月別アーカイブ: 3月 2025

3/7 げど

 おにぎり。合鴨とセロリ、平茸の炒め。お惣菜かぼちゃコロッケ。冷食エビ寄せフライ。
 鰤ご飯のおにぎり×2。合鴨のソテー。お惣菜鶏アスパラチーズ。お惣菜ハムカツ。お惣菜かぼちゃコロッケ。お惣菜チキンナゲット。

 見てませんが。本当に金ローってジブリとハリポタと細田アニメとエヴァしかやんなくなったね。GQuuuuuuXはエヴァの1バリでよろしいか?(やるの?)

 起きました。わりとなんとか寝られました。よかったです。
 計測、残り物、投薬。
 明日、屋内用物干しの修理とのこと。洗濯が少し楽になる。やったー。

 ナノは学校。なんか色々引き継ぎがあったらしい。ナノの帰りと行き違いのように買い物へ。ファミレス。ランチは食べる気がしない献立なので、好きなのが悪魔合体したコンボメニューを。高い。まあそっちが普通だ。
 出て、今日もノーアイデアだったので、あったもので献立を決めることに心を決めた。果たして、なんもなかったので鶏と挽肉とサーモン、鱈などを買い、クリームシチューとすることになった。全部ベシャメルだと重くなるので、玉ねぎ、セロリ、じゃがいもなどを使ってとろみをつける(でも粉入れないと野菜の匂いが強くなっちゃう)方向で。結構うまくいった。
 ただ、ダブついた牛乳を消費する腹だったのに、たった2本しか使わなかったのは計算外。それも1本100ccしか入ってないのに。120だったかな。忘れました。
 ご飯がわりにリガトーニを茹でて出す。オリーブ油からめて粉チーズ振った。ウケは良かった。残ったのはシチューの残りと一緒にして冷蔵庫へ。

 明日はゴミの日なのでまとめる。シチューは煮込みの間に洗い物を片付けやすいのだが、手間取ったせいで煮込みの時間があまり取れず、なんか中途半端になったがなんとかなった。でもやっぱり全部終わったら3時過ぎるのな。まあ慣れたけども。
 問題は、そのタイミングで暮らしていると朝からの行動がほぼ徹夜になることなんだが、たぶん明日、明後日は酷いことになりそうな気がする。とっとと寝れ。

3/6 空気

 おにぎり。牛もも肉のロースト新玉添え。鶏胸肉の湯煎ロースト。冷食エビ寄せフライ。

 夜中にMacBookAirのM4が出ていた。だがこう、Mac miniほど唆らないのはなぜだ。形に関係があるのかもしれないが。値段は関係ない。仮に買い替えてもできることがあんまり変わらないというのも大きいかもしれない。だからこそ外見なのだが。

 なんか起きてしまう。起きたらもうダメで、とりあえず洗濯せねばと変な義務感に駆られて洗濯を始めてしまった。
 その前に計測、ジョア、投薬。

 屋内干し用の収納可能物干し竿が使えない(修理予定)なので、タオル類を洗濯機で、その他の吊るさざるを得ないものを浴室乾燥でなんとかする腹づもり。これは前回と同じだが、今回はより計画的に浴室乾燥を先行させ、それが終了してからタオル類に移る感じ。洗濯機はいつでも干せるのに対して、浴室乾燥は風呂入るタイミング外さなきゃならないから。しかも現状、乾いてない場合の一時保存ができない。なんてことだ。
 そういうわけで目論見通り干し開始。
 そしてファミレスへ。

 アジフライランチをいただいたあと、暫時ぼんやり&ちょっと仕事気味。気がつくとすっかり遅い時間で、出て、夕飯の買い物に移る。
 いつもながらのノーアイデアっぷりで、今日は焼きそばにしてみた。太麺のやつ。けっこういいお値段。内容的には久々のどノーマルなソース焼きそば。剥きえびが安かったのでそれを掴み、肉はこないだ買って宙に浮いていた豚コマを。野菜室の野菜を動員して、なんか適当にでっちあげた。
 ついてたソースをそのまんま分量分加減せずに突っ込んでみたが、ちょっとしょっぱかった。薄味に慣れているせいか。

