なにがどう間違ったのかよくわからないが、結構大変なことになった。
まず、朝遅めに起きて、洗濯など。干して、土曜日授業のナノと授業参観のカミさんの帰りを待つ。
帰ってきたところで、中華定食屋で飯など食べ、猫たちの飯やらなにやら、細かいことをすませて出発することにする。
長距離は乗り納めの予定なので、今日はカーナビに全部任せようということにする。これがよくなかった。
まず東名方面に向かうので一般道を行くが、途中で首都高に乗れと指示が来る。従うことに決めたのでそのように。ちょっと詰まっていたものの、無事山手トンネルに入り、さて東名を目指すかと思うがどうもおかしい。東名への分岐じゃない方を支持してくる。それでもまあ、この先に東名に向かう分岐があるんだろうと高をくくっていたら、いきなり一般道表示に変わりよる。
そう! こいつ、山手トンネル完成したことを知らないのだ! なんてこった! その先(五反田)で脱出し、地上から山手トンネルをめざすも、どうも怪しいのでここでGoogle Mapを試す。おう、いい具合に3号線目指してるぞと思いきや、なんかその目の前で怪しい細い道に分岐を促され、その通りにしたら出たところがちょうど高速の乗り口で、あんまりちょうどなので左折して通り過ぎてしまう。呆然。ていうかあの細い道への分岐はなんだったの。まっすぐ行ってれば普通に乗れたよね?
結局、渋谷へ向かうものすごい交通量の中を縫ってUターン。しかも途中下を通って戻るルートがわからずにさらに進み、その先でもう一度Uターンしてなんとか高速に乗る。
ロスすること20分ほど。もっとかな。いやはや。
高速は渋滞しているとのことだったが、結局事故渋滞も解消し、でかい渋滞の手前で小田原厚木道路に分岐したのでことなきを得る。やったー、これは渋滞なしでいけそうだぜーと思いきや、出口が大渋滞。もう30分かかって1キロも進めない。しかもカーナビは箱根ターンパイクを行けとの指示。えー、あの右側に見えてる暗い道だよね? ていうか山道だよね? もう日が暮れているので、マジで闇の中を走る羽目になりそうなあの道だよね?
で、ターンパイク入り口あたりで渋滞がまったく動かなくなり、しびれを切らせて裏道へ。それまでが冗談のようにすいすい進むが、カーナビがここでターンパイクへの道を外して海岸沿いに誘導しようとする。しかしその先にあるのは、高速出口から続く大渋滞の原因になってる真っ赤な道。そりゃターンパイク行くでしょう。
これがいけなかった。
カーナビはターンパイクから伊豆スカイラインへ向かえと誘導しているのだが、入り口に立ってたお兄さん曰く「あー、この先通行止めなんすよ。どこ向かいます?」と聞かれ、カーナビに言われた通り答えるとこれがドンピシャらしく、回避路を教わる。さらに入り口のおじさんに、その指示より先に向かって三島方面に行けば別の高速があるからそれに乗るのが吉とこれまた別の指示をいただく。
現場大混乱。それでもターンパイクを行ったのは、カミさんがこの道を走り慣れていて、分岐がそんなに多くないのでその場で考えればいいという提案があったから。
で、結局ターンパイクは走り切る。終点で、この先スカイラインってところで、出口のお兄さんが「ここから先は通行止めなので、湯河原方面に向かうが吉」と指示をくれたのでそのように。
湯河原方面への有料道路のモギリのお兄さんが「スカイラインの入り口、こんななってますぜげへへ」と言いつつえげつない写真を見せてくれる。マジで道路が崩壊していて、スカイライン方面は一切進めないとのこと。あぶなかったぜふー。いや聞いてただろう。
ていうか、スカイラインがもし通行可だったとして、目的地まで暗い山道を延々走ることになっていたわけで、なんかどっちにしてもろくなことにならなかったんじゃないかと思う。
そこから湯河原への道はまあ普通の整備された山道で、運転はきつかったかもだが、障害はなかった。
山道を抜けると湯河原の奥にあるいかにも高そうな温泉街で、それ通り抜けて湯河原の普通の温泉街を横目に見ながら駅前を通って海岸沿いの135号線に乗る。って書くとそんなでもない感じだが、いま通ってきた道の地図を見直すとぞっとするね(笑)
(笑)じゃない。
そこからは左手に海を見ながら海岸沿いをひた走るルートで、なんかこう、あんなことの後だっただけに妙な爽快感があった。
で、ナビの必要もほとんどなかったのでスマホでラグビーの決勝戦見たりして(スポーツニュースのサイトから中継のリンク張ってあった)、ちょうど決着ついたあたりでなんとか目的地に到着。
6時間かかってやんの。渋滞なしなら2時間半の行程に。
ていうか、間違いは東名の分岐あたりで最高潮だったかなー。あのまま三島まで出て、西から回り込むコース取ってれば、無難に着いたような気がしてならないが、まあこのクルマとの最後のドライブとしてはそこそこ楽しかったように思う。終わったから言えることだし、ナノ的にはたまったもんじゃなかったらしいが。
まあ夜の真っ暗な山道恐いよね。オレも恐かった。カミさんがいなかったら完全アウトだったような気がしてならない。
着いたタイミングがアレで夕飯がぎりぎりになり、でもまあビュッフェの割にはとてもおいしい夕飯をいただけたのでなにより。なんといろいろ飲み放題だったり、夜食もタダだったり、カラオケルームで歌い放題だったり、マンガ読み放題の立派な部屋があったり、遅いけどWiFi完備だったりで至れり尽くせり。ああ、温泉も個室の貸切風呂が予約なしで使えたりな。大浴場に入ってないという。
なんだかんだで1時くらいまで起きてて寝た。