8/28 外食い

 妙に筆が乗って、結局徹夜仕事。ちょっとだけ寝る。
 で、起きて、朝からナノのプールなので送っていく。で、コーヒー淹れてすぐお迎え。1時間ほどなので、ちょっとゆっくりしたらすぐに行かなければならない。
 戻って洗濯物を干す。ナノの水着を一緒に洗うというのをすっかり忘れていて、もう一度回したり。なぜなら、プールは今日から三連荘だから。
 お昼になり、お腹が空いているというので、諸般の事情からマクド。食うなあ。オレが作っても全然食べないくせに。

 で、戻って寝る。整骨院の予約を2時半に入れちゃったのであんまり寝られないが、とにかく寝る。目覚ましで起きて、ナノを昼寝させ、整骨院へ。待ちがなかったので30分ほどで戻れた。
 それから仕事。筆が乗っているので結構進むが、お出かけには間に合わなかった。無念。
 夕方になってシッターさんが来て、ナノが起き出したのでバトンタッチ。カミさんが戻るまでお願いして出る。

 今日は、1月にあったラッセのイベントなのだった。カミさんが行けと言ってくれたので、お言葉に甘えて。本当はこのあたりで仕事が終わってなきゃいけなかったのだが!
 前回は結構緊張するような雰囲気だったのだが、今回はわりとざっくばらん。本当は家族で行きたかったが(カミさんも行きたいと言っていた)、さすがに飲みがメインだったりするのでナノを連れていける状況ではなく(でもラッセは子供OKなんだぜ。まあだからってなんでも連れてっていいかっていうとまあそのアレなのだけど。他の人もいるしね)、やむなく自分だけ。
 相変わらずいいワイン飲ませていただいて満足。初っぱながムラトーリというワイナリーのフランチャコルタで、なんと2002年モノ。これがこのワイナリーの初出しの1本で、ガンベロロッソのグラス3つ取ったやつ(生産量はそれなりに多いので、入手困難というほどではないらしいが)。
 フランチャコルタは好きなんだけども、これは格別。例えるなら品のいいコクのある白ワインに炭酸入れたようなの(身も蓋もない!)。
 や、いい酒飲むのも、いい料理食べるのもひさしぶりだったので、ここですでに飲み過ぎました。ううう。セコンドは記憶があるけど、ドルチェはほとんど記憶がない。写真は残ってるから食べたとは思う。

 このお酒には、ガスパチョをシャーベットにしたものとセミドライトマトを戻したのに合わせた小さな前菜が。

アミューズ

ガスパチョソルベ セミドライトマトとともに


 続いて冷製のフォアグラと桃のシャーベットには、ボルゴ・サンダニエーレというワイナリーの白。アルビス・ブランという名前の2009年物。わりと軽めの白で、ドライな味……なのか? この後もうひとつ白が来たのだけど、そっちが濃いめの味だったので、相対的に。色も透明に近くて、またがつがつ飲んじゃう。これが後半のダメージを相当増幅したかも。
 いやだってじゃんじゃん注がれるんだものw いや、美味しかったです。というか油断してました。こういういい飯最近ご無沙汰だったので。
冷前菜

冷製フォアグラ 桃とデザートワインのソース リモナーリアの香り 桃のソルベ添え


 それから温かい前菜で、鮑の蒸し物とカルチョーフィのすましバター使ったフリット。鮑は当然肝がペーストになって入ってて。これもおなじくアルビス・ブラン。
温前菜

鮑のヴァポラータ カルチョーフィの澄ましバターフリット


 その次がプリモで、とうもろこしのラヴィオリ。敷いてあるソースがコーンスープテイストで、包んである具もとうもろこし込み(たしかあとチーズとか入ってたっけ……って具はとうもろこし関係なかったらどうしよう)。皮はどうかなー。説明してもらったはずですが忘れております。じつはこの料理は特に用意されたこの日のスペチャリテで、出された白ワインもこの料理との相性を最大に考えたものだったとのこと。
1皿目

青森県 嶽きみとうもろこしのラヴィオリ


 いや、たしかにとうもろこしのラヴィオリ自体、ちょっと聞いただけでは淡泊な感じがするかもしれませんが、これ、いいんですよ。そもそも素材がいい。澄んだいい味で。至福でした。このあたりまでは。次の魚料理は覚えてるんだ。セコンドもまあ肉の味(=おいしかった)まではなんとか。
 だがしかし、甘味はほぼ全滅! もちろんそれについて出たワインも! ああ、もう……。
 で、終わりではあまりに悲しいので、一応かすかな記憶をたどりつつ(って前菜の時点ですでにそうだって話が)、簡単に。

 お魚はマハタの瞬間ロースト(メニューより)、鮎のバルサミコ煮、うなぎの炭火焼きをシロッパート・ロッソ(シロッパートは果実をペースト状のソースにする調理法らしいってことはわかりましたが、何をシロッパートにしたのかはわかりませぬ。ビーツ? なんか果物?)で。瞬間ローストというと、生っぽい感じがしますがそんなことはなかったです(ここらあたりが記憶の限界)。もちろん火が通りすぎってことはなかったですが。ただひたすらうまかったという記憶がちょろっと。で、ここはリストを見ると2009年バルベーラ・ダルバのスーペリオーレ、名前はAltea(アルテア)。

お魚

三重県伊勢より真ハタの瞬間ロースト、鮎のバルサミコ煮、うなぎの炭火焼き シロッパート・ロッソ


 お肉は短角牛いちぼのタリアータに石坂舞茸のグリル。タリアータは見た目中華の蒸し肉みたいな色味だったんですが、いやちゃんとタリアータのテイストがあって。もうぼんやりしてましたが、ここだけははっきりと記憶が。
 合わせたお酒は2006年ヴィーノ・ノビーレ・ディ・モンテプルチャーノのリゼルバ。なんとDOCG。味を覚えていないのが口惜しい。本当に口惜しい。
 ただ、飲みながら食べたのは間違いないんで、でもって記憶ではこのお肉の味がしっかりと残ってる(美味しいという意味で)ので、ワインの味にも選択にもまったく問題がなかったことだけは間違いないんではないかと。
お肉

岩手県 二戸市北高原漆原牧場 短角牛いちぼのタリアータ 石坂舞茸のグリル


 甘いものは桃のベリー ティザーナ コンポートというもの。コンポートの上品なヤツ(写真から)。こうやって写真見てるとなんか桃食べた記憶も蘇ってきたぞ。デザートワインはル・チーメ(?)2008年。
甘いもの

桃のベリー ティザーナ コンポート バニラジェラート添え


 それからパイナップルのシャーベットで締め。
食後のシャーベット

パインのシャーベット。

 なんかひさしぶりだったので、本当にダメダメでした。もっと気を張らないと最後まで楽しめないというのに。

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