6/15 その最期

 早朝に起きて風呂入って準備して家を出る。着いたらすでに結構な行列が。しかもいつも使ってる入り口が閉め切られている! 上映にはまだまだ余裕だったのでしかたなくぐるりと回り込んだものの、BDの整理券は映画のチケット発券しないともらえないというわけで、上で発券してから戻ってきて整理券をもらったという。
 そうです、もうおわかりですね? あそこ整理券出してるフロアで発券できるのね。もうなあ。

 整理券は上映終了後の回のをもらって、そのまま映画へ。
 超満員だったものの、なぜか自分の隣は空席だったという。いやまああそこはたしかに空席でもしょうがないといえばそうなんだけど。キャラの顔がデッサン狂って見えるんだよ! まあBDで正面から見ればこの無念さは払えるだろうってことで、脳内で補正をかけました。無理やり。

 で、上映終わって、BD販売の列に並んだり。すごい人数だったけども、あっという間に買えました。慣れてるなあ。
 そのまま帰るつもりだったけど、腹が減ったので近所でちょっと食べたら高かった。いや新宿で午前中から開いてる店なんだからしょうがないといえばそう。
 で、戻って、カミさんたちがお出かけなのでそれにつきあって昼飯。で、目的地でカミさんとナノを落として帰投。眠いので寝た。
 と思ったら、電話で起こされる。そうそうガス台の修理頼んでたんだった。向こうは遅くなったとか言ってたけど、もっと遅くてもよかったのは内諸だ。

 夕飯は、カミさんたちを迎えに行った帰りに肉買って、それ焼いたの。食べすぎー。今日は焼くのうまくいった。

 あー、映画の内容について書かなかったのは、一応そのなんだ、アレなので。
 以下、超ネタバレなので気になる人は閲覧回避を推奨。


※考えがまとまったので書き直し。

 いやもう第6章最高でしたよ。ドメルが前半で死んじゃうとか、ちょっと物足りないところはあったけど、後半2話がむしろ予想外の展開でびっくりしたり。
 ただ、七色星団だけはちょっともにょっていたり。
 なにって、あれは一応ヤマトにとって最大の艦隊決戦だったわけじゃないすか。でも、なんか結局ドメルが自滅した(悪手を打ったから、という意味ではなく)ようにしか見えないのが。
 演出上、艦艇が地球上みたいな超密集隊形とってるようにしか見えないのは全然いいんです。正確に空間戦闘なんか描いたら、光点が浮かんでるだけで、撃沈されたらぱっと光って終わりとか、そんなふうになっちゃうんで。
 ただ、戦術上、味方の撃沈に巻き込まれるような距離に艦艇を配置するのは、いくらなんでもないだろうと。
 ゲールなら納得するけど、名将ドメルですからね。しかも攻撃型艦艇でもなんでもない空母を、とどめをさすために引き連れて前進とかありえんでしょう。もしそれを迂闊にやっちゃうような人なんだったら、それは名将ではないような(攻撃力のある艦艇だけで、戦闘機率いて進撃ってのはありだと思うんですが)。
 なにしろほら、本編中最大の見せ場でありますから(ガミラス星はまだこれからなので、無印シリーズとは力点の置き方が違う可能性はあるものの)、その辺はもうちょっと違和感なく進んでいたらもっとすごかったのになあと愚考する次第。
 ドメラーズ仕留めるところは膝を打っただけに、余計に観てて悔しかったなあと。
 とにかくドメルには勝てる気がしないくらいの知将であってほしかった。大艦隊率いて、敵を圧倒するってのも大将軍の資質ではあるんですけどね。じつは戦力がでかいと運用がものすごく大変だから。おそらくドメルはそういう方向に向いた人で、少数を率いて大逆転タイプの武将ではないってことなんだとは思うんですが。
 でもまあ、こんなこと言ってるのオレだけだと思う。気にしすぎ。

 それより後半2話はよかった。あれは目からウロコ。あえていえば、無理なんだけど七色星団があの後だったらとは思います。盛り上がり的に。いや、無理なんですけどね。

 なんつって、なんだかんだ文句言いつつ、BD買ってきて何度も観てるんだからへそが茶を沸かすぜ。

“6/15 その最期” への2件のフィードバック

  1. 黒鉄 より:

    宇宙の戦闘はガンダム以降、目立った変化はないと思います。
    無限のリヴァイアスではそれを見直してはいますけど、それ以降続いた作品はなし。
    まあ、カタルシスが不足するからしかたないのかと。

    ぶっちゃけたところ、リアルよりもカタルシスのほうが求められていると思います。
    そういえば、パトレイバー2が上映されたころ、どこかの雑誌でリアルな戦闘になるほど、味気なくなっていくものとか書かれたことがあったような。

  2. kusakabe より:

     や、自分の気分的に「それはどうなんだ」と思わせちゃう展開がちょっとなーと思っただけで、厳密なリアルさを求めてるわけじゃないんですけどね。
     だから絵面では密集隊形で突っ込んできてもいいんですよ。相対速度考えたら、最低でも何キロか離れてないと危ないんだけど、そんなことしたら画面がすっかすかになっちゃいますしね。あと空間雷撃機は発進時に一瞬沈まなきゃダメだよね(笑)

     で、いま見直してたら、これでいいかなーと思えてきました。うん、気にする方が悪いと思う。きっと。

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