 さて浴室乾燥だが、結構な時間が経過していたにもかかわらず、これが乾かない。なんだと。もう衣服の位置を入れ替えたり、いろいろやったりしたが、ギリギリまでかかってなんとかって感じ。微妙に湿っぽいところもないではない。
 まあとりあえずそこは終わったことにして、洗濯機を起動、乾燥モードに入らせる。大急ぎで浴室の干し物を畳んでしまい、風呂を沸かす。洗濯機の方も深夜には終わってたので、畳んでしまう。

 ゴミも黒いのの点滴もないものの、なんだかんだで片付けに手間取り、遅い時間になってしまう。早く解放されても部屋でぼんやりしているだけだとはいえ、自由になる時間が少なめなのでなんとかしなければ。

 本当は空気ってなんか他にも入れたかったんだけど、気合いも体力も乗らなくて思考レベルが落ちてるのでごめんなさい。

3/5 ゆきのあと

 鰤ご飯おにぎり。湯煎ローストチキン。お惣菜アスパラチーズチキン。お惣菜かぼちゃコロッケ。冷食3種の和惣菜。

 目覚ましで起きた。4時間弱。なんとか起きて、計測、カレー、投薬。
 カミさんも起きてて、ひと足先に出る。
 深夜からの雨で雪はすっかり消え、なおも降り続く小雨の中、病院へ。さすがに人が少なく、採血の順番が素早く回ってきた。

 検査はまずまず。ただし、出がけに計った圧(正常範囲で高め)が病院では異常値。うげえ。
 戻って薬を整理して、風呂場に干した洗濯物の様子を見て追加で回したりしながら出てファミレスへ。
 白身魚フライうまうま。

 まだ小雨が降っているところを出て、夕飯の材料を物色。どれもピンとこなかったので、牛もも肉塊を買って例のアレを。タリアータのつもりで作ってできるのはちょうどいい感じのローストビーフってなんだってやつ。
 あとはさよりが赤札だったのでそれも。半額。もちろん焼く。
 なんか夜半過ぎまでずっと雨だった。

 戻って、牛肉の仕込み。がっちり焼いてから55℃で1時間半保温。中は赤いくらいでOKのつもりなのだが、引き上げてから表面をもう一度焼くと中身は出来のいいローストビーフな感じになっていた。つまりローストビーフ作るならこの要領が一番ということなのではないか。7時間かけてマニュアル通りに作ると火が通りすぎなんだもん。たぶんそっちのが安全なんだろうとは思う。
 でもまあ、牛の塊肉だしなあ。そんなに出元のわからないものでもないし。
 ではタリアータはどうすればいいのだろう。表面ざっと焼いただけで出せばいいのか? ビステッカ系のレアはよくわからん。いま適当なレシピを見たら、表面各2分くらい焼いて、休ませてから切っちゃえとか書いてあったので、2時間弱の保温が明らかに間違ってる。でもほら生だとナノが嫌がるしさあ。
 まあ2時間強くらいでローストビーフが作れるってことでよしとする。

 飯はストックが足りないのでちょっと多めに。さよりは焼きすぎて固くなっちゃった。
 野菜はレタスや新玉なんかを敷いて、切った牛肉をその上に乗せてから焼き汁(いや湯煎汁だが)をかけてミニトマトやセロリの葉とか散らして粉チーズをかけて完成。タリアータの食べ方として聞いたやつ。ローストビーフだが。
 大変良い感じになった。よしよし。

 そして3時まで片付け。明け方ゴミを出しに出たら、ようやく雨が止んでいた。だが、クルマがびっしょり濡れていたので、ついさっきまで降っていた感じだ。
 お弁当など作り、風呂に入ってうだうだしてから寝た。朝の7時くらい。

3/4 ゆき

 ぶりご飯おにぎり。鶏のぱりぱり焼き。青椒肉絲。お惣菜しゅうまい。

 起きましてよ。ちょっと早めだが、明日のことを考えると多少睡眠を足りなくしておく必要を感じたので。早めに寝られないとな。
 計測。げんなり。数値は同じだが、微増の感触。残ってたカブのシチュー、投薬。投薬の際、2種類あるうち同じ薬を剥いてしまう。仕方なく目を瞑ってラップで包む。そんな激しく効能が消えたりはしないだろうということで。明日までならなんとか!
 いやなんかいかんなー。この投薬を始めて5年になるが、このミスは初めてだ。うーん。

