犬を見送ってきた。別に個別埋葬を選んでもいないし、とにかく一番安いので葬ってもらったのだが、他にだれもいなかったこともあって、焼き場まで見送ることができた。なんたる僥倖。たぶん、亡犬の今生の行いが本当によかったんだろう。
なんつって、死んじゃったら、身体はもう本人のものじゃないんだけどね。でも弔いを生者の自己満足と言い切れるほど現実主義でもないけれど。
それから自分は某所に行って芋煮会。芋煮って気温じゃねーぞ! ホームに立ってたら太陽に焼き殺されるかと思った。
肉を少量仕込んでハムとかローストポークとかにしていったので、広げて振る舞う。いや、野外料理とか得意な人たちが多いので、持ってってしまったなーと思ったのだが、案外需要があってよかった。ただ、バラ肉のハムが脂肪柔らかくなっちゃって、ちょっと残念。保冷剤犬に使い切っちゃったからなあ。ローストポークの熱が移らないようにしていたんだが、よく考えると保温ケースに一緒に突っ込んじゃってるから意味なし。
でまあそれなりに飲んだものの、あんまり食べず、割り勘負けした感じ。うああ。オレ様にしては珍しい。
帰り、なんとなく勢いでワインの通販に申し込み、味三昧寄って飯食って帰った。まあひとり精進落としの意味とか兼ねて。って芋煮会で肉食ってたがな。