朝、カミさんが猫娘を居間で捕捉したので、確保してケージに戻す作戦を敢行。
ここで最大に間抜けだったのは、手袋をしないでことに臨んだこと。そりゃあまあ夫婦して病院送りになるさ。特にカミさんのダメージは大きくて、念入りに齧られたせいで左手がぱんぱんに。
おいらもそれなりにヤバイ状態で、かかりつけの医者に行って抗生剤もらってきたりな。
もちろんその場でアルコール消毒(酒を吹きかけたって意味じゃないぜ!)はがっちりやったので、抗生剤の力もあって化膿はしてない。ただし、牙が腱か筋肉傷つけたみたいで、突き指的なフィーリングで腫れてきた。
あとで聞いた話で、というか前獣医さんに聞いていたのだが、消毒はこういう場合塩素系漂白剤でやるのが一番なのな。荒療治ではあるが、化膿したり感染症に怯えるくらいならそれがベストっつーか。うーむ。結局傷そのもので腫れるのは避けられなかったかもだが、カミさんはあそこまでつらい思いしないで済んだかもしれぬ。その場は地獄だろうが。たぶん。アルコール消毒もそれなりに効くけどな。
いや、ここまではいい。これは自分たちの失態だし、それ以外の誰の責任でもない。
ここまで苦労してケージに戻したのに、やつめ、何分もしないうちにドアぶち破って逃げ出してやがるのよ。前回ロック失敗した(かどうか、今回の脱出劇を見ているとわからなくなるが)せいで逃げられたので、今回は念入りにロックを確認したのだが、それをきれいに破りやがったッ! ああ、折れたね。オレたちの心がぽっきりと。
とりあえず、隠れ場所を確認して、保護してくれてた人に救援を頼む。
よくわからんが、ここまできつい(ケガではなくてドアをこじ開けたことね)と、ちょっとオレたちの覚悟じゃ無理かなあと。
ウチの三毛はお医者さんも認めるほどキツイやつで、一応それともそれなりに暮らせてるからたいがいの猫はなんとかなるかなあと思ってたんですが、大変に考えがスイートでした。ええそれはもう。やつらが根本的な部分で野生を失っていない事実をすっかり忘れておりましたよ。あの黒いのでさえ、目前の恐怖にはありえない抵抗を示すということがつい最近あったばかりなのになあ。
で、夜救援に来てもらったんですが、保護はできませんでした。もう罠をしかけるしかないって結論になり、近日中に黒いの入院してから実行に移す所存。飯や水は食べてるし。
でもまだ自分内では揺れ動いてる。猫娘との縁はここまでなのかなあと。まあ近いうちにそれもわかるか。
朝は病院行って駅前の牛丼屋で牛定。夜はごめんして近所の寿司屋。ああ、やっぱり回らないのはうまい。本当にしみじみとうまい。そういう意味では、回る寿司屋にも存在意義はあるかね。
前日あんまり寝てないんで、昼寝。しっかりナノの帰り時間まで。でも夜はしっかり寝そうになった。それをなんとか振り切って、Appleの発表会を。おう、時計だけじゃなくて新型MacBookもか。スペック的にはすごいキーボードつきiPadっぽいが、これは触ってみないとわからないねえ。時計はわからんけど、使ってはみたいねえ。オレ腕時計は着ける質なんで。
それにしても手が痛い。