遙か時の彼方
ショク・ワンたちが行き着いたその場所は
太古の種族の鉄の城であった
異界の神、ナルガの顕現する空の下
吹き荒れる嵐のただなかで
世界の命運を賭けてふたつの操兵が激突する
ついにそのくびきを解き放たれ
神を討つ黒い精霊の力を封じ
ショク・ワンははたして
世界の均衡を取り戻せるか

梗醍果の王、ここに完結す

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ÉCÅ[ÉGÉXÉuÉbÉNÉXÉgÉbÉvÉyÅ[ÉW

ÉNÉçÉlÉRÉÑÉ}ÉgÇÃÉuÉbÉNÉTÅ[ÉrÉX

黒い精霊の梢・名場面集
(c)撫荒武吉・日下部匡俊・伸童舎
※なお、モノクロイラストはトリミングしてあります。
 実際に掲載されるイラストとは異なりますので、ご注意を

 遠き日の回想。
 霸王たることを夢見ることになるその少年は、はるか宮城の奥深くで、その父祖たちの犯した罪を知る。
 かろうじて命を救われた少年は、やがて青年となり、数々の功績を挙げて王都に呼び戻されたのだった。
 その裡に、限りない野心を秘めて。

 目覚めし異民族の女は、失われし吾伽式の姫君の意識を宿らせていた。
 それは、彼女たちにとって苦痛を呼ぶものでしかなかったが、邪悪なる精霊を従えるためには、どうしても必要な犠牲であった。

 かくして、敵の中枢を叩く起死回生の戦いが始まった。
 だが、敵の守りは固く、次々とあらわれる獣機たちによって、ショク・ワンたちの戦力は削り取られていく。
 ついにたどり着いた鉄の城の奥で、ショク・ワンが、そしてゼン・イクが見たものはなにか。
 そして、ついに自分たちの真の運命を知る彼らは……。

 おりしも、ショク・ワンたちの頭上では、異界の神と、それに負けぬ力を放つ精霊との戦いが始まっていた。
 どちらが勝利をおさめても、世界に訪れるは破滅のみ。
 それを知って、なぜ吾伽式の長老たちはそれを解き放ったのか。
 そして、ショク・ワンたちにそれを止める手だてはあるのか。

 戦いから遠ざけられたエギガスは、自分の果たすべき使命に気づき始めていた。
 それはいまだ確固たるものではなかったが、ゼン・イクとの対話が、彼にその決心を固めさせていく。
 果たして、エギガスに課せられた役割とはなにか。そして、戦いの行方は。
 人々の思いをよそに、神はついに世界にその肉体を出現させる。凄まじい衝撃波が吹き荒れ、人々を押し流し……世界は終局を迎えるのだろうか。

 ついにこの時がきた。すべての運命は、この時のために動いてきたのである。
 真の意味での世界の行く末は、神にでもなく、精霊にでもなく、まさにただふたりの人間の手にゆだねられたのである。
 圧倒的な力を放つ剛信螺凰に、回復したばかりのダク・カイアンパク。彼らの戦いは、人の域にありながら、同時に全宇宙が息を呑んで見守るものでもあった。
 そして、ついに戦いに決着が訪れたと思われたその時――。
 物語は、まだ続く。

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