Last (minor) update 3-Sep-96

福來飯店


 ただ、ひたすら驚異のお店。
 値段はリーズナブル、メニューの品数は……えっと、いくつかわかんないくらい多く、味は一級品。なんせ、ここの料理長さんは、周富徳氏の弟子、楊天福氏ですから。最近はあんまりお店に入っていないようだけど。
 いや、じつはこの店に行くまでは、周富徳氏には眉にツバつけてたんですが、ここで食べてから考えが変わりました。弟子の人でこれですから。
 この後、周富徳氏が料理長をなさっていた〈璃宮〉にもうかがいましたが('95/1末)、やはりこの店に輪をかけて旨かったです。ただし、この直後周氏は〈璃宮〉を離れてしまい、現在は〈富徳〉に専念されておられるようです。
 とにかく、ここでは周富徳氏の〈エビ巻揚げのマヨネーズソース〉が味わえますし、鮭チャーハンも食べられます。本物の塩魚のチャーハンも食べたいところですが、高級食材らしくて、こっちは無理ですが。
 あと、チャーハン系統は、一人前の値段(¥800程度)ですが、量は1.5〜2人前です。あと、中華粥なんかもありまして、こいつも殺人的な量です(コストパフォーマンス抜群なのは、鳥粥やピータン粥ですね)。
 中華お焦げもありますし、一般的な炒め物などももちろんあります。とにかく、一般的な中華屋さんにあるものはみんなあるです。お値段は、都心や商業地の3分の2程度。いや、同クラスの味を求めたら半額以下かも知れません。高級感という点ではたしかに劣りますけど。一人¥4,000食べようと思ったら、死ぬ覚悟が必要でしょう。
 もちろん、アワビやなまこ、鱶ヒレなんかもありますし、伊勢エビの料理や変わったところではソフトシェルクラブなんかの揚げ物もあったりします(これがまた旨い)。
 あー、なんか散文的な紹介になっちまいましたが、まず行ってみてください。

 なお、以前危惧しておりました、味の低下は、すっかり問題なくなりました。こないだ確かめてきましたが、以前にも増して良い感じです、はい。

 ああ、そうそう、この店、営業時間も超絶的ですが、本当の意味で年中無休です。正月三ヶ日すら、追加料金(一品+¥100だったかな。いや、+¥300か? 忘れました、すいません)だけで通常営業やってます。
 あ、定食がないか。
 ええと、この店、昼間は定食もあるんです。アワビや鱶ヒレと一緒に、¥700とかの定食を出してる店もなんかそれはそれで凄いですね;_;

定休日 :なし
営業時間:AM11:00〜AM2:00
所在地 :東京都杉並区阿佐谷南3-37-2
電話番号:03-3393-5010

 近々、写真とって来て掲載予定ですんで。


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