 洗濯物を仕掛け、ナノ連れてファミレスへ。その間に降り出した雨が雪に変わった。それを眺めながらぼんやり過ごす。
 夕方になり、ナノが家に戻って、こっちは買い物。鶏胸肉が安かったのでそれを。それに、思いついてカブを買う。ポタージュにする予定。

 戻ってすぐ胸肉に火を通す。表面を焼き固め、湯煎に。9時くらいに仕上がる感じ。続いて風呂を沸かし、洗い上がってた洗濯物を選別して乾燥機にかける。

 明日の病院に備えて風呂。暫時ぼんやりした後、カミさんが戻る感じなので炊飯器のスイッチを入れ、カブを火にかける。同時に具材を切る。塩豚、玉ねぎ、人参、アスパラ。あとエビも入れるが、こいつは固くなっちゃうので最後。
 カブは軽く浸る程度の水で炊き、しっかり柔らかくなってからブレンダーにかける。いい感じになってから牛乳、バターを投入、続いてエビを加えて火を通した具材を入れる。

 カミさんが戻るのでクルマを出し、駅まで。全然積もってない。寒いが、そこまでではなかった。タイヤは例のアレなので不安はない。とにかく軽くシャーベットが道路に広がってるはずだが、滑る気配がない。ノーマルの時はヒヤヒヤしながらの運転だったが、ゆっくりなら普通に問題なく走って止まる。素晴らしい。

 あとは味を整えて軽く火を通してから余熱で放置する。十分うまい。別にコンソメパウダーとか一切入れてないのだが、そんな感じの味になった。不思議不思議。
 あとは出来上がった胸肉を切って、肉汁と葡萄酒、みりん風調味料、ケチャップ、醤油ちょびっとを合わせたやつを煮詰めてバター加えたのをソースにして主菜に。野菜はポタージュにカブを5個使っているのでそれでよしとする。

 黒いのの点滴を終え、片付けしてからカミさんのお弁当、猫たちの水と飯を終えてから、全員の風呂が終わったので浴室乾燥を仕掛け、終わってたタオル類を畳んで完了。ちょっとうだうだしてから寝た。
 4時間くらいだが、しっかり寝られればいいな。

 雪はてっぺん回るあたりで雨に変わってた。

3/3 復活

 おにぎり。豚ロース肉のロースト(非湯煎)。チキンティッカ@カレー屋。お惣菜しゅうまい。冷食3種の和惣菜。

 目覚ましで起こされたが、結局起きられたのはその1時間後。しまった。2時から打ち合わせなので、急いで起きる。1時間半くらいしかない。飯を食べている時間が!
 計測。うわあ……。牛乳屋さんのおまけのリンゴジュース。投薬。

 ナノに残り物で飯を出し、粘りの出てきた雨の中(雪が溶けて降ってきている感じ)急いで出る。時間の余裕はあるが、飯は食べておきたい。お腹はそんな空いてないが、食べないのはよくない。
 打ち合わせの時に使う駅前のとんかつ屋でなんとか……と思ってたら、1時半の前なのにもう閉まってた。休みじゃなくて準備中。まあしょうがない。
 そのまま電車に乗り、目的地の駅前のスタバで野菜とエビ巻いたのとでかいコーヒーを買う。甘いのは買わないので、コーヒーにそんなに価値がないスタバで買う必要があるのかと問われそうだが、パッケージングが綺麗なので。袋とか包みとかいちいち綺麗なんだよなー。それだけで気分違うので。

 打ち合わせ。
 なんかいつも通りの定期報告か、嫌な話かなーと思ってたが、そんなことはなかった。
 というか、何度もここで会議をしてきたが、いままでで一番驚いた。マジで。いい話なのだが、ここでは書けない。まあ全部いい方向に行けば素晴らしいのだが。そうあってほしい。

