月別アーカイブ: 12月 2011

12/21 すこしばかになってみようとおもふ

 いままで、自分が書いた本について、自分というキャラと紐付けするのは極力避けてきたのです。子供のことに親がしゃしゃり出るのって、保護者的な意味を除けばみっともないと考えていたので。
 でもまあ、今回はちょっとそれをやめようと思います。いや、作家を自負するなら、自分という人間なんか介さなくったって、作品で勝負すべきだし、それはいまもそんなに考え方として変えていないつもりなんだけど。

 でもまずは周知されないと、なにを書いても空しく消えていくだけなので。
 本当に凄いものを書けたら、その時はなにもしなくてもなにか起きるかもしれないし、本当はそうあるべきなんだろうけど(ということを、最近知り合いの作家さんの作品を読んでいて真剣に思ってます。すこしは近づけた気がしていたが、正直、自分はまだその域には遠い)、まあ、いまが一世一代の機会かなあとも思っていたりするので。
 今回の『喪失の扉』がどれほどの作品なのか、厳密には自分で判断することは無理(絶対バイアスかかるし)だけど、まあ手ごたえだけはあるので、それを信じて恥をかくのも悪くないかなと。もちろん『ゼーガペイン』っていう作品のバックアップにもなるわけだし。どこから可能性が生まれるかわかりませんから。
 というわけで、可能な限りなんかやっていきたいと思います。
 そんなことを決意した夜。
 ちょっとだけ出遅れたけどナ。いろんな意味で。

 でまあ失敗したからってなにがどうってわけでもなく、おなじことを続けるだろうってのは秘密だ。誰のせいにもする気はない。実際誰のせいでもないし、誰かのせいにしたら負けだと思ってるから。

 夕飯はアルテ。今回は盛況。誰も口にしていないが、よく考えるとこれ忘年会だよな?
 今どき都内で1万を切るどころか何千円かおつりがきて、なおかつ酒代込みっていう店はそうないと思う。もちろん味も込みでの話で。
 ほどほどによく食べ、飲んで、かなり遅い時間に帰る。終電は楽勝でクリアだったけども。

 帰り道にある本屋。売り切れてました。まあ3冊入荷で1冊オレが買ったんだけどナ。

12/20 発売日

 まあ都内の大手書店では先週末からあったりするんだけど。
 そんなこんなで、急いで洗濯を終わらせてから渋谷方面へ出撃。交差点に面したところは置いてなかった。そもそもノベルスがほとんど見当たらなかったので、そういうことなんだろうと思う。もう一軒の地下のでかいところにはちゃんとあった。やっぱり位置が高い。
 だがいいのだ。これから目の高さ以下に、できればレジ周辺に置いてもらえるようにがんばれば。これは第一歩なのだから。自分内での。世間的には追い追いってことで。
 限られた範囲での話ではあるが、ツイッターなんかではそれなりにいい感じのツイートを見ることができてヒデキ感激。でも読み直してみると、まだまだの部分が目立つ。ううー、慢心してはいかんなー。慢心のしようもないんだけどさ。
 というわけで、ぜひともお手にとっていただいて、お読みいただければ幸いです。立場上回覧でいいからとか、無理に買わなくてもいいからとは言えないけど。でもまずは読んでいただきたいです。(自分にとっての)話はそれからだ。
 そういえば冒頭2ページだけ読めるっぽいです。けちらないでもっと見せればいいのにと思うんだけどどうなのかなあ。

 戻って夕飯。肉がヤバイので、それをなんとかすることと、あとカミさんなんかお腹つらいらしいので少しでも楽なものをと思い、鱈を買ってきてパン粉まぶして焼いた。
 あと、アキさんからおすすめいただいたマヨがたまたま届いていたので、それをソースがわりに。ああ、なるほど、これは確かにそれ自体を食べる方がいいかも。添え物の味じゃない。これはヤバイかも。

