朝、早くに起き出して、黒いのをカバンに詰め込んで出発。今日は手術。カミさんが仕事でこられないのがちょっと心細いが、できるだけ黒いのを励ます。したら尻向けやがった。拗ねてるんだろうな。まあ、しかたない。
ちゃんと帰ってくるんだぞと心の中で言いつつ、お医者さんに預けてとんぼ返り。
異変を見つけたのは今年に入ってからだろうか。口もとがちょっとだらしないかなあと思ってたら、みるみる右の顎が歪んでくる。こりゃなんだと思ってお医者さんに行ったら、「たぶん悪性の腫瘍。手術するか、転移してたら化学療法か」って話になる。
健康そのものにしか見えなかった黒いのが、そういうものにやられていたとは。月曜日に行って、きちんと診断してもらい、転移がなさそう(暴れて生検できなかったらしい。レントゲンはクリアだった)なので切除で対処する方向に決定。人間と違ってインプラントでなくなった部分を補うとかできないので、術後は酷い姿になるが、根治するなら腎臓に気を遣いつつ長生きできるかもしれず、そっちを選択。
動物の手術は、人間に比べればギャンブルの面が大きいので、そこら辺、迷いがないといえばうそになる。もしものことがあったら、自分は自分を許せるだろうか。そんなことを思いながら、クルマを走らせる。
で、戻って洗濯物を干し、昼飯を食べる。カレー。今日はインドの。で、戻って、眠いのでさて眠るかいと思ってたら電話。
カミさんから。なんと、手術できなかったらしい。また派手に暴れたのだが、それで麻酔かけすぎたのか、血圧急降下で不整脈まで出て、危険なので中止となった次第(心臓疾患とかはなかった模様)。また来週。というわけで、連れに来て欲しいとのこと。うああオレ寝てないよ!
まあ文句言っても始まらないので、クルマをふたたび飛ばす。
なんか電話で聞いたのと違って、いたって元気そうだった(もちろんリカバーの結果なのだが)。要するに、渡す時心配してたように、そのまま強行してたらアウトの状況だったわけだ。それを未然に防いでくれたわけで、さすが大学病院。動物のだけど、その辺の凄さは人間のそれ並だなー。いや、昨今もっとひどい人間用の病院もあるくらいだし。
それから自宅へとんぼ返り。ナノの帰宅に間に合わないので、学童に留め置いてもらってたのを拾って。
カレー食いに出た時に買ってあった鮭や鰤の柵をぱぱっと刺し身にして、胡瓜を塩もみにし、米研いで、三毛の世話とかいろいろ片づけていると、カミさんが戻ってくる。入れ替わりにお出かけ。今日は無理言って某所に友人と。
友人と会って、母校に行ってきた話をする。全然変わってないこととか。大学ってよく考えると変わらん場所だよなあ。
結局府中まで二往復したのかー。しかもろくに寝ずに。ううう。来週は結果出るまで向こうに居座ろうかと考え中。さすがにうまくいってくれないと困るわけだが。
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