2/25 腹にくる

 起こしたら、ナノは全然大丈夫だった模様。よかった也。
 というわけで、朝飯を用意(チーズナン温め直し)して、飲み物とか用意して、あとは自分で準備させる。結局見送りにカミさんもついていくとのことだったので、そのように。二人をクルマで駅まで。
 こっちは戻ってから洗濯物仕掛けて、しばらくしたら洗い終わったので機械乾燥と部屋干しに分け、機械干しの方はそのままスイッチオン、部屋干しはささっと干しておしまい。寝る。

 昼過ぎに起きて、今日映画を観にいくかどうかを考える。とりあえずどっちでもいいように猫関係を終わらせ、時間が迫る中、体調が映画向きかもって思えたのでそのように。
 キネカ大森なんでちょっと遠いんだよね。だから、夕方からの回だけど早めに。
 行ってよかったです。特に初見のペンギン・ハイウェイ。なんかこうキャストにどんだけ使ってんだってくらい豪華な人たちばっかりで(脇のかわいい声の少年がくぎみーだぜ。お母さんが能登とか。あとジャイアン役が女性だったのはちょっと驚いたけど、よく考えたら女性声か)、まあこういうのもありなんだろうなーと。
 とりあえずBD買った。本当は配信派なのだが(この世界…も配信で買った。ていうか、公開日に予約開始してたのでそれで)、やってないものはしょうがないよな。聲の形は配信待ちしてたらいつの間にか配信サイトで視聴リストに入ってたけど、こっちはそんなに待てなかった。
 で、もう一本の若おかみの方は、ペンギンが大人向けに近かったので違和感なく観られたのに対して、こっちはバキバキの女の子向けのフォーマット準拠なので(本当にプリキュアとかあっち系統に要求される要素が全部ぶち込んである)、絵面とか観てて違和感が強かった。前から感じてはいたが、比較対象があるとわかりやすい。
 で、内容はアレなので、絵面や演出、セリフなんかとの乖離っぷりに食あたりに近い気分に悩まされたが、まあアレはああいうものだし、逆になるほど、これは食わず嫌い多いはずだよなあと納得した次第。
 高坂監督の意地というか、職人っぷりが遺憾なく発揮されているって点では、ものすごく興味深い。おう、自由にできる部分は自由にやるが、発注された要件は全部やっちゃるぜって部分というか。それが人を本当に選んじゃってるってのは悔しくもある。
 まあでも、ジブリキャラがオーバーアクションや少女モノフォーマットのシーンなんかをもうちょっと減らした感じでやってたら、たぶんポストジブリとかなんとかで、この作品に関してはヒットしたかもしれないけども、いきなりそんな感じで祭り上げられちゃって、それはそれでいいことばっかりじゃないかなーって思ったりもして。
 いやまあそんなことどうでもいいんですけどね。あそこまで溜めに溜めて、あのシーンってのはもう単体でも十分腹に来るってのに、ペンギンでなんとも言えない感覚になってて、そこでブーストかかってるんで、なんか体に変調を感じるほどでしたよ。何度も見てるんだから、流石に号泣したりはしなかったけど、涙が止まらないっていうか。
 ちょっとうそ。なんで悲しくもないのに(次に何が来るか流石にわかってるし)涙が出るんだろうと思ってたら、花粉がバリバリ飛んでたらしい。劇場出るときには、目が痒いわ、涙は止まらないわでもう大変でしたよ。紛らわしい。

 帰りはカミさんと待ち合わせて、会社のそばで飯。台湾料理。うまかったです。本物の台湾料理は少ないらしいけど、あそこは本物じゃないかなー。まあそれはともかく、いままでの経験で、台湾料理と看板を出してる店に入って不味かったことがないので、今回も安心して入ることができましたよ。まずい台湾料理の店がないとは言わないが、確率的に低そうなのはなんとなく。
 帰り着いたのは深夜。てっぺんは回ってなかったが。
 朝まで起きてて寝た。
 さあ、いいかげんいまかかってることを終わらせないと。

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