なんと最後の宿は冷房ねえでやんの! 結局暑くて寝られず。3時過ぎくらいから起きている。しょうがないから帰る準備。がっちり梱包して、ワレモノとかクッションはさみつつ隙間なく詰める。こうすっと割れない感じだ。
いや、思ったが、今回は自分に余裕がなさ過ぎだ。結局、旅行なんてお金のかかるもんなんだから、多少高めでも文句言ってちゃダメだ。少なくとも相手に悪意はないだろう。ああ、なんとココロが汚れてしまったことだろうか。もともとそんなに綺麗ではないが。
タクシーの人が迎えに来てくれて、早めに空港へ。昨日より距離が短かったので、そんな取られなかったよ。結局、彼なりの規定で仕事してるんだ。
いままで、その辺鷹揚に構えていたから、人に恵まれていたように感じられたんではないかね。そう考えれば、今回はいつにも増して人に恵まれた旅だったように感じる。実際恵まれていたと思う。
セキュリティ、乗り継ぎ、出国までとんとんと進む。不気味なくらいだ。行きの苦労はなんだったのか。まあ、あの時だって審査のおっちゃんたちは全然悪い人たちじゃなかったのだし。
誤算だったのは、機上のネットが動いてないことだ。どういうことだ! いやまあどうでもいいと言えばいい。なんとなくジャングルブック実写版流し見したりして時間を潰す。
さて、あと6時間ばっかりで日常の中に戻ることになる。いや、名残は惜しくないや。今回は疲れました。あっつい古都の只中を重い荷物引いて歩きながら、俺なにやってるんだろうって自問したりな。
でも、きっと後で別の印象に変わっていくんだろうなあ。楽しいとか苦しいとかそういうのじゃなくて、まあもうちょっと見てきたものから人同士のコミュニケーションがどうとか。
まあそんなに高邁なものじゃあないか。
一応ネットのことをCAさんに聞いたりしたが、ちゃんと確認してから「ダウンしちゃてるらしくて、無理っぽい」という返事をくれました。ご丁寧にありがたいことで。忙しそうなのになあ。
というわけで映画見たり、音聞いたりで過ごす。さっきのジャングルブックは残念なことに日本語字幕すらないバージョンだったので、詳しいことはわからないが、基本原作準拠なのでなんとか。バルーが歌って踊らなかったのが無念。あとラストの女の子はどんなのだろう、まさかあの子もCGか? と、思ったが、女の子なんていなかったんだよ!
あと、ジャスティスの誕生も。ワンダーウーマン全部持っていかれちゃったのはいいのか? そして生き返ることはわかりきってるヤツはどうやって!
あと、ルーサーっつーと、どうしてもジーン・ハックマン思い浮かぶんだけど、これはこれでなかなか。オレは大好きだけど、続くよね、続いてくれなきゃ寂しいなあ。特に続編ないとあの人死にっぱなしだし。
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