 ここんとこ寒いので、デロンギのオイルヒーターを使っている。部屋に比べて小さいので、膝下に置いて足もとを暖める方向で。おかげでおいらの部屋寒いんだぜ。

12/19 チャーハン食って池袋に行った

 朝から整骨院に行き、昼にちょいと用事をやってから、どんだけ並んでるか見るために出かける。途中で昼飯に炒飯(大盛り)を食べた。

 池袋の大店は全部置いていてくれたが、なんで高い位置ばかりなのか。まあそういうもんだと思いつつも。いや、結局自分がそういう成果を残してこなかったのが悪いのさ。いや真面目に。
 帰り、近所の大きめの本屋には置いてなかった。そもそもノベルスの棚はどこなんだ。まあノベルスの棚そのものがどこの本屋も小さいからねえ。駅前の本屋は朝日のノベルスは入れてくれてるんだが、自分のは基本ガン無視なんだよな。置いてもらえるようになりたいものだが。

 そんな感じで途中の駅から歩いて帰ってくる。いい運動になった。

 夕飯はグラタン。カミさんが作ってたカリフラワーの白いポタージュそのまんま使って。量が足りなかったのでちょっとベシャメル作ったが。
 結構具が多くなって、こりゃ食べ切れないかなーと思ったが、そんなことはなかった。芋なんかも入れたんだけどね。カミさんグラタン大好きだから。

 結構早い時間に起きたので、早めに寝てしまった。起きたら朝で、馬鹿力は録音が初聴きになってしまった。

12/18 アキハバラ

 カミさんたちは午前中からお出かけだったので、自分はゆっくり起きてから洗濯、干し物してから東にむかって出発。
 飯を補給してから、地下鉄とJR乗り継いで秋葉へ。目的は早売りしているという、最近はすっかりこの手の書店で最大手扱いになったところへ向かうため。だって、陳列場所がザンボットやボトムズなんかのサンライズ系の本で固められてる棚なんだぜ!
 いや、電気屋の上のほうにある店に先に行ったんですが、正直びびりました。あんたらどんだけ仕入れたんだと。ありがたい話ですが。でも全力で売れ残ったらどうしよう。売るためならなんでもやるので声かけてください。オレなんかより大貫さんとかの方が人が来るかもしれないが。
 その後、ガード下くぐって塔の方へ。おお、こっちもなんか平積みだからわかりにくいけど、どんだけ仕入れてんだよしかも全部シュリンクしてイラストカード同梱ってなんだよ。いや本当にありがたいことです。しかし売れるんだろうか、あんなに。売れてくれなきゃ困るんですが、物理的に無理な気がしてならんのです。というわけで売るためならなんでもやるので声をかけてください。オレより監督さんとかの方がいいなら声かけますから。
 ていうか大阪とかどこでも売るためならなんでもやるんで声かけてください。行けるところは行きますから。すいませんすいません。

 あんまり申し訳ないので1冊買って、そのまま帰投シークェンスを実行。帰りは山の手使った也。

12/17 いーおん

 最近ここばっか行ってる感じ。へたすっと近所のスーパーより行ってる。
 第一目標はナノのランドセル。大型スラスターとジェネレータとビームサーベルマウントラッチがついてるやつじゃなくて、文房具入れて背負うヤツ。売り場に連れてったら、迷わずキャメルカラーの最新型(しかも残り1個)に行ったのにはびっくり。カミさんなんかもそれがいいって言ってたから。ナノにはそんなこと一言も言ってないのに。言えばバイアスかかって、本当に欲しいのを選ばないかもと思ったので。
 すげえなあ。
 カミさんは海老が好きなのだが、ナノも教えなくても海老が大好きだし、最近はラーメンも好物で、これもカミさんと一緒。血は争えない。
 でもソーセージも好きだぜ。

 ナノを遊ばせている間に年末の掃除用品とか当座の食料品とかいろいろ買い込む。結構時間がかかってしまい、結局1時間ちょい遊ばせることになった。まあ本人疲れていなかったようなのでよし。
 それから昼飯。全員ラーメン。なんてこった。
 ちょっと食べ過ぎて、結局夕飯はグダグダ。まあそんなもんだ。

 明日はカミさんたちがお出かけ。どうすっかなー。なんか見にいくか。

12/16 朝からいろいろ

 ナノの学校(候補)の見学に行ったり、冷蔵庫の修理の時間が決まってどうも今日は整骨院行けない気配だったり、それでキャンセルの電話を入れたり、劇の練習を見たり、お昼にそばや天丼を食べたり、トイザらスによってなにやかやと見たり、冷蔵庫の修理に立ち合ったり、カミさん送って整骨院行って自分は来週回しにして帰ってきたり、まあいろいろ。
 その後眠くなったので寝ました。うんと、4時くらいから起きてたから。ちなみに昨日の就寝は9時過ぎだったので睡眠自体は足りてないわけではない。不規則すぎるが。