 でもなんか帰り道気が重くなった。理由はたぶん、自分がちゃんとやれるかどうかわからないからだ。こういう時って、とりあえず目を瞑ってテンション上げてことに臨んでいたのだが、それでうまく行ったことがあんまりないので反射的にそういう感じになってたんだと思う。まあそれはそれで。やることはやりますいやマジで。
 希望がないわけじゃないってのは悪くない。
 あー、表題はここにかかります。そしてオレだけの話じゃないっていうか、むしろオレの話はおまけに近い。

 戻って、明らかに雪に変わりつつある中、家には帰らずファミレスへ。とりあえず飯と自分内作戦会議。まずはあれだ、自分が学んできたことを活かす方向で立ち上げねばなるまい。
 自分たちの中では手垢がついているとも言える素材だが、知らない人には新鮮に見えるはずなので、その新鮮さを極力活かす方向。悪くないはず。というか、最初からそれでやれればって思ってたので。

 いやしかし、昨日はまだ満員のバスに揺られて特急間に合うかなどうかなって気を揉んでたあたりだと思うと、熱帯魚なら腹を上にして浮かんでるぞって気分にならんでもない。人間ってタフだな。
 さあ、この十数年の雌伏からちゃんと立ち上がることができるか。そう、自分が生まれて初めて出した本の帯に書いた文言(あれ考えたのオレ。編集さんには「意味がわからん」と言われたが、まあそうかもしれん。常識的な発想ならば)に「雄飛」の言葉を入れていたのだが、いまがまさにその時なのかもしれない。
 随分長いパスだな。まあそのパスが通るかどうかはさっぱりなんだが。まあ通らなきゃ通らなかった時だ。

 ファミレスをほどほどで出る。雪はやんでいた。明日はもっと派手に降るそうな。
 夕飯の買い物。頭が動かないので、安売りしてた鶏もも肉とひき肉、レタスなどを買うにとどめる。変なもの作る考えはなく、素直にぱりぱり焼きと虚無のステーキ、そしてレタスメインのサラダだ。
 ああ、それだけじゃあつまんないので、鰤買って混ぜご飯にする腹づもり。

 夕飯は一個も外さず目論見通りの献立に。まあ無難に食べ、深夜まで片付けをして朝方まで粘って瓶缶を出してから風呂入って寝た。寒いので風呂からなかなか上がれず、寝られたのは朝の7時過ぎだった。
 明日は病院なのだが。朝早い方。

3/2 幸運

 起きたら朝の4時半だった。睡眠時間4時間強。でも寝た感触はあるので、それ以上寝られなかったのはよしとする。
 大浴場が開いた時間に行って入浴。道具持ってってラウンジでぼんやり。日記書いたり仕事ちょっとしたり。

 カミさんがお風呂に入りたいとのことなので、ナノの様子見に戻り、部屋でぼんやり。カミさんが戻ってきて、いい時間なので朝飯に出る。
 ビュッフェ形式のありがちな朝飯だが、なかなかよかった。味大事。ただ、他のお客さんの圧がすごくて、ナノと二人でビビってなかなか取りに行けなかった。取り皿もなかったし。
 ラスト近くなってようやく人が減り、お皿も手に入ったので食べられなかったものをしっかり取ってくる。まだサラダしか食べてない。

 終わって出て、片付けをして出る準備。カミさんとナノは、出る前にピンポンやってた。1時間ほどぶっ続けで。なんて体力だ。
 こっちはお腹がぐずぐずで、ラウンジ近くのトイレにちょっと篭っていた。

 時間が来たのでバスで登山電車の終点まで戻り、そこからケーブルカーに乗り換える。ケーブルカーから今度はロープウェイへ。ロープウェイは途中で乗り換えがあるのだが、それがあれだ、この温泉地全体に湯を供給してる巨大な谷のところなのな。いきなり木が大量に立ち枯れしていると思ったら、一山越えたところに見た覚えのあるでっかい地滑りのあとが出現。パイプが斜面に沿って走ってる中、白く霞んでいるのは湯気のせいか、たぶん木を枯らしただろう火山性ガスのせいか。まあ警報出てなかったからそれはないか。
 結構そこで降りる人たちが多い中、こっちはそのまま湖まで。

