12/23 かくて物語は全きものとなった

『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』を新宿で観てまいりました。
 たぶんこれで内容的にはパーフェクト(実験的なエピソードやらなにやら枝葉は残っているものの)になったのだなあという思いとともに、シーンの後付け感がどうしても残る印象がありました。退屈ではなかったんですけど、でも長い。正確には長く感じる。前のも劇場アニメ映画としては結構なものでしたが、今回は3時間近い長さで、残念ながら前の完璧な流れに微妙なもたつきが入ってる感があって、ちょっとお尻が痛くなってしまいました。
 でもまあ、さんざん前のを繰り返し観ている人間の感想なので、この辺初見の人のそれとは違う可能性が濃厚ですけども。

 いや配信されたら買います。今回も公開初日に予約受け付けてくれればよかったのに。配信開始は1年後でもOKなので。

 なんとかちょっと早めに寝て、昼前に起きて出る準備。映画は1時過ぎからなので。新宿の、この作品の聖地的な映画館。狙ったっていうよりはそれが一番都合のいい時間だったから。本当は別のところに行きたかったんだけど、10時過ぎからはちょっときつかった。
 出がけに黄色い牛丼屋でビーフシチューを。牛肉ごろごろとか鶏肉ごろごろのカレーがいたくうまかったので、期待して食べました。当たり。煮込みはいけるな、M屋。でもすぐに引っ込めちゃうんだろうなあ。牛肉ごろごろカレーとか、たまーにどこかで売ってるみたいだけど、近所には二度と入ってないしなあ(一度復活した記憶があるが)。鶏肉は結構やってるので、コストの問題なんだろうと思うものの、牛肉なのでシチューも厳しいような気がしてならない。なくなる前にまた行こう。歯にはさまるのが難点。
 映画の帰りに丸鶏買いました。明日は大変だと思うので。ひさびさに焼くよー。
 夕飯はドライカレー。ひき肉残ってて、カレーのルウがあったので。知ってました? ドライカレーってカレールウで作れるのね。あんまり簡単過ぎて拍子抜け。あとは豆苗とバラ肉の塩炒め。まずまず。炒め物がやっつけ気味だったけど。

“12/23 かくて物語は全きものとなった” への1件のコメント

  1. […]  12/23からのつづき。  このブログ読んで腑に落ちました(ちなみになぜか変換できなかったので調べたら、「腑に落ちない」でひとまとまりなのね。かなり恥ずかしかったです)。  いや言い訳するわけじゃないけど、「あー、このバージョンだと、すずさん腹にいろいろ呑み込んだままこの先に進むのねー」とは思ってたんですよ? ただ、挿入されたエピソードが、前作の流れをぶった切る感じ(ただし原作もそう。原作は連載でエピソードの間には時間的に間があったことと、一気読みするにしてもページを繰る手間が入ってるので微妙に感覚が違うとも思うけど)に入ってたのでそれが引っかかってたのです。  でも、この重さを見せようとしたら、間の悪さも意図的なものだったんだなあと。いや片渕監督は平気でそのくらいやるしできる人だと思うので。  なので、某有名声優さんを起用したのに出番あれだけ? と思ったのも、あの役の「すずさんの呑み込む重いもの」っぷりを考えればあのくらいの格の人で当然って気もしてきました(もちろん営業的な部分もあるでしょうけれども)。 […]

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