味三昧
Last update 31-Dec-02

味三昧@大泉学園

 定休日 :毎週火曜日
 営業時間:AM11:00〜PM10:00
 所在地 :東京都練馬区東大泉5-40-36
 電話番号:03-5933-3888

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 味三昧@大泉学園です。
 ここは、練馬区立勤労福祉会館の1Fに入っているので、一見するとただの喫茶スペースに見えますが違います。それがこの店をいまひとつぱっとさせていない原因だったのですが、ついに、夜メニューのパワーアップを図りました。
 今回いただいてきたのはディナーコースの『白菊』です。一番グレードの高いコースですが、値段は\2,500です。真面目な話、普通の割烹に負けない内容と味だと思いますがどうでしょう。
 ま、やっぱりリーズナブルな分だけ、期待し過ぎると困りますけど。

 あ、それから、コースメニューは仕入れによっていろいろ構成が変わるらしいので、下記のものは一例だとお考えください。
 最初の一皿は、海鮮サラダです。新鮮なお刺し身と野菜をドレッシングで合わせたものですが、ゼラチン状のなにかが入っています。煮こごりでしょうか? 聞いて来ませんでした。
 味はさっぱりしているので、それなりに量があるわりには軽い感じです。
 タラバガニの塩焼き。
 柑橘をしぼっていただきます。シンプルですが、香りがよく、肉もたっぷりしていて、見た目より食べ応えがあります。もちろん肉の味もしっかりしていて、ぱさついたところはありません。
 お造り。イナダ、秋刀魚、ホタテ貝柱、それにマグロです。グレードとしては高くないお店ですが、ネタは新鮮です。刺し身そんなに好きじゃなかったんですけどねえ。こことか本店で食べるようになってからは、むしろ好きになりました。
 大海老の天ぷら盛り合わせ。
 内容的には、シメジ、サツマイモ、ピーマン、ホタテ貝柱、そして大海老です。天ぷらの揚がり具合もちょうどよく、油っこさを感じさせません。この辺は、さすが一流の親方のもとで修行した板前さんの仕事と言えましょう。
 牛フィレ肉の叩き。山芋の細切りが巻いてありますが、今回は松茸も一緒に巻かれてます(かわりにメニューの茶碗蒸しがなくなった)。
 松茸が豪華で、ちょっとうれしかったです。焼いたのが入ってて、これがいいんですわ。
 というわけで、コースはこれでおしまい。稲庭うどん、信州そばの中から最後のお食事を選べます。こっちはうどん。
 こっちがそばです。両方とも腰があって美味しゅうございました。
 これは別に取った単品メニューのひとつ。豚の角煮です。これで\580。小食な方なら、これに+\280(ごはん、お味噌汁、お新香)で十分かも知れません。
 デザート。紅茶のアイスクリームと、クリームみつまめから選べますが、ふたりともアイスだったのでこれだけ。

 ええと、上の豚の角煮のところでも書きましたが、夜のメニューは単品でも取ることが可能で、+\280でごはんとお味噌汁、それにお新香がついてきます。これもうれしい。全体的にかなり安めの価格設定です。単品で\1,000超えるのはほとんどないと思います。

 大泉学園店の方は、勤労福祉会館という区の建物に入ってますので、駐車場は入り口近くにあるんですが、これ、事前に許可が必要になりまして、結局停めるのは難しいようです。ただ、近所にコインパーキングがありますので、おクルマでお越しの方は、そちらをご利用される方がいいかも知れません。
 まあ、本店の方でも書きましたが、一杯やるつもりなら歩きの方がいいです。駅からそんなに遠くないですし。わかりにくいですが。

 なお、今年までやっておられた板前さんは独立されて、来年からは本店で二番をやっていた(正確には三番手か)坂本さんが正式に二番手としてここの板前さんになります。
 本店のランチで親方が不在の時に前に出ていた方ですね。
 しばらく行ってないんですが、また行かなくちゃなあ。

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