)とか言ってるのなんなんだろうな。そんなのやる前からわかってると思うんだが。
だいたい、中国武術って戦場由来だから寝技重視してないしな。倒れたら武器で一突きじゃん。そもそも1対1の前提ですらない(一人で多人数に当たるという意味ではなく、どんな強い奴も人数かけてやっつけちゃえばOKという発想)。拳術は武器落とした時の保障と、武器を使うための基礎訓練みたいなものだし。無手で対人最強を目指してる格闘技と本質が違うのに。まして、長いこと実戦なしで套路ばっかりやってきた(少なくとも大半の人間は)中国武術に勝ち目があるはずない。
逆に、中国武術の使われてきた環境に、総合格闘の人間が混じっていってもどうにもならないわけで。まあそんな環境、自然状態で再現されることなんかもう絶対にないだろうけど。戦場で格闘者が最強だなんてファンタジーだもんね。
なんてことを穿梭(チュアンスオ)の表記を探すためにググってたら出てきたムービーに向かってファミレスで。あいたたた。
昼飯はファミレス。夕飯はカレー。肉たくさんあったから奢ったよー。あとナスがアウトっぽかったからありったけ。やはり油脂がたくさんだと味が良くなる傾向。別に柄杓ですくって入れたわけじゃないが。