2/18 巨大旧正月

 起きた。眠い。計測、絶望、ジョア、投薬。
 関係ないが、モバイル用のメカニカルキーボード、微妙にピッチがあってないのかミスタッチが多い。ノートのキーボードはそこまでではない。タッチ感は全然メカニカルの方なのに。

 お出かけしようということになり、仕事はあったが出る。
 目的地は近所の駅からちょっと歩いたところにある神社。ナノが神社マニアなので。
 その前に、駅前にある黄色い牛丼屋系の寿司屋へ。これがちょっと割高ではあるのだが、そんなに高く感じない絶妙な価格設定の上にネタが悪くなくていい感じ。つまみの類も充実していて、あれでこうもうちょっと牛丼屋感がなくせれば(カウンター的に横並びに座らせて、目の前にはタブレットと配食レーン方式)完璧ではないか。
 ナノ的にはいつものところが一番とのことだったが。まあわかる。
 でもあそこの駅前で落ち合って適当に寿司で夕飯ってなったらあそこは十分にありだ。ファストフードなのに! もともと寿司そのものがそうなのだが。

 それから歩き始める。たいした距離ではなく、なんとなく着いてしまった。運動量が足りないかなー。
 お参りして、隣のお寺にも参って、別方向に歩きながら巨大旧正月キノコに乱入しつつ、食堂付きの植木屋に寄って甘味とコーヒー。アイスがあったのでそれを。
 で、駅に戻ってスーパーで買い物して帰った。今夜は鍋。

 とりあえず鶏手羽スペアリブをダッチオーブンで焼いて(開けたら白かったので焼きが足りなかった)水で炊き、それに白だし加えて具を投入して終わり。メインの具はつくね。合い挽きと鶏ひき肉合わせて白ネギ、生姜加えて卵と片栗粉つなぎにして練ったの。ごま油とかちょっと入れればよかった。醤油とか。ごまも悪くなかったかな。あとは豚バラスライスなど。鶏もも肉も買ったが、多いと思ってやめて正解。

 片付けして、深夜昔の某ちゃんねるのスレの「あは。」とかいうのに行き当たったので読む。
 これが事実だったかどうかはともかく、すごいテキストだなあと感心する。あと最後で地獄に突き落とされるんじゃないかとドキドキしたが、そんなことはなかった。思えばゼロ年代はこういう優しい話が普通にできていたのだなあなどと今更ながらに。
 最後に嫌なオチがあるんじゃないかと身構えてしまうのは、最近はそんなのばっかりだからなのだが、世間がそういう空気だってことなんだろうと思うと暗澹たる気分になる。
 そう、いい歳こいて好きめがとかグイグイくるとか、僕ヤバに魂が惹かれるのはそういうことなんだろうなあと。こういう話がいまそこそこ支持されているのは、反動なのかもしれないなあ。あるいは殺伐とした空気に辟易した先取的な人たち(ウェブ発祥のコミック読んでる人たちって、読み手の中でも割とアーリーアダプター要素強いと思うんで)がこういうのを求めているというか。
 しかし、狙ってやったのかどうかはわからないが、「あは。」はキラーワードですよ。あれ思いついた瞬間に勝ちを確信できるレベル。事実なのだとしたら、安い物書きの頭の中身なんぞ、現実が軽々と飛び越えていくものなのだなあと思ったり思わなかったりなどと、梗醍果2巻の見直しをしながら。

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