起きた。計測。軽く絶望する。熱量はさほど摂っていないはずだが、入りっぱなしなので増える理屈。どうして旅先ではこうなのか。
朝食は海鮮丼メインのバイキング。当然量は制限しているが、魚うめえ。あとプリン少量。
体調もあってか、温泉の質が合わないっぽくて手の痒みが増して浮腫んでいる。体用のステロイド軟膏を塗ったら治ったが予断は許されない。
今日は街中を流してからお土産買って、ちょっと温泉の方に寄ってから帰る感じ。時間の余裕はたっぷり。かわりに帰着予定時刻が深夜手前。
断続的に降る雨の中、妖怪の居並ぶ道を散策、カミさんとナノが妖怪ジオラマなどにチャレンジしている間に雨が強くなったので、クルマを取りに行き、乗せて出発。
その足で鮮魚市場で買い物して飯にした。期待していたような高めの料理とかはなかったものの、そもそもひとつひとつの素材がうまいので、ただのお刺身定食とか蟹の丼とかがそれだけで高級料理。アジフライも美味かった。品切れが多かったのが悲しかったものの、十分に満足したのでよし。
そこを出て、漠然と玉造温泉を目指す。カーナビは行きのルートを提示してきたが、面白くないので大根島経由のルートにする。未知のルートは楽しい。走りにくい場所もなかったし、何よりこのタイミングは日が差すくらい天気が良かったので。
漠然と目指していたので、到着後、どこに行けばわからなくなる。泥縄でカミさんが調べてくれた結果、唯一夜9時まで立ち寄り湯をやってくれている大店があったのでそこへ。
真面目にいい湯でした。ここ2日で手の赤切れがひどくなっていたのが、一回湯につけただけで赤みが綺麗に引いたという。
昨日、一昨日のホテルも悪くなかったが、ここは立ち寄り湯の客にも泊り客並みの扱いをしてくれて、旅の最後で実にいい経験ができました。今度はここに泊まろうかと家族会議。部屋の単価は確認済み。
そこを出て、カーナビを信じて車を走らせる。電話に予想させたルートとは異なり、しっかり高速を使うルートを提案してきたのでそのように。雨が強かったものの、特に困ることもなく指定ガソリンスタンドに到着。パーキングに入れ忘れて電装系が完全にカットできないことに困るものの、カミさんのサジェスチョンで辛くもその状況から脱出、無事レンタカーを返却完了した。
そして空港に着いて軽食など摂っていると機材到着遅延のお知らせが。うーん、夕飯どうしよう。オレは絶食上等だが、カミさんは明日会社だしなあ。
で、結局カミさんとナノはラストオーダーに触発されて夕飯を注文。自分はちょっと御酒とハチノスをいただいて、あとはコーヒーのみ。絶食決定かもしれぬ。満腹感あるしなあ。熱量的に御酒で十分って気がする。お猪口3杯だが(飲み比べ形式)。
そこへラストオーダーで店員さんが回ってくる。思わずちゃんぽんなど頼むカミさん、そして牛焼肉丼など頼んでしまうナノ。ラストオーダーには弱いよね。でも飛行機の遅れはそれ以上進まず、なんか注文が届かなくてギリギリの感じに。
結局カミさんたちは全部なんとか腹の中に放り込んで、大慌てで会計を済ませ、なんとかボーディングには間に合ったわけだけれども。
しかし30分遅れで出発したはずなのに、なぜか定時から10分ちょいの遅れで到着っていうですね。飛行機の本気すげえ。乗客の都合ってより、空港のスケジュール的な都合だったんだと思いますが。
そこからはなんの問題もなく自宅へ。乗り継ぎが2回くらいあったけど、つまんないくらい何にもなし。お土産満載のスーツケースが重かったくらい。
シッターさんのおかげで猫たちも問題なく、疲労困憊ですぐに寝たカミさんたちを横目に、風呂沸かしたりして結局寝られたのはいつもよりちょっと早い程度の早朝でしたとさ。
明日の計測が怖いぜ。なんも食べてはいないんだけどな。