日別アーカイブ: 2019年3月30日

3/30 仕事もしねえで

 昼に起き出して、カミさんと昼飯とか。ナノは朝から映画でお友だちと出かけている。
 飯は屋台っぽい小さなお店でベトナム料理。うまかった。
 新しい店は最近の決済システム使ってたりするので、非接触型の支払いとか使えるのがうれしい。いや現金払いだったが。

 戻って、カミさんが眠いと言って寝たのでこっちは出かけるために猫の世話。ちょっと餌を変えたら、量を出しすぎちゃったせいで隠れて吐いていて、そのために餌の量を調整。粒子が小さいので、カップで計っても多くなってしまうのは盲点だった。こういうのは重さでやるべきなんだろうな。
 三毛は協力的だったのでぱぱっと終わる。ちょうどそこでナノが帰ってきて、保育園の同窓会があるので最寄駅へ出かける。こっちは別の飯屋に行くのだが、ちょうど時間が重なったので一緒に出る。

 夕飯はシチリア屋。シチリアに惚れ込んだご主人があっちの料理をかっちりと再現しているお店。何度か行ってるのだが、なんか中途半端になっていたので、自分内できちんと納得いくように食べておきたいなあって。そう何度も行けないし。
 メニューはシチリアセットという突き出し、汁物、前菜、1皿目までの定食メニューが基本で、それにアラカルトを追加していく形式。自分的にはそんなに量が多いとは感じないので、アラカルトは必須。と、思ったら、お任せがあんのね。結局ちょっと足りないって感じになりそうな気はするが。
 突き出しは、うにのブルスケッタ、それとオレンジに玉ねぎ刻んだのを載せたの。突き出しなので、小さいお皿。
 それから汁物はそら豆のズッパ。ズッパっていうと汁っぽいものを想像しがちだが、ペーストと言った方がいいかも。これもちょっとなのだけど、正直ボウルにいっぱい欲しかった。そのくらいうまい。
 前菜は野生フェンネルの団子。常温のトマトソースがかかってる。メニューには草団子って書いてあったけど、本当に草団子だった。フェンネルの細い繊維が塊になってる感じ。いや、これは珍味。珍味ってほど軽いものじゃないが。真面目にもっといただきたかったくらい(こんなんばっかだな)。確かに現地ではこういうのが無造作に皿に盛られて出てくるんだよなー。これそのものは初めて食べるのだけど。
 3年前(もうそんなか!)ストロンボリに行った時、そういう店はないかと思って探したんだけど、バキバキの観光地だったんで綺麗な食堂というかレストランばっかりで、それが残念だった記憶が。きっとちゃんと探せば、地元の人だけしか行かない店とか見つけられたんだろうけど、言葉ができないと色々厳しいねえ。
 前菜もう一個は豚のゼリー寄せ。スーズーというらしい。酸味がミソなんだそうな。これもでかいの切り出して食べたかった。
 で、セットのトリはいわゆるプリモピアットなのだが、これには白魚のリングイネを頼んだ。白魚がとろっとしていて濃厚な味。これはやばい。他のも試したかったのだけど、まあまたそれは別の機会にかなー。
 ここからは追加で、目玉焼きのパスタ。あれは中空だったのでブカティーニかなあ。いや違うかも。カットしたトマトが散らしてあって、これもうまかったです。
 セコンドは悩んだけど牛で。メニューには煮込みとあったけど、コトレッタに変わっておりました。コトレッタ歓迎。こないだもコトレッタだったけど、あっちは高級店のそれ(白っぽい衣に分厚くてレアな肉)で、ヌオーヴォ・マチェッロで食べたのに印象が近かった。こっちは、パン粉にアーモンド混ぜてあって、かっちり火が通ったやつ。
 十分満足して店を出る。値段も想像よりずっと安かったし。もともと安めの値段設定ではあったのだけど。もしかしておまけしてくれたのかもしれない。

 店を出たら雨だった。折りたたみの傘で凌ぎながら、ちょっとした距離を歩いて駅まで。駅から遠いんだよねここ。
 で、電車乗り継いで帰る。
 保育園の同窓会だし、まだ中学生だし、とっくに帰ってるだろうと思ってたら、カミさんとナノが帰った時間は結構遅くて、先に帰り着いてしまった。
 眠くて、風呂入らずそのまんま寝る。明日はお客さん。