承前。
完全に朝になり、『上柳昌彦のお早うGood Day!』を聞き始める。どうやら、今日も含めてあと2回らしい。録音はしているのだが、最近は聞いてなかったので知らなかった。というわけで。
上柳氏は昼帯の番組に移るらしいので、あの喋りが聞けなくなるわけではないようだが、kirakiraとの激戦が始まりそうで。まあ、両方録音するだけだが。
Good Dayの途中で8時に。この時点で列が整理されて圧縮され、じつは80mくらいまで近づいている。
聞こえてくる拍手と歓声。ああ、始まったのだなあと思う。とはいえ、先は長い……はず。自分の前には150人になんなんとする購入希望者がいるのだから。これ全部待ちきれなかった予約者だったらいいのに。しかしじつは当日販売分はないとかそういう巧妙な罠が仕掛けられているとか! ……なんてことはなかったものの。
しだいに気温が上がってくる。夜中は寒かったのに、もう太陽が当たり始めたとたん暑いのなんの。ここで日傘がわりの折畳み傘が登場! 思いっきり役に立った。お店も傘を配ったりしてくれてるのはいいが、長時間の待ちにあの傘は重すぎるのだ。
列はすでに最後尾がまったく見えないほどまでに成長している。噂ではキロ単位に延びているとか。さすがにこれが本当かどうかは知らない。
長い長い列に店の人たちが水を配って歩く。わー、いろはす初めて……じゃないか。あとスタバ謹製のクラッカーとか。味が濃い。
しかし待ちが長い。最初の1、2時間は列がほとんど前進せず。列に加わっている人間が店員から入手した情報として、「さばけるのは、1時間で片手にあまる程度の人数のみ。在庫の数はわかんない」とかいうことをまことしやかに喋っている(まあ、通りかかった店員さんのひとりも、ほぼそれを裏付けるようなことを言ってたが)。いやちょっと待て。それっていったい今日中に何人さばけることになるんだ? ざっと計算してみると、30時間以上。全体の列から考えると、先頭もいいとこって場所でこれだぜ。うっそーん!
ていうか、さんざん待たせておいて、「今日は時間なんで、続きはまた明日。欲しかったらこのまま列を崩さないでならんでてね」とか言って切られたら、なんか暴動起きかねないぜ。どんだけさばけるか、どんだけの人数に販売できるかがわかった時点で、そっから先はせめて解散させるべきなんじゃないのか?
実際、それからもしばらく動かない。こりゃあ、完全に前日の行動から失敗してないかと思うわけだが、そんなことで思い悩んだってしょうがないので、開き直って足切りされるか、列がパージされるまで待つことに決める……夜とか用事あるんだけどなあ。家にも用事あるしな。
だが、10時あたりを過ぎた頃から、情勢は大きく変化する。列が劇的に(4〜5m/回)進み始め、気がつくと(11時くらい)前にいる人数が50〜60人くらいまで減っているのだ。それくらい、手続きが順調ということか。そうなのか?
それからはとんとんと列が縮み、1時前には無事入店する。iPadの時は、そこからがまた長かったんだが、なんと待ち時間10分程度。でもって手続きも30分かかってない。こっちがまったく迷わずに手続きやったってのもあるんだろうけど(普通は料金プランとかで逡巡するとか、いろいろあるはず。実際、初めて買うという前のカップルは、こっちが出る時にまだ手続き終わってなかった)、なるほど、これなら列がはけるのもわかる。
それから店をまっすぐ出て、ちょっと放心状態になり、カミさんに無事手続き完了した旨をiPadでメールを打ち、通りかかった食堂で日本初という触れ込みのカツカレーを食べ、裏通りを通って、来た時の地下鉄で帰途についた。
帰ってから、やってなかったことを開始。洗濯はカミさんが済ませておいてくれたので、あとやらなきゃならないのは風呂掃除と犬の散歩、あと家族の夕飯のおかず作り。
夕飯は、昨日お総菜を買ってきてあったのと、お米を研いで冷蔵庫に突っ込んであるので、その辺は省略。あとはナノの食いつき促進のためにそぼろを作るのみ。なので、こいつは最後に回し、まずは風呂掃除。その前に部屋で冷房かけてしばらく涼んでいたが。
風呂掃除はまあぱっぱと終わらせて、それから犬の散歩。さっき休んでいたのは日差しが弱まるのを待っていたからだったのだ! うそ。
散歩を終え、夕方のご飯をやり、それから家族用にそぼろを作る。最近もう白出汁に頼りっきりでいい加減なもんだが、どうせ適当に作ってるのであんまり変わらないからいいのだ。白出汁の他には長野で買ってきた藻塩と醤油で味を整え、あとはひき肉突っ込んで、かきまぜながらひたすら炊くのみ。
なんか適当なわりにまともなものができたので、帰ったカミさんに炊飯を頼んで、家を出る。いや、今夜は月一のアルテ飯の日だったんだよ! ΩΩ Ω<ナンダッテー!
もちろん一睡もしてないぞ! オレは無事に帰ってこられるのか?
というわけで、行きは終点が中間の目的地点の電車以外では全部立ってました。ていうか、それって最初の私鉄だけじゃん! 帰りは地元駅終点の電車はないので、必然的に全部立ちっぱなしという理屈! でもそれで正解!
ごはんはいつも通りとても美味しかったです。今月は臓物系。肝臓のパテとかハチノスとかいろいろ。テッチャンも好きなんだが、これはなかったです。費用対効果もすばらしい。J:COM東京の「四季食彩」7/4〜10分で、このアルテが登場するから見た方がいいよ! 出した料理はよそ行きもいいところらしいので、コアなイタリア料理を期待している向きも心配しなくて大丈夫。
ちょっと遠いのが玉に瑕だけど、距離分の価値はあると思われ。いまどき料理とワイン(事実上飲み放題)込みで1万どころか、7千円くらいでおさまっちゃう店はそうないでしょう。
帰りの電車は途中まで同行者がいたのでなんとかなり、私鉄もずっと立ってたので無事帰り着くことができたのだった。
それからいろいろデータ関係とか整理して、サッカー中継録画する準備をして、安心して寝室へ。そこから記憶がない。