日別アーカイブ: 2011年3月15日

3/15 まあそんなこんなで

 今日もしんどいです。主に精神的に。これが災害の恐さなのかも。
 いずれにせよ、いかにして平常心を保つか、これが重要ってことか。

 一日仕事はしていたものの、やはりどうしても関心は報道の方へ。もうNHK以外見る気がしないが、NHKですらしかたなく見ている感じ。もっとちゃんとしたところはないものだろうか。CNNとかある環境がちょっとうらやましく思える。
 うそをついているとまでは言わないが、黙っていることは多い感じ。<原発関係公式発表
 パニックを防ぎたいなら、事実を公開した上で、こちらに対する行動の指針をはっきりさせるべきだと感じる。もちろん気休めではなくて。気休めしかない状況なら、それもちゃんと言ってほしい。その辺は言い方ひとつだと思う。
 でも、気休めではない対処法って、よほどのことがないかぎり(チェルノブイリ級の事故が現在進行中だとしてもだ)あると思うので。なにすればいいのかわからない状況ってのが一番恐いのですよ。だからみんな勝手バラバラの行動に走ったりするわけで。
 ミスはしかたない。それ責めても状況が改善するわけじゃないから。だったら、この時点からでいいから、最善の方策を取ることを全力で考えていただきたいところ。特に関わってるいろんな組織の上層部のみなさま。保身に走って揚げ句立場悪くしたくないから沈黙って最悪だと思いません? ことはわりと重大な方向に行っちゃってるわけで、そこに関わっちゃってる人たちは、最善を探り、実行するのが義務であり責任だと感じるわけです。
 なにより、現場の人たち見殺しに等しいでしょう、いまのまんまじゃ。ねえ。彼らだけ必死で、「困った困ったどうしよう、このままじゃみんなにメッ!されちゃう!」じゃあねえ。でも現状はそうとしか見えないのは気のせい?

 そういえば、原発事故で恐いのは放射能汚染じゃなくて差別だというツィートが流れてたなあ。ありそう。放射性物質をかぶった人間に、ヤバイからこっちくんなって心理が働くのはわからないでもないが、わかるってのと実際そういうのが妥当かってのは別の話。
 別に被曝したって洗えば落ちるんだし、体内にさえ入らないように慎重にやるだけってことでしょう。
 ていうか、百歩譲って放射性のチリを付着させた人に、除染するまで近づかないってのはわからないでもないが、疑わしいってだけでこっちくんなだったら、それはなあ。
 状況が状況だし、差別しちゃった人がかりにいたとして(ツィートの真偽は検証できないんで)も責める気にはならないけれども、心折れるよねえ、差別された方は。
 おなじ状況におかれた時、自分はどうするだろう。それを考えるだけで気が重くなる。なんにせよ、これが災害ってものなのかもしれない。

 夕飯は焼き鳥丼。あとおみそ汁とサラダ。全部買い置きの再利用だったりするが、結構豪華な食卓。カミさん作。