日別アーカイブ: 2018年11月3日

11/3 じだらく

 人がいないとこうもいい加減になるものか。
 朝起こされて、なんとかふたりを近くのJR駅まで送る。で、そのまま戻って洗濯、干して寝る。
 起きて、洗濯物を入れて(夜にわか雨があるかもとかなんとかラジオが言ってた。入れた時点では雨の気配など微塵もなかったが)、予約してあった映画に。飯はそこで食べる予定。

 映画は『若おかみは小学生』2回目。飯のことを考えて、ちょっと前に着く。ステーキ屋ができてたので、つい入って頼んでしまう。同じ値段で増量とか景気のいいこと言ってたので信用して少し高めのステーキにしたが、うーん、まああんなもんか。
 映画は2回目なので少し俯瞰して見られたが、ぞっとするほどの完成度だった。構成に隙がなさすぎて、むしろもうちょっと破綻してた方がより受けが取れたのではないかと余計なお世話を。
 それにしても、「あんな目にあった子が、なんの迷いもなくあんなことできるわけがない」とか「葛藤も何も見えないのはおかしい」というような話がよく聞こえてくるのだが、ええと。
 子供のアウトプットの少なさをなめるな! そういう状況に直面して、泣いたり喚いたりできるのはある程度経験を積んでいるからなんだよ。あの年齢であの状況に出会ったら、本能的に感情をフリーズさせちゃってもなんにも不思議じゃない。でないと壊れてしまう。
 感情を吐き出すことでコントロールを図れるのは、少しずつ経験を積んでそういうスキルを自然に蓄えているからで、それができない場合もあるんだ。あの子の本当の顔は、ほら、両親に見せてるあれなんだ。それが、温泉街に向かう時の彼女は違うだろう? あれをラス前まで続けてるんだぜ。いい子の殻を被り続けてるの。無意識に。
 最後の試練があまりといえばあまりだけど、あれが固く彼女の閉じこもっていた殻をぶち割ってくれたんだよね。その間に、彼女はその試練に耐えて、自分を取り戻す力を蓄えていたので、最後も明るく終われたわけでな。

 それから戻っていつも通りやってから、野球にうんざり(工藤、西武時代の監督そっくりだったぞ、表情が。達川をやりこめたと確信したときの森監督の表情は、プロ野球史に残る下衆さ加減だと思っているのだが)して飯を食いに。知ってる人の移った店に行ったら、安かったのはいいんだが、その人がいなかった。これはどういうことだろう(店は間違ってないことを何度も確認した)。怖くて聞けなかったけど。
 本人の電話番号知ってるから、SMSで聞いてみようかな。

 戻って、食い足りない気がしてコンビニで軽くおかず買ってビールとか飲んだのだが、朝方になって調子が悪くなる。昨日から腹具合はちょっと変だったのだが、ううむ、寝られん。まいった。