10巻なんとか読みきって。すげえ。オレよくこんなの書いたな。技巧がどうこうではなく、こういうのってやっぱり初期作じゃないと無理なのかもしれない。実際、10巻は新婚旅行が1/4に決まってて、その出発前までに書き上げなくちゃならなくて(1稿目は10日くらい前に上がってたのだが、自分的に使い物にならなかった。編集さんは文句言ってなかったが)、いつもの1.3倍くらいの量を全部見直して手を入れるっていうとんでもないことやってたんだよなあ(全く手を入れずに残ったのはラストの1文だけって話も)。
カミさんによると、書いてる最中に呼んで振り返ったら完全に瞳孔が開いてたって話だが、本当かどうかは確かめようがないので知らない。よくまああんな無茶苦茶な状態に付き合ってくれたなあ。いまさらだが申し訳ない。
こういうことやったのはあとは四操兵の3巻だけだけど、ありえないスピードでよくこんなの思いついたなってことを書いてた。勢いって恐い。
まあ本は無事に出たんでアレですが、当時の編集さんは魔法使いというか超高レベル伝道士猊下だったので、奇跡連発してくださったんだよなあ(エナジードレインはこっちにもバリバリ来たけど)。いまはもう引退されて奇跡なんか望むべくもなく、というわけでまあいろいろ。
なんて感じで昼過ぎまで惰眠を貪り、起きたら中華の提案があったのでクルマを飛ばして間に合わせる。
ああ、うまいぜ中華。もう困ったらここに決めてる。安心できるぜ中華。
帰り道、なんだかんだあって夕飯の買い物などして戻り、ぼんやりしながら仕事などして、三毛の世話から夕飯の支度。今日は天ぷらつーかフリットだ。衣はどうしてもふにゃっとなってしまう。たぶん具を小さめにして衣を多めにつけて膨らし粉たっぷりめにすれば、外側には内側からの水気が浸透せずに揚がるような気がしないでもないが、まあそれはまた今度。
鮭の柵のでかいのが安く売ってたのでそれと、豚のロース2枚入りのをざっくり切って。あとはパプリカとかズッキーニとかナスとか。うまいなあ。油たっぷりだなあ。でもまあうまいよなあ。揚げ物無敵。