日別アーカイブ: 2013年5月17日

5/17 ぽろっと

 もともとワースブレイドと剣の聖刻はおなじではありません。剣の聖刻は、ワースブレイドの一シナリオとして書いています。
 RPGである以上、後発の物語が自由なプレイを束縛してはいけないと思っているので。だから、剣の聖刻版ワースブレイドはありですが、ワースブレイドの基本設定は影響を受けない感じです。
 それはそれとして、今回の剣の聖刻は、前のシリーズとはずいぶん設定が食い違ってると感じた方も多いと思います。ぶっちゃけると、デイルの話を構築し直したので、いくつか前に出てきた事実を矛盾する内容をあえて織り込みました。ある程度は補正する流れは考えてありますが(さるアイテムの受け渡し方法とか、アレの名前とか)、細かい点を突っつくと矛盾したままで終わるかもしれません。
 その辺、ご勘弁くださいとはあえて申しません。ダメだと思われる方はしかたないと思います。もともと重箱の隅をつつくような楽しみ方ってのも、この話に関してはあると思ってるので。
 あと、この『黒竜戦争』と『剣の物語』は地続きです。いまさらダカイト・ラズマ戦役もなかろうという声も聞こえてきますが、いままでやったことをなぞり直すようなことはしません(だからある程度確信犯的に設定変更をやってるんですが)。おなじ事件を描いても、見る側が違うので相当新鮮に見えると思いますし、触れなかった大事件とか思いっきりやりますので、乞うご期待ということで。面白いっすよー。特に次の巻ではびっくりするような展開が待ってると思います。
 本編がどういう形で続いていくかはまだ不透明ですが、気合いで続けますのでどうか変わらぬご支援をいただければと思います。

 関係ないけどこっそり書店用のポップを書いたりしました。どこかでお目に触れるといいのですが。ちょっと書くのが遅くなったので、どれだけ出してもらえるか(加えて、最近の書棚ってポップだらけなんで)わかりませんが、見つけたらにやにやしてください。

 まあなんだかんだで剣の聖刻を続けていくためには、あらゆる方策を尽くす必要があるので、他の作品も書かねばなりません。というわけで絶賛企画書作成中。これがかりに通っても、実際に本が出るのは相当先になると思われるので、まあ即効性は低いんですが、それでもやることはやんなくちゃという次第。
 てなわけで、次巻までどのくらい間が空くかわかりませんが、可及的速やかにリリースできるように努力してまいりますんで。

 そういやGANTZもついにあと2回なんですね。自分が一度でもかかわれた(あ、劇場版もあるから一度ってわけじゃないか)作品が大団円を迎えるってのは、感無量なものがあります。GANTZ\MINUS(じつはバックスラッシュなんだよね)は、思い出深い作品です。自分の解釈でGANTZのエピソードを書かせてもらえたってのは、マンガやアニメの原作があって、それを文章化していくというものとはまた違った苦しさと楽しさがありました。
 もっともGANTZ\MINUSは自分ひとりのものではなくて、編集のみなさんの意見とか、その辺がたくさんあってようやくあの形にできたものなので。本当に勉強になったです。というか、自分の未熟さと限界を思い知ったと申しますか。あの作品なしでは、自分は先へ進めなかったかもしれないと思うほどです。
 そういう意味ではNARUTOのノベライズもものすごく勉強になりました。この10年ばかりの仕事は、全部自分の血肉になっているように思います。あちらももうすぐ完結なのかなあ。いや全然知らないんですけど。もう一本だけでいいから、なにか書かせてもらえるとうれしいけど、こればっかりは自分にはどうにもできないから。超人気作家になって、こいつ使わないと! と思われるくらいになるしかないのだろうなあ。

 自分も、そんな感じできちんと完結する作品を書きたいものです。そのためには、やらなきゃならないことがいっぱいあるんですけども。
 ゼーガペインの3作目もやりたいんですけどねえ。うん、オレがんばる。がんばるよ。

 昼飯は松屋の豚カルビ焼き定食。丼の方は何度も食べて結構お気に入りなんだけども、これもなかなか。まあ味が濃いと言われればそうなんだけど。
 夕飯は豚キムチ。安売りスーパーのキムチを使ってみた。ここの結構美味しいので。肉は昨日買ってきたヤツ。高いスーパーだったのに、なんか肉は安かった。ここ結構使いでがある。珍しい食材もたくさん扱ってるし。
 ナノはやっぱりキムチがきつかったみたいで、途中で沖縄ソーセージを焼いておかずにした。
 あと、最近白ワイン外ればっかりなんで、安売りなのをいいことに1200円台のまともなのを。フラスカーティのスーペリオーレ。フラスカーティって安酒の印象があるんだけど、やっぱりワインをちゃんと作ってるところのはうまいです。カミさんが瓶のデザインを気に入ったらしく、花瓶にするべくエチケットとか剥がし中。