まあ、自分の枕じゃないとよく寝られないの法則で、それなりに早く目覚める。オーケイ。寝たいなら移動中や帰ってからたっぷり寝ればいい。
早く起きたのでまず自分が大浴場へ。こじんまりとしてはいたが、いい風呂だった。で、戻って起きたカミさんたちを風呂へ送り出し、出発準備。カミさんたちを待って、そのままチェックアウト、駅へと向かう所存。
朝飯もなかなか。あの感じなら、あそこのレストランも使ってみたかったー。なにもかも口惜しい。
チェックアウト後、タクシー呼んでもらって駅へ。もうあと5分とかそういう状態で、きーきー言いながら切符を買い、大荷物抱えて階段を駆け上がる。あー、どうしてこうスーツケース持ちの移動っていつもこうなんだ。昔、初めてイタリアに行った時からこうだよなー。
もうなんか息を切らせて気持ち悪くなりながらもなんとか電車に滑り込み。そのまま1時間半。仕事なんぞしながら目的地到着。
あとは勝手知ったるなんとかで、準備整えてタクシー拾って葬儀場へ。駅に近いのは知ってたので、焦らずにすんだ。それでも結局ぎりぎりだったなー。着いたのは30分前だったのに。
でまあ、いろいろあって葬儀を終え、火葬場へ。某動物園のそばで、まわりには農地とか山とかしかないところ。敷地も広く、夏場は芝生とかとてもきれいで、いまは雪の山。特に雪かきとかしないので、きれいな雪が広がっているのだが、そこに犬程度の大きさの足跡が。聞くと、キツネの足跡だという。たしかにそこらへんにいそう。
さすがに人の出入りが多いので、直接姿を見ることはできなかったものの、雪が降ってるのに足跡は新しかったので、たぶん歩いてたのそんなに前じゃない感じ。まあへたに姿が見えたりしたら、ナノが出ていって触るとか騒ぎかねないので、よかったのかもしれない。いや、触っちゃいけないからね、キタキツネ。
それから全部終わり、いろいろお招きいただいたのだけど、飛行機の時間とか諸々の余裕を考えて辞去する。予想通り本当にぎりぎりだった。なにせ空港まで電車で2時間強かかるからねえ。吹雪いたら電車止まるし。
というわけで、駅のラーメン一杯だけ堪能して、空港へ直行する。
空港ではちょいと時間があったので、夕飯を。とはいえ、お土産のお弁当がまた豪勢で、カミさんとか喜んで食べてたのでそんなにお腹は減ってなかったわけだけれども。
というわけで、ナノと約束だったのでカニを食べようということで、炉端焼きの店へ。ナノはちょっと食欲ないって顔してて、「ちょっとだけ食べる」と言っていたのだが、出てきた豚串2本完食の後、たらばがにの鋏1、足2をカミさんの解体によるアシストありとはいえ、まったく残さずに食べてしまう。おそるべし北の食材! いつもの食の細さからは想像もつかないぞ! その後ジンギスカンも食べたのだが、ナノは食べなかったのもあって、夫婦で単品1人前でおなかいっぱいになったぜ! いや真面目に量が多かったんだよ! 安かったし! 空港にしては!
その後、飛行機が遅れることもなく、無事クルマに乗って帰る。もう眠くてダメかと思ったが、案外大丈夫だったので早朝まで起きてた。起きたら夕方だったが。