夕方から。
まず驚いたのは、歯医者がこないだ行った時から一転して土足になったこと。段差はそのまんまだった。早くスロープになるといいね。
で、呼ばれてすっかりおなじみになった椅子に座り、いきなり消毒後型取りした金属チップを奥歯にはめられる。違和感バリバリ。接合部分はおそろしいほどしっかりはまっているのだが、かみ合わせが全然ダメ。まあそりゃそうなんだけど。可動部分はいくら型取りしたって誤差が出るもんなんだから。
というわけで削り。これが長い。カーボン紙みたいなのでかみ合わせを確認しつつ削り。そしてはめて確認。違和感。カーボン紙、削り。そんなこんなで1時間ほど。じつはまだ微妙に違和感があるんだが、まあしょうがない。
でもかみ合わせがずれてると肩凝りになったり大変だってよく言うよなあ。まあすでに肩凝りなんで無問題という話もある。いっそ治ればいいのに。
しかしびっくりするほどぴったり。微妙にオーバーサイズらしくて、物が中にはさまらないようにするためらしい。たしかに食べ物がはさまるとたまらんので、この辺の工作精度は高くないと困る。そういう意味でもいい医者を選んだと思われる。待ちが2週間強なのは伊達ではない。
あと歯そのものを型取りしたんではなくて、中を削ってそこを補う詰め物形式なので、パーツの形状が結構燃える。しかもパーツ数2点。
今回は治療後、何分間飯を食うなとは言われなかった。すぐ夕飯の時間なので、大丈夫だったんだろうかとも思うが、まあ大丈夫なんだろう。接着剤のセメントがはみ出たのがちょびっとだけ残ってて、歯の回りで固いものが分離してるのがなんか気持ち悪い。固いもの食べて歯茎にはさまったみたいだ。
夕飯はスパゲッティ。キャベツを強引に煮込んでオリーブ油突っ込んで乳化、チーズ加えたらなんとなくキャベツ畑のなんとかっぽくなった。もちろんまともに出汁なんか取ってないので、そこは味覇で。もうなんでもありだな味覇。あと固形コンソメ。ちゃんと煮込めば味の尖ったのは消えるね、コンソメ。乳化させたのも強いか。
あとこないだちょっと固い皮取り切れなくて失敗気味だったガスパチョ。今回はかなり成功。
というわけで、出汁の成分を除けば肉のいっさい入ってない夕食だったことよ。ナノは不満だったようだが、ガスパチョは食べていた。それでいい。あれ一杯でそれなりの野菜が食べられるからなー。
仕事。現状の突破口は見えたが、全体のスピードアップが見えない。いやなんもかも忘れて適当に書けばスピードはいくらでも上がるが、それはやっちゃいかんだろうという。慣れるんだ。それしかない。
書きに3年強かけて、世に信を問えるほどのものがやれればいいが、自分まだまだダメなんで。そういや発送のメールが来たな。<本屋で買え。
真面目に楽しみにしているが、間違いなく伊藤版のそれではないはずなので、余計な先入観は取っ払う必要があろう。というか、円城氏におけるその部分の葛藤は大変なものだったんだろうな。
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