 冷蔵庫。
 やっぱり基板でしたか。まあこの手の故障が2年で起きるなんて、機械的にはあんまり考えられない(日○のモートルはいいよ。実績あるしね)ので、電子回路だろうなあとは思ってましたが。なんか冷蔵庫内のインジケータもちょっと異常な点滅起こしてたし。
 というわけで、上面にあるメンテナンスハッチ開けて基板とっかえて再起動で終わり。冷えるのには時間がかかった(消費電力が小さい分、冷却能力がそれほど大きくない)けど、正常に冷えてるのでよかった。つーか、この2、3日、あったかい日もあったけど、よくもってくれたぞ、冷蔵庫の断熱材。さすがに修理の頃には保冷材とかきれいに溶けてたけど。でもこの保冷材ももたせてくれた一因なので。

 さて。
 このまま安心して終わりではアレなので、次の仕事にかかろう。えっと、まずはプロット3本か。あと書きに入ってもいいのが1本(使ってもらえるかどうかはわかんないけど、4年ほど前にプロットが通った話があるのでそれを。で、遅いし古いからいらないって言われたらよそ持ってく)あるんでそれを。いまならなんでもやれそう。でも急がないと干上がっちゃうから注意注意。
 ああ、アキバの某書店(複数)では『喪失の扉』もう並んでるらしいですね。よろしくお願いします。

12/15 ぐわーん

 早朝に起きて、なぜかカミさんたちを見送ってから仕事開始。
 結構順調に進んで(書かなかったが昨日もやってた。それで進行具合が読めたので、まあだいたいこの辺で始めておけばなんとかなろうという感覚はあった)、お昼過ぎには終わる。が、洗濯物を干してない! てなわけでほとんどの飲食店が休み時間に入るタイミングになってしまったのだった。
 でもなんとなく今年〆切りのある最後の仕事っぽいので、プチ打ち上げでデッラカーザへ。
 普通に旨い飯を食べて、帰り際に今年のクリスマスのことを聞くと、なんと今年で終わりだという。クリスマスメニューもだが、お店も。
 かなりショックだったので、無理やり仲間内で共有するために知ってる人間にメール(迷惑)。
 そんなこんなで、わが家的には禁じ手だった24日ディナー確定(24日は自分ちと決めてたので)。来る人はよろしく。いや1名だけだが。他に思いつく人いないしなー。光ケ丘方面は30日にあるしなー。すげー飲み助のみなさんばかりなので、お酒が大量消費されてそれはお店にとってはとても目出度いことだとは思うのだが(って決めつけられるのも迷惑かそうか)。

 一応自分の書いた本くらい最低1冊はキープしておきたいので、昨日送ってしまった拙著のひとつを補給するためにネットの古本屋を巡る(すでに出版社に在庫がないのだ。もちろん流通在庫も)。リストにはあったので注文するが、これがなんと品切ればっか。ううー。いや完売してなんかいないので、たぶんああなってこうなって、古本はなんかそれなりに買ってくれる人がいてって感じなんだと思うんだけど、さてどうすべえ。
 とりあえず、目に付くところ全部注文してみた。全部通っちゃったら5冊くらい来ることになるが(でも値段は……いやいいんです)。
 なんかあったら余ってるのはプレゼントでもすっか。すげえ迷惑。

12/14 その2:のみかい

 夜、前からの約束で白黒と酒持って出かける。
 場所をうろ覚えで、だいたいの位置だけ覚えてたのでそっちへ行くが、見事に隣駅。爆死。結局待ち合わせに45分も遅れる。
 まあその後は順調で、とりあえずざーっとスライスしたのを魚に乗せたりそのまま食べたり。塩も持っていったのでうまくごまかせたと思うが。
 いやなんせ寿司屋だったので、あの匂いは相当に迷惑だったんじゃないかとも思ったりして。嫌いな人は大嫌いだからねえ。
 あと、持ってったバローロはよかったみたいです。まあさすがにバローロなので。値段はたいしたことなかったけど。でもきっと日本なら倍以上するんだろうなあ。そもそも入ってないっぽいけど。