 湖に到着後、遊覧船に乗ろうとするが壮絶な列。軽く絶望するが、なんかさっさと動いてくれて、そのまま勢いでチケットを買い(列の大半はチケット持ちだった)、勢いで乗って反対側まで。
 船は大混みで、なんか居場所がない感じだったが、疎密があって、なんとか空いてる場所に3人で陣取った。30分くらいかかって目的地に到着。神社があるところ。

 お参りの前にまず食事ということで、鰻屋があったのでそこに。若い人が中心になってやってるなかなかいい店だった。だが、結構時間を食ってしまい、なんと帰りの時間を考えるとほとんどお参りしている時間がなくなったことに気づく。
 しかもそこから神社は結構距離があって、なんかもう行って柏手打って戻ってくるくらいしか時間がない感じになってしまう。そこへ偶然にも通りかかったタクシーに飛び乗り、神社へ向かいつつ帰りのアドバイスももらったりして(バスのルートが渋滞してて時間かかるよーとのこと。倍額かかるが、タクなら裏通で行けるから時間が読める)、これが第一の幸運。

 多少の余裕をもってお参りできて、帰りは歩きで。バスには間に合わない感じなので、とりあえずバス停のそばまで行って、そこでタクシー拾うか考えようということにしていたら、なんとあつらえたようにバスが待っていて、反射的に飛び乗ってしまう。が、タクシーの運ちゃんの言葉通り、あと半分くらいのところで断続的に動くが、なかなか進まない渋滞に行き当たる。
 帰りの特急は予約だけしてあって、15分前に決断しなければならない状況。なんかギリギリ間に合いそうではあるが、でも下手に購入して乗れなかった時のことを考えると踏み切れない。だがそれを逃すと乗れる次の特急はなんと2時間超後になってしまう。
 そんなこんなで、激混みのバスの中、立ったままぐるぐる考えているうちに時間ぎれとあいなった。まあ、行ってみたらなんか残ってるかもってことで諦め、終点で降りる。
 電車間に合ったよね。ただし人を押し除けて全力疾走していれば、だが。
 そんなん嫌なので、まあしょうがないねと納得し、2時間あるから近所の立ち寄り湯でも行くかーと話し合いつつ窓口に行ってみると、なんとちょっと先の駅から、1時間弱後に出るのがあるという。しかも3人揃って座れて、4人席独占できるという(言質取りました)。これが第2の幸運。
 そんなわけで、急いで買ったお土産で、とっさに掴んだ揚げ物がかなりいい品だったとか、特急の出る駅のホームからお城がバッチリ見えたとか(城自体は行ったことがある)、結局帰り道ほとんど寝ちゃってたとか、色々あったけどまあ行きよりずっと快適に過ごすことができましたとさ。
 そうそう、最初に乗った各駅の途中に風祭があったけど、そうかあそこの山を登ったところに円空寺があるのか(ないです)とか感慨に耽ったりした。

 ソノラマさんで書かせてもらう大元のきっかけになったものだから、ちょっと思い入れはある。作品そのものというより(いや好きですが)、編集Iさんも含めて。

 帰り道、ナノのリクエストでいつもの中華に行こうということになったが、時間的に閉まる時間が近いので確認してみたらスープ切れたら終わりで、今日は混んでるから結構きついよーとの回答だったので、家に寄らずに直接向かったらなんとか間に合った。チャーハンうまうま。蟹玉うまうま。気がつくと野菜食べてなかった。
 帰りは電車を使わずに歩いて。距離は結構あるのだが、そんな疲れなかった。

 戻ってゴミ出しとか風呂とかいろいろ。もうヘロヘロで、家族は全員大いびき書いて寝てたが、朝まで寝られないのって拷問ではあった。そしてきっちり昼まで寝た。
 あー、打ち合わせが。

3/1 ロマンス詐欺

 いま、オレはとある特急電車に乗っている。そうだ、予約開始の日には展望席の壮絶な予約合戦が繰り広げられるというあの電車だ。名はあえて伏せる。

 起きた。睡眠時間1時間半。ぎゃー。だが起きる。計測。荷物を梱包して、クルマで出る。
 近所の宅配営業所に乗り付け、発送。冷蔵なのでコンビニが使えない故。
 カミさんとナノを駅前で落とし、家に戻る。クルマの鍵を仕舞い、投薬。圧を測ったらどえらい数値だったが仕方ない。出る。

