3/4 おにょダ最期の日

 早朝に目が覚めたのでそのまま起きていて相棒の劇場版を観に行く。もう都心方面とかでしかやってないので、ついでにiPad 2を見られるかなーと思い銀座方面へ。
 ああ、iPad 2をお披露目したのは業界関係だけで、店にはなかったです。そりゃそうか。
 映画は、じつは行きの電車で落ちそうになるくらい眠くて、どうしようかと思っていたのだが、そんな状態で一睡もしないで済むくらいの内容でした。派手なシーンもないし、意味の解らない飛道具キャラもいないし、言っちゃなんだけど玄人好みな役者さんばっかりでいわゆる名前だけのタレントとか一人も出てない(一番の華が小西真奈美だからな! 十分と言えば十分だが)にもかかわらず、2ヶ月超のロングランやってて、しかも平日の昼間なのに1/3くらい席が埋まってたってのはやっぱりすごいことだなあと思う。面白いもの作れば評価される余地があるって意味でも。
「いいもの作ればいいんだ!」ではないけどね。いいものの定義が曖昧すぎて、たいがい自己満足な話に陥っちゃうので。「面白いもの」もかなり抽象的ではあるが、まあ面白いかどうかってのはある程度客観的な基準を持ち込めるから。

 最近はTwitterのおかげで一言評論とか大流行中だが、Twitterってのはそういった用途には向かないかなあと思う。情報発信のツールとしてはなかなかのものだと思うが、その辺はリンクとかInstapaperとか併用してなんぼで、1発言140文字の範囲で全部表現しようってのにはかなり無理があるような。
 いや、自戒も込めて。
 自分の狭い価値観でダメと判断して、それにもっともらしい理由をつけるために大仰な論を延々書いてる人とか見かけるが、もうちょっと広い心を持とうぜと心の中でつぶやいている。自分を見ているようでしんどいのだった。
 最近の深夜アニメのほとんどはダメだとdisるのは簡単だが、さて、本当にそうかな? あと、本当にダメなものは勝手に消えていくので大丈夫でしょう。いつの時代も面白いものは生き残っていくし、たとえそれがどんなにダメに見える土台の上に作られたものでも、その土台の基礎作りをきちんと精査、検証もしないで安易に否定するのはあまりいいことじゃないと思う。いや、もったいないっていうかね。
 以上、わりと自分向けメモ。

 夕飯は肉詰めピーマン。ハンバーグのタネが残ってたので。結構いけた。

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