ナノがどっか行きたいってことなので、考えた結果、とにかくでっかいというショッピングセンターに向かうことにした。昔1回行ったことがあるのだが、なんか持て余したって記憶しかなかったので随分足が遠のいていたのだった。
起きた。
室内干し用の折りたたみ式物干しが、ポールの支持パーツのところでポッキリいってしまったので出入りの業者さんに修理見積もりをお願いしていて、その人が来ていったのだがその物音だけは把握していた記憶はある。気がつくと、その約束の時間から4時間が経過していたわけだが。
しかし時計はオレの睡眠時間を4時間余と判定しよった。どう考えても7時間以上寝ていたにもかかわらずだ。いったいどういうことだ。
いやまあそれはいい。
計測、ジョア、投薬。準備しておでかけした。前は、高速降りてから結構な時間がかかった記憶があり、今回もそんな感じかなーと思ったがそうでもなかった。
なんかかの地の周辺はでかい建物や土地が多くて、異世界に来た感覚さえあった。商業施設に入って歩いていると、そのバタくさいレイアウトや香水の香りがぷんぷん漂ってくる感じから外国のショッピングセンターかなにかに紛れ込んだ感覚を味わうことになった。
食事がまだだったので(すでに夕方なのにだ)、ナノが選んだ食堂が韓国系チキンとチヂミのファストフード店。これが空腹のおかげではなくて真面目に美味かった。ナイス選択。
それから狭い範囲ではあったが、その商業施設内を流す。その時点で、すでに2時間ほど経過していた。
前はもっと茫漠としていた感覚があったが、なんかいい意味でだが各施設のスケール感が縮んだように思えた。たぶん施設を把握しやすくなったからではないか。以前はなかった連絡橋とか、そのおかげもあってわりかし全施設の見渡しがよくなっているので。
そんなわけで、あんまり疲れることもなく適当にほっつき歩き、カフェに囲まれたスペースで休憩しつつこれからの行動方針を固めることになった。
ナノは途中で入った和装系のキャラ物ショップで気に入ったジャケットを購入希望で、とりあえず休憩が終了後そこに向かうことになった。さらに夕飯をどうするかということになり、いろいろあったが同じくこの施設内で食べて帰ろうということで意見の一致を見た。
ただし、ナノの希望を叶え、カミさんが見たがっていたお店を流した後は、すでに小売店舗の閉店時刻が迫っており、飲食店もフードコート関係はほぼ終わり状態だったため、少し高めの飲食店を目指すことになった。で、いろいろ回ったのだが、結局ラストオーダーの関係でナノが一番乗り気ではなかった中華に決定した。カミさんはむしろ第一希望だったのでまあよし。
中華屋さんは結構美味しかったです。おもしろげなメニューはこうした大型施設内の店舗にありがちでほぼなかった(点心も種類が少なかった)が、定番メニューに当たるような物でも十分に美味しく、結構満足がいった。なにより。
閉店ギリギリまで居座る結果になり、慌ててお店を出る。そのまま駐車場に回ったが、なんとその駐車場に併設されたアウトレットモールはさらに閉店時間が早かったため、すでに直通経路が閉ざされていた。通行止めのロープを潜り抜け(別系統で普通に出られるルートがあったのだが、気づいたのは駐車場からモールの方を見た時だった)、なんとかクルマにたどり着いて、しかし精算機のありかがわからず(入る時に確認した精算機はシャッターの向こう。当然電源は落ちていた)、ウロウロと探し回る。
結局、正規ルートの出口にでんと鎮座していたのを発見、アプリなど駆使して駐車料金をゼロに抑えることに成功。ほっと胸を撫で下ろし、帰投ルートに乗ったというわけ。
商業施設に負けず、周辺の建物も規模が大きかった。街灯の密度もそれに応じて疎だったため、ちょっと暗くて走りにくい感じだった。地図アプリの助けなくしては、ここを本当に通っていいのかって川っぺりや家の間の路地にしか見えない(でも信号付きの)道をひた走って、ついに高速下の通りに出ることに成功する。
たいした距離ではなかったはずだが、どういうわけかそれなりに気疲れしたのはそういうことだったのだと思われる。
戻って、ちょっと足りなかった感覚をボイルハムと昨日の肉の残りと赤葡萄酒で埋め、明日朝のゴミ出しのためにゴミを整理して、風呂に入ってなんやかやあって寝た。
また朝の6時過ぎ。
明日もお休みでよかった。
コメントを残す