Last update 31-Dec-02

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　味三昧は毎年おせち料理を出してます。これが、それ。
　一見すると普通のおせちですが、こんなうまいおせちなど食べたことがないというぐらいうまいです。
　要するに、ちゃんと作るとおせちって美味しいんですね。
　ちなみに保存料、添加物なし。作る時は、外気を入れて店内を冷蔵庫状態にして、いっさい手を触れず（ポリエチレンの手袋をはめて）作るんだそうな。そうしないと食中毒や腐敗が起こりやすくなるのだそう。
　つーか、年末は26日で閉めて、そこからおせちの調理が始まるんですが、これが難行苦行で（要は冷蔵庫の中で作ってるようなもんですから）、今年もひとり倒れ、ひとり足が凍傷とか。あやー。心して食べねばなりません。

	おせち外観。 　横にあるのはおまけの田作りと杏の甘露煮（？）です。 　ちなみに、見た通りおせちのお重は紙製なんですが、結構いい値段するそうで、それなりにいい作りになってますよ。すくなくともこれ１回で終わらせるのはもったいない感じ。
	で、これが三段のお重のすべてです。 　左から一の重、二の重、三の重となっております。 　向きが変なのはご愛敬：D

	では順番に。一の重から。 　中身は、 　丹波黒豆・からすみ・子宝数の子・ごまめ・豆くわえ 　寒もろこ（琵琶湖）昆布巻・叩き牛蒡・むかご 　川海老・白魚白煮 　となっております。どれがどれかは拡大写真から適当にご想像ください。 　つーかそのうち解説写真でも作りますか。
	次は二の重。 　いくら・新筍・天然舞茸白ごま煮・真子うま煮 　うなぎ八幡巻・はまぐり焼・鰆ゆうあん焼 　金目西京焼・手編こんにゃく・あら粕焼 　真だらもろみ焼・寒ぶりあら煮・梅花にんじん 　はまぐり焼きはわかりやすい。いくらもね。
	で、三の重です。なせかこいつは向きがまとも。いや、こいつの撮影の時点でようやく気づいたんですが。 　かに入り伊達巻・栗きんとん・あんず・とらふぐ唐揚 　帆立貝磯煮・山芋あちゃら漬・焼たらば蟹・こはだ 　いかとびこ和え・真だこ・サーモン 　海老しんじょう磯辺揚げ 　焼きたらばがいい感じ。あと、海老しんじょう磯辺揚げが絶品です。練り物ってそんなに好きじゃなかったんですが、これで印象ががらりと変わりました。いやー、いいですねえ。

　とまあ、駆け足での紹介ですが、こんな感じです。
　で、この一品一品がものすごくおいしいのです。言葉にするのもアレなんですが。作りたてのあたたかい料理もいいんですが、こういうのもいいなあと食べながら思うのですね。
　まだ二度目だし。まだ食べてないけど。でも、あの気合いの入った作り方の飯がまずいはずもなく。

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