活動ってのは、近所のお祭りでの焼きそば売り。これ1日だけなので、やっとくと他の回数の多い活動とか出なくていいので。
いやまあ焼きそば焼いてみたかったのも本当だけど。
朝ぎりぎりで行くと、すでに全員そろってて臨戦態勢。男衆はとにかく鉄板にはりついて手順通り焼くのが仕事。袋詰めになった具を開封して鉄板へ空け、焼いて、味付けして、麺を焼いてソースで味付けという手順。結構な力仕事。
だと思ったんだが。
ここに関西出身で、就職する前何年か焼きそばをバイトで焼いてた人が登場する。いやもうすげーの。力も入ってないし、焦げ付かせないから無駄も出ない。細かいノウハウも納得することばかりで、その辺はしっかりと覚えたつもりだが、温度調節は体得しかないなあ。
もうとにかく焼く速度が通常の倍。激安なこともあって、結構お客さんが殺到したのだが、それをほとんど待たせることなく超量産体制を確立していたという。もちろん味もいいから、どんどんお客さん来るのね。すげえ。
というわけで備忘録。
・肉、火の通りにくい野菜、火の通りやすい野菜、麺の順だが、基本混ぜて焼かない。
・麺はざっとならして油をかける。たぶん鉄板の温度で麺のスタックの厚みを変えていた。油をかけるのは、麺の温度を100℃以上に上げるため。これで仕上がりの時間を短縮する。
・ソースをかけるのは麺だけ。あと、コテは角を鉄板に当てる感じで麺を左右に大きく混ぜる。麺が切れるから。
・野菜は最後に混ぜるだけ(というか乗せるだけ)。ソースの色をつけないことで、具だくさんに見せるため。
・温度管理をちゃんとやらないと火が通らないまたは焦げる。当たり前だが、一番重要。ただしこのやり方だと、普通より焦げにくい。
このノウハウは量産用なので、家庭用ではかならずしも使えないが、野菜を分離するとかは結構いけるんじゃないかと思う。
お昼はひさびさ海苔弁。あー、海苔弁おいしいなー。あとビールがあった。すてきー。
午後も量産は続き、結局終了予定1時間半前に完売。そりゃーそうだろー。100円高いとはいえ、向かいはイカげそとか目玉焼きとか入ってたのに、全然売れ行きが違ったのは、明らかに味の差だと思うぞ。向かいがダメなんじゃなくて、こっちがすごいの。いやまー。
夕飯はしらすのスパゲッティ。ディルを追加で買ったのだが、これがひどくて中で腐ってた。ぐえー。使えるところだけ使ったけど、今度あのスーパーに文句言おう。
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