なんか言いづらいよね、カペッリーニ。カッペリーニって言っちゃってもしょうがない。でも案外多いんだ、こういう変な場所に促音入ってる単語。変なのって日本語的な常識で、イタリア語からすれば日本語の方が変なんだろうが。
さて、カペッリーニだ。ほっそいのね。そうめんよりほっそい。茹で時間わずか2分。ご存知の通り、乾麺の茹で時間は完全に火が通る時間なので、実際はもっと短くしないとぐだぐだになってしまう。こいつなんか、2分正直に茹でたらすぐ伸びちゃうくらいぐにゃんぐにゃんだ。
ところがこいつ、氷水で締めると、実にいい感じになる。まるで最初から冷やして食えと言わんばかりの代物だ(でもイタリアには、パスタを冷やして食べるっていう発想はなかったという話)。しかも麺の断面積が非常に小さいので、ソースが染み込まなくてもぼんやりした味にはならない。つまり、どういう意図で作られた麺なのかは知らないが、とにかく冷製系に向いているっていうこと。こないだはフェデリーニという、要するに単に細いだけのスパゲッティ(1.4mmらしい)で作ったのだが、今回はこのカペッリーニで作ってみたのだった。
失敗したのは、茹でた麺の量に比して、分量が異様に大きくなったこと。普通の太さのスパゲティ類より膨らむ量が大きいんだと思われる。というわけで、ソースが足りなくなった。その辺はオリーブ油奢って解決。解決になってないが。
で、このうまさ。なんてうまいんだ。これできちんとソースが回ったらどんなになるんだこれは。トマトの量をもっと奢って、最初からオイルもたっぷりにしておけば(麺を減らすという発想はないのか)、完璧ではないだろうか。
夕飯はこのトマトの冷たいカペッリーニと、ナノ用にミートソース。ミートソースはスパゲッティにしたよ。足りなかったから残ってたリガトーニも入れた。ミートソースにはむしろリガトーニの方が向いてたかもしれない。
昼前に起きて、洗濯などしてから活動開始。雨なので、干物は洗濯機と風呂で。
ファミレスで仕事などして、それから戻り、ナノが塾のために出かけるのをアシスト。それから仕事のつもりだったが、野球があんまりで暫時呆然。なぜか追いついて小康状態になったので、三毛の世話やら夕飯やら。
深夜にAppleの発表会。いつからこんなにつまんなくなったのか。ああ。
>なんか言いづらいよね、カペッリーニ。
元々の単語 capelli の発音(カペッリ)を思い出すと、発音間違えにくくなるかもです。
それにしても日本は【カッペリーニ】表記も多いんですね!【ルッコラ】もやめて欲しいのですが、【カッペリーニ】もやめて欲しい発音ランクインです(笑)。
読み直してみて、どこかでカッペリーニって書いてないかってドキドキしました^^;
カペッリを先に覚えておけば確かにカッペリーニにはなりませんね。勉強になります。