昼、カミさんたちが帰ってきた。遊ぶ予定だった子がお出かけで、他の子も都合が悪いので映画でも行こうかと話していたのだが、いかんせん面白げなのがちょうど谷間でなくて、予てから温めてあった大河原邦男展を提案。あっさり承認されて出かける。
現地混んでました。近所によさそうな飲食店もあって、なかなかいい場所。その前に軽く食べてしまっていて、そこでは休憩してお茶しただけだったので無念だった。
さておき。
要するに設定画やイラストの展示会なのだが、膨大な点数に圧倒される。ただ絵を並べただけではなく、愛情が感じられる展示だったので、カミさんとかも気に入っていた。ナノともども、別に大河原さんのことを知ってるわけでもないのに本当にしっかり見てたなあ。
ああでもなんか、自分と同じ臭気を放つ人ばっかりだったんでなんかちょっと居づらかったです。カミさんに作品の説明とかしてたんだけど、知ったかぶりしてるみたいでサ！ いいいい、言っとくけどな、オレ、あそこに展示されてた作品のほとんどリアルタイムで観てるからナ！
いやそれはあまり自慢しない方がいいんじゃ……。
帰り道、カミさんの希望で日暮里に。谷中銀座へ行く。ああなんか通りを中心にした町興しの成功例を見た感じ。すげえや。
で、カミさんの目的はってーと、邪悪なはんこ屋を自称する店へ。その名も「しにものぐるい」。隣にあるＴシャツ屋（一軒の店を単に真ん中で仕切っただけだが）は「臥薪嘗胆」。いったい、お前は誰と戦おうとしているんだ！
なかなか愉快な店なのでみんなも行くといいよ。オレ、Ｔシャツ買ってきたよ。これ着て太極拳行くんだ。心理的に出禁になるかもだが、その時はその時よ。そういうＴシャツ。
夕飯はその近所の焼き鳥屋。美味しかったが、駅前の焼き鳥屋のc/pがいかに凄まじいかを思い知ることにもなった。
