5/3 黒いの2匹は目立たない

 三毛は通りに面した大窓のところにいて、通りがかりのお子さんたちなんかに大人気だったらしい。
 そのニッチを埋めるべく、猫娘と黒いのが進出を図っているのだが(どうやらようやく入ってもいいのだと理解したようだ)、彼らの容姿から考えてそこにいることに気づいてもらえない可能性がわりと高めの模様。
 三毛が健在な頃は2階の窓からあたりを睥睨していた猫娘であるが、その存在に気づいた人間は皆無であって、それはおそらくごく至近距離にある下からでも一緒と思われる。だってそこにいるって知ってるこっちですら一瞬気づかないくらいだから。
 まあそれでも、そのうち気づいてもらえるかもしれない。がんばれ。

 起きて計測、トマト、そしてめんたまやきチャーシューまぜごはん。
 コーヒーなどいれて昼間の野球中継などをぼんやり。眠い。
 夕方ちょい前、2度目の食事でマクドに買い出しに。途中で獣医さんに寄り、三毛の顛末の話と残った薬や注射針やリンゲル液なんかを持ってきていいかと確認をとる。OKだったので、そのままマクドに向かい、帰ってブツを並べてさあ食えとやってから荷物を抱えて出る。ほとんど使ってないペットシートが重くてかさばったが、点滴のパックもそれなりに重かった。
 というわけで、わずか1日半で三毛の使っていたものはきれいになくなった。昨日の夜のうちにカミさんが三毛の部屋のゴミを全部集めてくれていたし、掃除もやってあったので、もう本当に残ってない。カミさんが作った写真だけが、その部屋での三毛の存在した証となった。

 それから、カミさんが思い立って本棚などを見てきたいとのたまうのでそのように。運転手として随伴。
 希望通りのものは見つかったが、いかんせん入荷が1週間半ほど後とわかる。仕方なく予約して配送をお願いしてくる。
 帰り道、補修用テープが必要だったので、カーボンでおっそろしく強力な補強テープを買ってきた。だがしかし、真空パッケージが2個入っていることに大変嫌な予感がして、箱の能書きを読んでみたらああた、空気に触れた瞬間から硬化開始なので開けたパックは全部使い切れよ! とかいう頼もしいお言葉。ああなんてこった。補修用テープとしては結構なお値段だったのに。

 戻って、キーリングが届いていたのでタグをはめてクルマのキーに取りつけた。これで紛失の心配はないかなー。もっとも、予備のキーがもう1個あるし、いままでなくすようなことはなかったのだけど。
 このタグ、情報を他の人間と共有できないのが困る。家族で共用しているものの捜索は全員でできる方がいいのだが。そういう用途は思いつかなかったのだろうか。

 夕飯は鶏の唐揚げ。今日はことのほかよくできたが、ちょっぴり焦げ臭かったことは告白しておかねばなるまい。ちょっと揚げすぎた。とはいえ、衣の厚みもごく薄く、パリッとした揚げあがりに仕上がったのは大きな前進であろう。
 あとレタスとニンジン、プチトマトのサラダ。

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