 小走りに駅前まで。カミさんたちは飯の補給を終え、待っていてくれた。そのまま電車へゴー。
 そして某世界一駅へ。予約してあった電車に飛び乗る。席はバラバラだが、真面目に満員なのでしょうがない。乗る直前に買ったサンドがそれなりにうまかった。できれば牛乳が欲しかったが、カフェラテで我慢する。
 もうちょっと旅窓を楽しめるかと思ったがそんなことはなかった。こないだの日光とはえらい違いだ。いい雰囲気になったのは、結局最後の1区間のみだった。というか、そこからが本番。
 1時間半ほどの乗車だったが、なんか眠気が全然こなかったので日記を書いてたりした。
 特急を降りたホームの反対側に登山列車が来ていたのでそのまま乗る。スイッチバックを繰り返して30分余。本日の目的地である美術館に辿り着く。
 そして飯。ビュッフェだったが、これが存外に美味かった。いいぞ。
 ビュッフェを出て、その頃には結構身体に来ていたがそのまま敷地内を歩いて見て回る。やはり最大の見物はピカソ館だったが、期待を裏切らない内容だった。何年か前に一度カミさんやそのお友達とみんなで来たことがあるが、あの時より充実していたように感じる。
 その他、ステンドグラスの塔に登ったり(薄く揺れてて怖かった)、ピカソのカタログやら買い込んだりしてから美術館を後にした。下調べしてあった駅前のバス停から、本日の宿のある場所へのバスに乗る。

 すごい坂道を延々走って、宿のある場所へ。バス停から比較的近かったので助かったが、夕飯に予約しているところの時間が迫っていて結局バタバタになってしまう。なんせ距離があるので。タクシー使っていい距離なのだが、なんとこのあたり、夕方以降まったくタクシーが捕まらないのだそうな。結局電話を入れて、遅刻を許してもらう。休む暇もなく出発。
 というわけで歩きで20分。いや歩くのは全然OKなのだが。なのだが道が暗い。そしてクルマがビュンビュン走ってる。そんなに密じゃないのが救いではあるが、それでもそこそこ走ってる。

 さてこのお店、現在はあの渋谷のお店の人が料理長やってるのだった。カミさんのご厚意で、美術館に来るついでに来られることになったわけだが、建物がおっそろしく立派で場違い感この上ない。なんかあれだ、2004年に最後だからって調子に乗ってヴィッサーニに行っちゃった時と似た感じではある。
 今回の旅は1ヶ月以上前から予定していたのだが、黒いのの件があって来られるかどうかわからなかったせいで予約を入れられたのがなんと前日(受付は当日)。夕飯まともに食べられるのかこれと思ったりしたものだが、そんな心配は必要なかった。

 ああ、こう、高級な料理ってこれだってのを久々に思い出させてもらえる4時間余だった。そうそう、これだよこれ。素人なんかには想像すらできない繊細な技術と感覚の集合体というか。もちろんやっすい定食も大好物なのだが、たまにはこういうのをいただいて感覚を研ぎ澄ましたい。そんな料理。
 白アスパラの前菜最高でした。魚介のオレキエッティ、懐かしかったー。鹿のサルティンボッカ風が追加料金なしなんて信じられない。ハウスワインのウンブリアのサンジョヴェーゼ、美味しかったー。
 まあ、あんなすごいものいっつも食べてたら感覚が麻痺しちゃうので、ごくたまにいただけるだけで十分って言えばそうなんだけども。場所が場所だけに、来たくてもなかなかなー。

 というわけで、もうすっかり遅くなったところを、再び歩いて帰りました。星空がすごかったです。天の川は見えなかったけど。ニュージーランドではどうしてあんなに鮮やかに見えたんだろう。条件は似たようなものだったと思うんだがなー。

 戻ってお風呂に入って、疲れ切ってそのままばたんきゅー。気がついたら明け方でした。