 冷蔵庫は相変わらず音も立てず。コンプレッサーが回ってないのは間違いないが、ちょっと冷えてる気もする。どうなんだ。

12/14 送った送った

 気がつくと手許に残ったのは1冊のみ。ぐうう。
 本当はもっといろんな方々にお送りしたかったのだけど、それは来週になりそう。まあとりあえず急ぎの関係者とか、約束してた人とか、いろいろ。
 海外発送もひさびさにやった。なにせ中身全部本なので、重いわりにはなーんも恐いことない(税関で起こられる心配はまずなかろう)ので気は楽でいい。他のものは、国ごとになにやかやありそうなことがあるので、そういうのはちょっと気をもむ。なくなったところでかわりはあるし。送料がもったいないかなー。
 でもって、前回も送った関係の方に。この辺はきちんとしないと。まあ内容が失礼って話がないでもないが。

 でもって冷蔵庫が壊れた。寒い時期でよかった。修理の電話をしたら、なんか明後日とか言ってるぞ。もーなあ。修理の人に来てもらって、でもって部品取り寄せで時間かかったりしたらどうしてくれるんだろう。まだ買って2年だからなあ。まあ保証はメーカーだけだと1年しかつかないから、壊れても仕方ないのかもしれんが(長期保証は入っている)。
 いやー、真面目に小さい冷蔵庫バックアップで置いてあってよかった。なかったらたぶん買いに走ってたような気がする。
 症状的にはモーターが死んでるっぽい。モーターそのものが死ぬ可能性は低いので、たぶん制御回路かなあ。基板交換で済めばいいが。
 それにしても冷蔵庫の断熱能力は凄い。ほとんど冷却されてないのに、まだ中が冷たい。もちろん周囲の気温もあるんだろうけど。

12/13 もらってきたそして忘年会

 昼過ぎまで仕事。でもって、それから出かけて見本刷りを受領してくる。今日、某ネットラジオ関係で忘年会っぽいものがあるので、その時渡す予定で。
 戻ってから少し寝る。睡眠が足りないのだ。でもま寝ようとするとあんまり寝られない。なんだろう。
 結局ぎりぎりの時間まで粘ってしまい、ナノに起こされる。ナノはナノで、仕事先から送ってもらった低年齢層用の雑誌の付録を開けたくてしかたがなかったのだが、自分が起きて開けていいのかどうなのかを確認するまでカミさんに止められていたのだという。むう、メールかなんかで書いとくんだったな。
 でまあ自分のものと確認すると、嬉々として開けてました。カードゲームらしい。かなり豪華。

 人数はそれほど多くないと聞いていたような気がして、あと冊数もそんなにないので、ほどほどの数を持って出る。したら結構な人数集まってて、当然のように足りねえでやんの。というか全部持ってきても足りなかったかも。というわけで、ラジオの主宰の人とプレゼント用、あと関係の人だけに配っておしまい。申し訳ないっす、他の人たち。それを見越して10冊ほど追加でお願いしたのだが、まだ見本刷りの段階なので、自分もいつ手に入るかわからん状態だったりする。
 まあどこぞの超大手通販会社よりは早いと思うがな! なんだよ、発売日が延びたって。勝手に延ばさんでくれ。ていうかこれ以上発売日が延びたとかどうとか言わないでお願い。印象悪くなるから。
 それはともかく。
 あんまり食べず、酒もほどほどで帰る。ほどほどでよかった。なんとか寝込んだり乗り越したりせずに帰り着く。しかし一次会だけしか顔を出さなかったのに、なんであんなに遅くなったのか。一次会が長かったからなんだけどね。

 あと、ラジオのプレゼントで3冊しか出せなかったので、いろんな意味でフォロー企画考え中。景品程度のものだけど。あと、よく見たら数が少ない。

 ようやく読もうと思ってた本に手をつける。正直、途中で読んでたら心が折れていたかもしれないので。やっぱり同世代で自分より明らかに上の人間のしかも同ジャンルの本は純粋にファンになって読まないときついなあ。いまはもう完璧にファンモードですが。