９／１３　夜、駅からの帰り道

　頭上をごうっと風が吹き抜けていった。同時に、それまでむっとするような空気に満たされていたあたりに、さあっと冷たさを感じさせる風が流れ込んできた。
　夏の終わり、そして秋の始まりに居合わせたのだと感じた。

　なんて余裕は全然なくて、ヤバイ、相手先の編集さんを待たせまくっているよ！　金曜日からの続きね。やーもう、なんかナノが突然発熱して、昨日の晩からあんまり寝てないの。そんな頭で家帰ってじゃあ仕事になるかってゆーと、これがならないんで、しかたなく寝たりするわけだ。あくまでしかたなくだよ！

　飯はお好み焼き。カミさんのはうまいんだ。本当はたこ焼きもうまいんだが、タコ焼き用の型がどっかいっちゃったので今回はなし。

　なんでお好み焼きかというと、お客さんのリクエストがあったから。
　去年も来られた欧州からの友人が来る日だったのだ。無念だったのはナノがかなり遅い時間になるまで起きられなかったことと、万全な状態でお迎えできなかったこと。年に一度なんだし、もっと楽しくお招きしたかったのだが、こっちがばたばたしてなにもできなかった。無念。
　というわけで、来年はこっちで行ければと思う。真面目に計画中。ま、予定はまったく見えないんだけど。いつごろ仕事が入るかわからないゆえ。隙間を縫ってってことになりそう。