夕飯は、山谷にあるイタリア料理のアルテで。メインはさる事情からTボーンステーキだったが、それ以外どうするか伝え忘れていてごめんなさい状態。とりあえず、料理やさんに適当にあるものの中から(メニューは豊富)見繕ってもらって出してもらう。
ここ、自家製でちゃんとしたハム類出してるのだが、いっぱいもらえて嬉しかった。
そしてTボーンは1.2キロなのでたいした大きさではない(最低1キロってところがほとんど)のだが、もはや欠食児童の状態は脱してしまった我々にすれば十分な量だった。もう満足だよ。
今日は朝から映画を見に行った。あれだよあれ。カミさんはよかったらしいが、ナノは怖かったらしい(別に泣き叫んでいたわけではないが、軽くトラウマになる感じではあった模様。夜に反戦絵本のエグいのを読んで、こっちは号泣だったそうだ。感動してとかそういうのではなく)。わかる。監督からして空襲シーンは怖かったらしいからな。オレも怖かったし。それでも見に行こうと思えるのは、それだけのものではないからなのだが、さすがに10歳にはきつかったかもしれない。
まあ、また5年とか10年とか後に見て、どう思うかかなあ。
でも、この作品は見た人間の来し方を思い起こさせるものだと思っているので、積み重ねが薄いうちは作品内容を素直に受け取るってのが普通の反応なのかもしれない。それが悪いという意味ではない。
映画館は半分くらいの入り。いやもうちょっと少なかったか。しかし、280人とか入る箱なので、こないだの別の映画館とはちょっと基準が違う。そして朝一だったしな。昼間の入りがよければいいが、世間的にはやっぱりマイナーな映画って扱いなのだろう。こういう映画は他にもいっぱいあるので、驚くことではないのだろうが。
ただ、こういうのって第2波、第3波があったりするので、今後の評判の広まり具合は大きいかもしれない。SNSでどんどん発信してくれという制作側の物言いもよくわかる。
その後、映画館に乗って行ったクルマでそのまま根津方面へ。我が家の猫の写真が展示されてるカフェに。いい写真だった。そしてそのまま昼飯にと思ったが、気がついたら2時過ぎててまともな飯を食い損なう。がーん。オレはいいんだけど。
そして仕方ないので根津の街を歩き回っていると、なぜかぶらり途中下車の旅状態に。雑貨屋さんだったか、花屋さんだったか、路地裏にある店に行ったら向かいにマダガスカルのポスターが貼ってある家があって、そこが国内唯一のマダガスカル旅行代理店とか、自転車のカゴに乗っている犬を愛でていたら、その犬がちょっと先に見える熱帯魚店にしか思えなかった(ショーウインドウが青く見えた)ところが実はケーキ屋で、そこの飼い犬であることを教えてもらい、そのケーキ屋を冷やかしに行ったらえらくうまそうで実際うまくて店内にイートインがあったのでそこでケーキとかキッシュとか食べてきたとか。
その帰りに小さな画廊があって、そこでアクリル画の動物絵の展示があり、絵本を買ってきたとか。
ああ、根津は本当に奥が深い。
戻って、カミさんとナノの夕飯の買い物とか、最近メダカ釣りでもらってきてしまったメダカ(らしいもの)の餌と水草とかを買ってくる。全部揃えて、それから家を出る。今日はほとんど家にいなかった日であった。
コメントを残す