ってなくらいの雨に襲われた夕刻。
9時くらいに目が覚めて、太極拳まで時間を潰し、出る。先生の名前とどういう人かはだいたいわかった。それなりにすごい人らしい。
型の意味と術理を教えてくれるのはしびれる。もともと太極拳の技(それも体操化した簡化の)はえげつないとは思ってきたが、本当にえげつなかった。殺す気満々。閃通臂なんざ肩関節外すんだぜ。蹬脚も脇腹蹴って肋へし折る意図があるしよう。倒巻肱にしても相手の手首折りに行ってるんだぜあれ。
まあ知ってる人にはそれがなにか? なんだろうことはわかるんだが、リアルにその場でこうする技だって中国の人に聞くと結構唖然とする。
まあ実際にそうするわけではないし、そういう意図を持って型をやろうってことなんで、別にいいのだが。
いやさ、太極拳ってなんか日本人の先生だと形の綺麗さとかしか教えてくれない人が多くって、本当は形じゃなくてどう動くか、どうする意図を持って型をやるのかってのを知りたかったので。中国の人の上げてる太極拳の形って、結構ばらんばらんで、競技会だと減点されまくりのはずなんだけど、じゃあなんでそんなばらばらになっちゃってるのか、絶対意味があるんだと思ってたんで。
なんかよくわかりました。そしてこんな感じでもっと教わりたいのだが、スポーツクラブ以外でまともに教えてくれるところ月謝高いし遠いんで諦め中。まあ縁があればまた教わることもあろう。
戻って、昼飯どうすべえとひとしきり悩んだあと、雨を警戒して戸締りしてから(夕立の警告は朝から概況で見てたんで)念のためクルマで出てぼんやり飯食ってたら、なんつーんですか、外の景色が雨粒で見えなくなるっていう豪雨を体験!
あーびっくりした。そして第2波が来てるのを知って慌てて戻り、眠くなったのでナノを迎えに出るまで寝る。
さすがにナノのお迎えの頃にはやみつつあったが、すごかったー。
夕飯はゴーヤの肉詰め&余った具をこれまた余ったピーマンに詰めたのと、ジェノヴァのペストーのリングイーネ。
ゴーヤの肉詰めは、横着しないでやはり丸で中身をくりぬいて詰める方向でいかねばいかんらしい。あとダッチオーブン使ったのだが、火が通り過ぎだ。もう10分縮めて余熱で火を通すべき。具は野菜をたっぷり混ぜたハンバーグ的なものだったので、火が通ってもわりと柔らかだった。
深夜、三毛の餌を替えていないのを思い出して給餌器をリスタートさせたら、延々回転が止まらなくなる(餌乗っけたトレイが回って窓から餌を食べる方式)。どうしようもないので解体したら、スタート地点をセットするための機械接点が、根元から折れておった。機械接点って、うっすい金属のリードを2枚並べて、歯車の突起が当たったらくっつく方式なんだけども、その金属のリードの片方が根元からポッキリ。
すげえちっちゃいパーツだから直すわけにもいかず、第一直してもおそらくまた遠からず折れる、または外れるのは見えてるので、やむなく給餌器を注文。
泣けてくるぜ。
とりあえず明日には届くので、それまでは4時間おきに餌やりとあいなった。ねみい。